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公開番号2024149136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062832
出願日2023-04-07
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 17/08 20060101AFI20241010BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】小貯蔵室の室内を低温に保ちつつ断熱性を向上できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫10は、貯蔵室である冷蔵室12と、冷蔵室12に送風される空気が冷却器である蒸発器116により冷却される冷却室115と、冷却室115から冷蔵室12に送風される空気が通過する供給風路118と、冷蔵室12の内部に区画形成された小貯蔵室であるチルド室20と、を具備する。上面部21は、チルド室20をその上方部分と断熱する上面断熱部211と、供給風路118から小貯蔵室に供給される空気が通過する上面送風路212と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室に送風される空気が冷却器により冷却される冷却室と、
前記冷却室から前記貯蔵室に送風される前記空気が通過する供給風路と、
前記貯蔵室の内部に区画形成された小貯蔵室と、を具備し、
前記小貯蔵室の上面部は、前記小貯蔵室をその上方部分と断熱する上面断熱部と、前記供給風路から前記小貯蔵室に供給される前記空気が通過する上面送風路と、を有することを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記上面部は、断熱部材と、前記断熱部材を上面から覆う上面カバーと、前記断熱部材を下面から覆う下面カバーと、を有し、
前記上面送風路は、前記断熱部材の下面と前記下面カバーとの間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記下面カバーを開口することで、前記上面送風路から前記小貯蔵室に前記空気か吹き出される吹出開口部が形成され、
前記吹出開口部は、幅方向における一端側に形成された第1吹出開口部と、幅方向における他端側に形成された第2吹出開口部と、を有し、
前記小貯蔵室から前記冷却室に向かって帰還する前記空気が通過する庫内連通部は、幅方向における一端側に形成され、
前記第2吹出開口部の開口面積は、前記第1吹出開口部の開口面積より大きいことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記断熱部材の下面を上方に向かって窪ませることで凹状領域が形成され、
前記上面送風路は、前記凹状領域と前記下面カバーとにより囲まれる空間であることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記下面カバーには伝熱板が取り付けられ、
前記下面カバーを開口することで、前記上面送風路から前記小貯蔵室に前記空気か吹き出される吹出開口部が形成され、
前記凹状領域は、
前記伝熱板を覆う領域と前記吹出開口部を覆う領域に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記貯蔵室は、冷蔵室であり、
前記小貯蔵室は、チルド室であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、貯蔵室の内部に小貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載されたような、冷蔵室の内部に、収納容器により区画形成された小貯蔵室が配置された冷蔵庫が知られている。ここでは、冷蔵室の最下部にチルド容器が収納され、チルド容器により小貯蔵室が区画形成される。送風機が送風した空気は、冷蔵室の後方側に形成された送風路を経由して冷蔵室に供給される。また、送風路に送風された空気の一部は、冷蔵室を経由せずに、チルド容器に送風され、肉等の被収容物に冷風が供給される。このようにすることで、チルド容器の容器内温度は、冷蔵室の庫内温度よりも低くされ、例えば0℃以下とされる。これにより、チルド容器に収納された肉等の食品を保存することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-44687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述した特許文献に記載された冷蔵庫では、小貯蔵室の安定した低温化の観点から改善の余地があった。
【0005】
具体的には、前述したチルド室に、冷却室からの空気を直接的に送風することで、チルド室の内部を冷凍温度帯域に冷却することはできるものの、チルド室と冷蔵室の他部分との断熱は十分とは言えない。例えば、チルド室の上面に高温食品等が載置されると、チルド室の庫内空気と当該高温食品とが不必要に熱交換することで、チルド室の庫内温度が上昇してしまい、チルド室に貯蔵された食品の鮮度に悪影響が及ぶ課題があった。
【0006】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小貯蔵室を低温に保ちつつ断熱性を向上できる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室に送風される空気が冷却器により冷却される冷却室と、前記冷却室から前記貯蔵室に送風される前記空気が通過する供給風路と、前記貯蔵室の内部に区画形成された小貯蔵室と、を具備し、前記小貯蔵室の上面部は、前記小貯蔵室をその上方部分と断熱する上面断熱部と、前記供給風路から前記小貯蔵室に供給される前記空気が通過する上面送風路と、を有することを特徴とする。従って、上面断熱部により小貯蔵室をその上方部分と断熱できる。よって、小貯蔵室の上面に高温食品等が載置された場合でも、高温食品により小貯蔵室の内部が昇温することが抑制され、小貯蔵室に貯蔵された食品等の鮮度を良好に保持できる。また、上面送風路を有することで、小貯蔵室の内部全体に空気を送風することができ、小貯蔵室の内部を効果的に冷却できる。
【0008】
(2)また、本実施形態の冷蔵庫では、前記上面部は、断熱部材と、前記断熱部材を上面から覆う上面カバーと、前記断熱部材を下面から覆う下面カバーと、を有し、前記上面送風路は、前記断熱部材の下面と前記下面カバーとの間に形成されることを特徴とする。従って、断熱部材の下面側に上面送風路を形成することで、上面送風路を外部と断熱することができる。よって、上面送風路を経由して、冷却された空気を小貯蔵室に送風することで、小貯蔵室を更に効果的に冷却できる。
【0009】
(3)また、本実施形態の冷蔵庫では、前記下面カバーを開口することで、前記上面送風路から前記小貯蔵室に前記空気か吹き出される吹出開口部が形成され、前記吹出開口部は、幅方向における一端側に形成された第1吹出開口部と、幅方向における他端側に形成された第2吹出開口部と、を有し、前記小貯蔵室から前記冷却室に向かって帰還する前記空気が通過する庫内連通部は、幅方向における一端側に形成され、前記第2吹出開口部の開口面積は、前記第1吹出開口部の開口面積より大きいことを特徴とする。従って、第2吹出開口部の開口面積が大きいことにより、第2吹出開口部から庫内連通部に向かって多くの空気を流すことができる。よって、第2吹出開口部から吹き出された空気が、小貯蔵室を幅方向に沿って横断するように流れ、小貯蔵室を全体的に冷却できる。
【0010】
(4)また、本実施形態の冷蔵庫では、前記断熱部材の下面を上方に向かって窪ませることで凹状領域が形成され、前記上面送風路は、前記凹状領域と前記下面カバーとにより囲まれる空間であることを特徴とする。従って、断熱部材の凹状領域により上面送風路を形成することで、上面送風路が形成されない部分では断熱部材を厚く形成することができるので、断熱部材の断熱性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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