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公開番号2025014881
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117815
出願日2023-07-19
発明の名称冷却装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F25B 39/02 20060101AFI20250123BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】メンテナンス性を向上させることができるようにする。
【解決手段】冷却装置は、圧縮機(12)、凝縮器(13)、膨張機構(14)、及び蒸発器(15)を接続した冷媒回路(10)と、前記圧縮機(12)、前記凝縮器(13)及び前記膨張機構(14)を収容する収容部(11)と、液体(E)中のスラッジを捕獲する捕獲部(22,112)とを備え、前記蒸発器(15)は、前記収容部(11)の下方に配置されるコイル部(15a)を含み、前記捕獲部(22,112)は、前記収容部(11)の下方に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮機(12)、凝縮器(13)、膨張機構(14)、及び蒸発器(15)を接続した冷媒回路(10)と、
前記圧縮機(12)、前記凝縮器(13)及び前記膨張機構(14)を収容する収容部(11)と、
前記蒸発器(15)に含まれ、前記収容部(11)の下方に配置され、液体(E)に浸漬されて前記液体(E)を冷却するコイル部(15a)と、
前記液体(E)中のスラッジを捕獲する捕獲部(22,112)と
を備え、
前記捕獲部(22,112)は、前記収容部(11)の下方に配置される、冷却装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記捕獲部(22)は、磁石(22b)を含み、前記磁石(22b)の磁力により前記スラッジを捕獲する、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記捕獲部(22,112)は、前記コイル部(15a)の内側に配置される、請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記コイル部(15a)の内側に配置され、前記液体(E)を攪拌することで前記液体(E)に攪拌流を生じさせる撹拌機(17)を備え、
前記捕獲部(22)は、前記攪拌流が生じる領域内に配置される、請求項3に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記捕獲部(22)は、上下方向に沿って延びる棒状の形状を有する、請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記捕獲部(22)は、前記上下方向に対して垂直な断面の外形が円形状を有する、請求項5に記載の冷却装置。
【請求項7】
前記捕獲部(22)は、前記収容部(11)、又は、前記収容部(11)の下面(11a)に設けられる脚部(18)に着脱可能に取り付けられる、請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
【請求項8】
前記収容部(11)又は前記脚部(18)には、前記捕獲部(22)の取り付け可能箇所が複数設けられる、請求項7に記載の冷却装置。
【請求項9】
前記捕獲部(22)の下端が、前記コイル部(15a)の下端よりも下方に位置する、請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
【請求項10】
前記捕獲部(22)は、前記コイル部(15a)の内側に配置され、かつ、前記収容部(11)の下面(11a)に着脱可能に取り付けられ、
前記コイル部(15a)と、前記収容部(11)の下面(11a)との間には隙間(C)が設けられる、請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の浸漬型液冷却装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を接続した冷媒回路を備え、蒸発器を液体に浸漬させて液体を冷却する。蒸発器は、コイル部を備える。コイル部は、上下方向に沿って螺旋状に巻回された内側冷媒配管と、内側冷媒配管を囲むと共に上下方向に沿って螺旋状に巻回された外側冷媒配管とを有する。内側冷媒配管及び外側冷媒配管には、工作液に含まれる研削屑などのスラッジが付着するのを防止するためにフッ素塗料が塗装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-068606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コイル部にフッ素塗料が塗装されていても、スラッジの付着を完全に防止できるわけではなく、コイル部にスラッジが僅かに付着してくるため、コイル部のメンテナンス作業が行われる。
【0005】
しかし、メンテナンス作業を行う際、コイル部の内側には手が届きにくいため、コイル部の内側に付着したスラッジを除去することは困難である。また、フッ素塗料の塗装は摩擦に弱いため、メンテナンス作業を行う際、スラッジを除去するためにコイル部の表面を拭き取るとコイル部の表面からフッ素塗料の塗装が剥がれてしまう可能性がある。
【0006】
本開示の目的は、メンテナンス性を向上させることができる冷却装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様の冷却装置は、圧縮機(12)、凝縮器(13)、膨張機構(14)、及び蒸発器(15)を接続した冷媒回路(10)と、前記圧縮機(12)、前記凝縮器(13)及び前記膨張機構(14)を収容する収容部(11)と、前記蒸発器(15)に含まれ、前記収容部(11)の下方に配置され、液体(E)に浸漬されて前記液体(E)を冷却するコイル部(15a)と、前記液体(E)中のスラッジを捕獲する捕獲部(22,112)とを備え、前記捕獲部(22,112)は、前記収容部(11)の下方に配置される。
【0008】
第1の態様では、捕獲部(22,112)によりスラッジを捕獲することで、コイル部(15a)にスラッジが付着することを抑制できるので、メンテナンス性を向上させることができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、前記捕獲部(22)は、磁石(22b)を含み、前記磁石(22b)の磁力により前記スラッジを捕獲する。
【0010】
第2の態様では、磁石(22b)の磁力により捕獲部(22)の表面に付着したスラッジを拭き取ることで捕獲部(22)を再利用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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