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公開番号
2024159198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023075038
出願日
2023-04-28
発明の名称
コンビネーションケース
出願人
中野冷機株式会社
代理人
個人
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20241031BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】下方に位置する平型ショーケース部と上方に位置するリーチインショーケース部とを有するコンビネーションケースにおいて、製作効率を向上させ、部品点数を削減してコストダウンを図り、商品収容容積を増大させる。
【解決手段】コンビネーションケース1は、下方に位置する平型ショーケース部2と上方に位置するリーチインショーケース部3とを有し、平型ショーケース部2とリーチインショーケース部3との外周を囲む一体構造の外装ケース4を有し、外装ケース4の内側に形成されて平型ショーケース部2とリーチインショーケース部3とに冷気を導く連続した冷気通路5を有し、冷気通路5内に配置された一つの冷却器16を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下方に位置する平型ショーケース部と上方に位置するリーチインショーケース部とを有するコンビネーションケースであって、
前記平型ショーケース部と前記リーチインショーケース部との外周を囲む一体構造の外装ケースと、
前記外装ケースの内側に形成され、前記平型ショーケース部と前記リーチインショーケース部とに冷気を導く連続した冷気通路と、
前記冷気通路内に配置された一つの冷却器と、
を有することを特徴とするコンビネーションケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、下方に位置する平型ショーケース部と上方に位置するリーチインショーケース部とを有するコンビネーションケースに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗では、下方に平型ショーケース部を有して上方にリーチインショーケース部を有するコンビネーションケースが使用されており、例えば、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-166785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているコンビネーションケースは、平型ショーケース部とリーチインショーケース部とを個別に製作し、平型ショーケース部の上にリーチインショーケース部を重ねて配置し、連結している。従って、平型ショーケース部とリーチインショーケース部とを個別に製作しているため、部品点数が増加するとともに製作に手間がかかっている。また、個別に製作した平型ショーケース部とリーチインショーケース部とを連結する際には専用の連結部材が必要となるため、部品点数がさらに増加する要因となっている。しかも、平型ショーケース部とリーチインショーケース部とを連結する作業は、連結部(例えば、ネジ穴等)の位置合わせのために重量物であるリーチインショーケース部を前後左右に移動させて位置調節する必要があり、連結作業に手間と時間とがかかっている。さらに、平型ショーケース部とリーチインショーケース部との双方に冷却器や冷却器の霜付を防止するヒータ、及び、冷却器が上方に位置するリーチインショーケース部にあることでドレン受け、ドレンホース、ドレンヒータを設ける必要があり、これらはコンビネーションケースの製作費の中で大きな要素となっている。また、リーチインショーケース部は底板部を有し、この底板部は商品を収容するスペースではないため、コンビネーションケースは外観寸法の大きさに比べて商品収容容積の比率が小さくなっている。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、下方に位置する平型ショーケース部と上方に位置するリーチインショーケース部とを有するコンビネーションケースにおいて、製作効率を向上させ、部品点数を削減してコストダウンを図り、外形寸法に対する商品収容容積を増大させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るコンビネーションケースは、下方に位置する平型ショーケース部と上方に位置するリーチインショーケース部とを有するコンビネーションケースであって、前記平型ショーケース部と前記リーチインショーケース部との外周を囲む一体構造の外装ケースと、前記外装ケースの内側に形成され、前記平型ショーケース部と前記リーチインショーケース部とに冷気を導く連続した冷気通路と、前記冷気通路内に配置された一つの冷却器と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコンビネーションケースによれば、平型ショーケース部とリーチインショーケース部とが一体構造の外装ケース内に収まっているため、平型ショーケース部とリーチインショーケース部とを個別に製作する必要がなく、部品点数が少なくなるとともに製作に手間がかからなくなり、コストダウンが達成されている。しかも、個別に製作した平型ショーケース部とリーチインショーケース部とを連結するという作業が不要になるとともに、連結用の部品が不要となり、さらなるコストダウンが達成されている。また、平型ショーケース部とリーチインショーケース部とに冷気を導く連続した冷気通路が形成され、この冷気通路内に一つの冷却器が配置されているため、冷却器や冷却器の霜付を防止するヒータの数を減らすことができ、より一層のコストダウンが達成されている。しかも、冷却器を上方に位置するリーチインショーケース部に設ける必要がなくなり、上方に冷却器を設けた場合に必要となるドレン受け、ドレンホース、ドレンヒータの部品が不要となり、これらの部品が不要となることに伴ってさらなるコストダウンが達成される。また、リーチインショーケース部には底板部を設ける必要がないため、コンビネーションケースの外形寸法に対する商品収容容積の比率を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態のコンビネーションケースを示す断面側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態について図面に基いて説明する。図1はコンビネーションケース1を示す断面側面図であり、このコンビネーションケース1は、下方に位置する平型ショーケース部2と、上方に位置するリーチインショーケース部3とを有している。これらの平型ショーケース部2とリーチインショーケース部3とは、コンビネーションケース1の外周を囲む一体構造の外装ケース4内に形成されている。外装ケース4の内側には、平型ショーケース部2とリーチインショーケース部3とに亘って連続した構造の冷気通路5が形成されている。
【0010】
平型ショーケース部2は、商品(冷蔵商品、冷凍商品)が重ねた状態で収容される商品収容室6を有している。商品収容室6の底部には、商品が載置されるデッキパン7が取付けられている。商品収容室6の手前側上方部には、商品収容室6内に商品を出し入れする際に解放されるスライドドア8が取付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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