特許ウォッチ

公開番号2024080385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193532
出願日2022-12-02
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 21/04 20060101AFI20240606BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷蔵室内における冷気の流れをより適切にしつつ、扉の結露を抑制する。
【解決手段】冷蔵室110を有する冷蔵庫100が提供される。冷蔵庫は、冷蔵室の背面に設けられ、上部から冷気を吹き出すための冷気ダクト117を備える。冷蔵室の天井110Tの、冷気ダクトの前方部分に、下方に張り出した凸部150が設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
冷蔵室を有する冷蔵庫であって、
前記冷蔵室の背面に設けられ、上部から冷気を吹き出すための冷気ダクトを備え、
前記冷蔵室の天井の、前記冷気ダクトの前方部分に、下方に張り出した凸部が設けられる、冷蔵庫。
続きを表示（約 390 文字）【請求項２】
前記凸部の背面側には、複数の凹凸形状が形成される、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項３】
前記凸部は、その頂点が冷蔵室内の棚の前端部よりも前方に位置するように配置される、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項４】
前記冷蔵室の正面に配置される観音開きの左右の扉をさらに備え、
前記凸部は、正面視において、前記左右の扉の境界付近に配置される、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項５】
前記凸部は、庫内灯の少なくとも一部である、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項６】
前記冷蔵室の正面に配置される観音開きの左右の扉をさらに備え、
前記庫内灯は、複数のライトを含み、
前記複数のライトのいずれかは、正面視において、前記左右の扉の境界付近に配置される、請求項５に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、冷蔵庫の技術に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
冷却室への冷気の流れを好ましいものとして、扉付近の結露を抑制するための各種の技術が知られている。例えば、特開平５－７１８５４号公報（特許文献１）には、観音開式扉を有する冷凍室を設けた冷蔵庫が開示されている。特許文献１によると、冷凍室の奥部に複数の冷気吐出口を有するカバーを配置し、閉扉状態で仕切体の相対向する箇所には冷気吐出口を設けていない構成とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平５－７１８５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の構成では、貯蔵室の中央付近への冷気の供給が不足する恐れがあるなど、貯蔵室へ適切な冷気が供給できない、という課題がある。
【０００５】
そこで、本発明は、冷蔵室内における冷気の流れをより適切にしつつ、扉の結露を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一局面においては、冷蔵室を有する冷蔵庫が提供される。冷蔵庫は、冷蔵室の背面に設けられ、上部から冷気を吹き出すための冷気ダクトを備える。冷蔵室の天井の、冷気ダクトの前方部分に、下方に張り出した凸部が設けられる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明の一局面によれば、冷蔵室内における冷気の流れをより適切にしつつ、扉の結露を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施の形態にかかる冷蔵庫の全体の正面図である。
本実施の形態にかかる冷蔵庫の内部を示す正面図である。
図１のＡ－Ａ断面図である。
図２のＢ－Ｂ断面図である。
本実施の形態にかかる庫内灯付近の拡大図である。
本実施の形態にかかる庫内灯を示す前下方斜視図である。
本実施の形態にかかる庫内灯を示す後下方斜視図である。
本実施の形態にかかるＬＥＤ基板を示す下方斜視図である。
本実施の形態にかかる、扉が少しだけ開いている状態を示す冷蔵庫の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
＜第１の実施形態＞
（冷蔵庫１００の全体構成）
【００１０】
まず、本実施の形態にかかる冷蔵庫１００の全体構成を説明する。図１から図３を参照して、冷蔵庫１００の外壁は、主として断熱箱体１０１で構成されている。換言すれば、断熱箱体１０１によって冷蔵庫１００の内部の貯蔵空間が形成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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