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公開番号2024149137
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062833
出願日2023-04-07
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F25D 17/08 20060101AFI20241010BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】貯蔵室の有効容積を確保しつつ、小貯蔵室からの帰還空気を良好に冷却室に帰還させることができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫10は、庫内壁部29と、上方冷蔵室121の内部に形成されたチルド室20と、下部貯蔵室の内部に形成された野菜室33と、チルド室20の後方側において、上方冷蔵室121と下部貯蔵室とを連通させる庫内連通部23と、を具備する。庫内壁部29は、上方冷蔵室121に向けて開口する上方開口部293と、下部貯蔵室に向けて開口する下方開口部294と、上方開口部293と下方開口部294とを連通する連通部295と、を有する。庫内連通部23は下方開口部294よりも後方側に配設され、庫内連通部23の前方側に、庫内壁部29の下面から下方に向かって伸びる壁状部31が形成される。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室を、上方貯蔵室と下方貯蔵室とに区切る庫内壁部と、
前記上方貯蔵室の内部に形成された第1小貯蔵室と、
前記下方貯蔵室の内部に形成された第2小貯蔵室と、
前記第1小貯蔵室の後方側において、前記上方貯蔵室と前記下方貯蔵室とを連通させる庫内連通部と、を具備し、
前記庫内壁部は、前記上方貯蔵室に向けて開口する上方開口部と、前記下方貯蔵室に向けて開口する下方開口部と、前記上方開口部と前記下方開口部とを連通する連通部と、を有し、
前記庫内連通部は前記下方開口部よりも後方側に配設され、
前記庫内連通部の前方側に、前記庫内壁部の下面から下方に向かって伸びる壁状部が形成されることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記壁状部は、垂直に下方に向かって伸びることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記壁状部の前方において、前記下方開口部から下方に向かって空気が吹き出されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記第2小貯蔵室の庫内温度は、前記第1小貯蔵室の庫内温度よりも高くなるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記貯蔵室から冷却室に帰還する空気が流入する貯蔵室帰還口を更に具備し、
前記貯蔵室帰還口は、前記庫内連通部の下方に配設されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記上方開口部は、前記第1小貯蔵室の前端近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記貯蔵室は、冷蔵室であり、
前記第1小貯蔵室は、チルド室であり、
前記第2小貯蔵室は、野菜室であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関し、特に、貯蔵室の内部に小貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載されたような、冷蔵室の内部に、収納容器により区画形成された小貯蔵室が配置された冷蔵庫が知られている。ここでは、冷蔵室の最下部にチルド容器が収納され、チルド容器により小貯蔵室が区画形成される。送風機が送風した空気は、冷蔵室の後方側に形成された送風路を経由して冷蔵室に供給される。また、送風路に送風された空気の一部は、冷蔵室を経由せずに、チルド容器に送風され、肉等の被収容物に冷風が供給される。このようにすることで、チルド容器の容器内温度は、冷蔵室の庫内温度よりも低くされ、例えば0℃以下とされる。これにより、チルド容器に収納された肉等の食品を保存することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-44687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述した特許文献に記載された冷蔵庫では、各貯蔵室を所定の冷却温度帯域に保つ観点から改善の余地があった。
【0005】
具体的には、冷蔵室の内部にチルド室を形成すると、チルド室は他の冷蔵室よりも低温の温度帯域とされる。よって、チルド室から冷却室に帰還する帰還空気が、他の冷蔵室に送風されると、冷蔵室が不用意に冷却されていまい、冷蔵室に貯蔵された食物に悪影響が及ぶ課題があった。また、チルド室から冷却室に帰還する帰還空気のために、専用の帰還ダクトを配設すると、帰還ダクトにより冷蔵室の有効領域が圧迫されてしまう課題があった。
【0006】
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、貯蔵室の有効容積を確保しつつ、小貯蔵室からの帰還空気を良好に冷却室に帰還させることができる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を、上方貯蔵室と下方貯蔵室とに区切る庫内壁部と、前記上方貯蔵室の内部に形成された第1小貯蔵室と、前記下方貯蔵室の内部に形成された第2小貯蔵室と、前記第1小貯蔵室の後方側において、前記上方貯蔵室と前記下方貯蔵室とを連通させる庫内連通部と、を具備し、前記庫内壁部は、前記上方貯蔵室に向けて開口する上方開口部と、前記下方貯蔵室に向けて開口する下方開口部と、前記上方開口部と前記下方開口部とを連通する連通部と、を有し、前記庫内連通部は前記下方開口部よりも後方側に配設され、前記庫内連通部の前方側に、前記庫内壁部の下面から下方に向かって伸びる壁状部が形成されることを特徴とする。本実施形態の冷蔵庫によれば、庫内連通部の前方側に壁状部を配設することで、庫内連通部を経由して送風される空気が、前方に向かって進行することが更に抑制される。係る事項によっても、第2小貯蔵室の庫内温度が不用意に変化することを抑制できる。
【0008】
(2)また、本実施形態の冷蔵庫では、前記壁状部は、垂直に下方に向かって伸びることを特徴とする。本実施形態の冷蔵庫によれば、庫内連通部を経由して送風される空気を、垂直に下方に沿って流すことができる。よって、庫内連通部からの空気が、第2小貯蔵室の庫内に拡散することを抑制し、第2小貯蔵室が不必要に冷却されることを防止できる。
【0009】
(3)また、本実施形態の冷蔵庫では、前記壁状部の前方において、前記下方開口部から下方に向かって空気が吹き出されることを特徴とする。本実施形態の冷蔵庫によれば、下方開口部から下方に向かって送風される空気が、例えばエアカーテンのように機能する。よって、庫内連通部から下方に向かって、冷却室に帰還するために送風される空気は、係るエアカーテンの機能により、前方に進行することが妨げられる。このことから、庫内連通部を経由して送風される空気により、第2小貯蔵室の庫内温度が不用意に変化されることを抑制できる。
【0010】
(4)また、本実施形態の冷蔵庫では、前記第2小貯蔵室の庫内温度は、前記第1小貯蔵室の庫内温度よりも高くなるように設定されることを特徴とする。本実施形態の冷蔵庫によれば、第1小貯蔵室から帰還する低温の空気が、第2小貯蔵室に行き渡ることを抑制することにより、第2小貯蔵室の庫内温度が不用意に低下することを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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