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公開番号
2025062665
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171835
出願日
2023-10-03
発明の名称
ショーケース
出願人
中野冷機株式会社
代理人
主分類
A47F
3/04 20060101AFI20250408BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】仕切体を用いて冷気の流れを制御することにより、下方に位置する商品陳列棚に冷蔵商品を陳列して上方に位置する商品陳列棚に加温商品を陳列する状態と、全ての商品陳列棚に冷蔵商品又は加温商品を陳列する状態とに切替えて使用できるショーケースにおいて、商品陳列室の容積を大きくし、商品陳列室内に陳列できる商品の最大量を大きくする。
【解決手段】本体ケース1の天井板12の下面側に、仕切体9を天井板12に沿った姿勢で着脱可能に保持する仕切体保持部13を設ける。仕切体9が仕切体保持部13に保持された場合には、仕切体9の挿着側先端部が冷気通路4内に侵入し、冷気通路4内を流れる冷気がさらに内部通路10内を流れ。商品陳列室2内に吹き出すようにする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に商品陳列室を有する本体ケースと、
前記商品陳列室内に上下方向に配列された複数段の商品陳列棚と、
前記本体ケース内の背面側に上下方向に形成され、冷却器が駆動されることにより生成される冷気が上方向きに流れる冷気通路と、
前記商品陳列棚の下面側に設けられた仕切体挿着部と、
前記仕切体挿着部に着脱可能に挿着され、前記仕切体挿着部に挿着された場合には、挿着側先端部が前記冷気通路内に侵入してこの冷気通路内を流れる冷気が挿着位置より上方へ流れることを阻止するとともに、上方へ流れることを阻止された冷気が内部に形成された内部通路内を流れてその先端側から前記商品陳列室内に吹き出す仕切体と、
前記商品陳列棚に設けられてオン・オフ切替可能なヒータと、
前記本体ケースの天井板の下面側に設けられ、前記仕切体を前記天井板に沿った姿勢で着脱可能に保持する仕切体保持部と、を有し、
前記仕切体が前記仕切体保持部に保持された場合には、前記仕切体の前記挿着側先端部が前記冷気通路内に侵入してこの冷気通路内を流れる冷気が前記内部通路内を流れてその先端部から前記商品陳列室内に吹き出すことを特徴とするショーケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、本体ケース内に複数段の商品陳列棚が配列され、下方に位置する商品陳列棚に冷蔵商品を陳列して上方に位置する商品陳列棚に加温商品を陳列する状態と、全ての商品陳列棚に冷蔵商品又は加温商品を陳列する状態とに切替えて使用することができるショーケースに関する。
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【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗では、本体ケース内に複数段の商品陳列棚が設けられ、さらに、本体ケース内の背面側に上下方向に延出する冷気通路が設けられたショーケースが使用されている。このようなショーケースでは、本体ケースの天井部の内側に天井側空間が設けられ、冷気通路の上端部が天井側空間に連通されている。そして、商品陳列棚に冷蔵商品が陳列されている場合には、冷気通路内を上昇した冷気を天井側空間内に導き、その冷気を天井側空間の手前側先端部に形成されている吹出口か下向きに吹出させて冷気のエアカーテンを形成し、そのエアカーテンによって商品陳列棚に陳列されている冷蔵商品を冷やしている。
【0003】
ところで近年では、本体ケース内に冷蔵商品と加温商品とを同時に陳列することを可能としたショーケースが次第に普及しており、例えば、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5493672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているショーケースは、本体ケース内に複数段の商品陳列棚が配列され、本体ケース内の背面側に冷気通路が上下方向に形成され、天井部の内側には天井側空間が形成され、冷気通路の上端部が天井側空間に連通されている。また、各商品陳列棚にはオン・オフ切替可能なヒータが設けられている。
【0006】
さらに、特許文献1に記載されたショーケースでは、各商品陳列棚の下面側に仕切体挿着部が設けられ、この仕切体挿着部には仕切体が着脱可能に挿着されるようになっている。仕切体の内部には、冷気が流れることが可能な両端開口の内部通路が形成されている。仕切体を仕切体挿着部に挿着することにより、その挿着位置で仕切体により冷気通路が閉止され、冷気通路内を上方へ流れていた冷気は仕切体の一方の開口から内部通路内に流入し、内部通路内に流入した冷気は内部通路の他方の開口から下向きに吹出して冷気のエアカーテンを形成するようになっている。
【0007】
ここで、下方に位置する商品陳列棚に冷蔵商品を陳列し、上方に位置する商品陳商棚に加温商品を陳列する場合について説明する。その場合には、加温商品が陳列されている商品陳列棚のうち最下段の商品陳列棚の仕切体挿着部に仕切体を挿着し、冷却器を駆動させる。冷却器が駆動されることにより冷気が生成され、生成された冷気は冷気通路内と仕切体の内部通路内とを流れ、内部通路の先端部から商品陳列室内に吹き出して冷気のエアカーテンが形成され、下方の商品陳列棚に陳列されている冷蔵商品が冷やされる。一方、加温商品が陳列されている上方側の商品陳列棚においては、ヒータをオンさせることにより加温商品が加温される。
【0008】
つぎに、全ての商品陳列棚に陳列された商品が冷蔵商品又は加温商品である場合について説明する。陳列される全ての商品が冷蔵商品である場合は、仕切体を天井側空間に形成された天井側仕切体挿着部に挿着し、冷却器を駆動させて冷気を生成する。生成された冷気は、冷気通路内を上昇して天井側空間内に流入し、さらに、仕切体の内部通路内を流れてその先端側から吹き出すことにより冷気のエアカーテンが形成され、商品陳列棚に陳列されている全ての冷蔵商品が冷気のエアカーテンにより冷やされる。一方、全ての商品陳列棚に陳列されている商品が加温商品である場合には、冷却器は駆動させずに全てのヒータをオンにすることにより、商品陳列棚に陳列されている全ての加温商品が加温される。
【0009】
ここで、特許文献1に記載されたショーケースでは、冷気通路内を上昇した冷気を天井側空間内に導き、その冷気が天井側仕切体挿着部に挿着された仕切体の内部通路内を流れてその先端部から商品陳列室内に吹き出す。そのため、ショーケースの天上部の内側には天井側空間を形成する必要があり、この天井側空間を形成することによって最上段の商品陳列棚の上方のスペースが狭くなり、最上段の商品陳列棚に陳列できる商品の量が少なくなるという問題が生じている。
【0010】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、商品陳列室内に複数段の商品陳列棚が上下方向に配列され、仕切体を用いて冷気の流れを制御することにより、下方に位置する商品陳列棚に冷蔵商品を陳列して上方に位置する商品陳列棚に加温商品を陳列する状態と、全ての商品陳列棚に冷蔵商品又は加温商品を陳列する状態とに切替えて使用できるようにしたショーケースにおいて、本体ケースの天上部に設けられるべき冷気の通路と仕切体に形成される冷気の通路とを共通化することにより、本体ケースの天上部の内側に冷気が流れる天井側空間を設けることを不要とし、この天井側空間を不要とすることにより最上段の商品陳列棚の上方のスペースを大きくすることができるとともに、最上段の商品陳列棚に陳列できる商品の量を多くすることができるショーケースを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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