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公開番号2025006273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106964
出願日2023-06-29
発明の名称粒状物質排出装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類G01F 11/18 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約【課題】電子部品に粒状の物質が触れにくい粒状物質排出装置を提供する。
【解決手段】粒状の物質を所定の量ずつ排出する排出機構132を有する排出機構ユニット130と、粒状の物質の排出量を管理する電子部品164を有する電子部品ユニット150と、を備える粒状物質排出装置100が提供される。排出機構と電子部品との間に、仕切り151Yが設けられる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
粒状の物質を所定の量ずつ排出する排出機構を有する排出機構ユニットと、
前記粒状の物質の排出量を管理する電子部品を有する電子部品ユニットと、を備え、
前記排出機構と前記電子部品との間に、仕切りが設けられる粒状物質排出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記電子部品ユニットは、前記電子部品を収納する第1のケースを有し、
前記排出機構ユニットは、前記排出機構をカバーする第2のケースを有し、
前記仕切りは、前記第1のケースの一部であって、
前記第1のケースと、前記第2のケースと、が着脱自在に構成される、請求項1に記載の粒状物質排出装置。
【請求項3】
前記第2のケースには、前記排出機構内に入り込んだ前記粒状の物質を排出口側に向けて排出するための第1の孔が形成される、請求項2に記載の粒状物質排出装置。
【請求項4】
前記排出機構ユニットに取り付けられる、前記粒状の物質を貯蔵するためのタンクをさらに備える、請求項1または2に記載の粒状物質排出装置。
【請求項5】
前記排出機構ユニットには、前記排出機構内に入り込んだ前記粒状の物質を前記タンクに向けて排出するための第2の孔が形成される、請求項4に記載の粒状物質排出装置。
【請求項6】
前記排出機構には、所定の量の前記粒状の物質を収納する待機スペースが形成され、ユーザによって操作ボタンが押されるたびに、前記待機スペースの前記粒状の物質が排出される構成となっており、
前記排出機構には、前記操作ボタンが押される際に移動する磁石が設けられ、
前記電子部品は、前記操作ボタンが押されたときに前記磁石を検知できる位置に設けられた磁力センサを含む、請求項1に記載の粒状物質排出装置。
【請求項7】
前記電子部品は、ジャイロセンサとマイクロコンピュータとを含み、
前記マイクロコンピュータは、前記ジャイロセンサの検知結果に基づいて、排出口が下を向いている場合に、前記操作ボタンが押された回数をカウントする、請求項6に記載の粒状物質排出装置。
【請求項8】
前記電子部品は、ジャイロセンサとマイクロコンピュータとを含み、
前記マイクロコンピュータは、前記ジャイロセンサの検知結果に基づいて、排出口が下を向いている状態が所定時間以上続くと警告を出力する、請求項1に記載の粒状物質排出装置。
【請求項9】
前記電子部品は、ジャイロセンサとマイクロコンピュータと通信モジュールとを含み、
前記ジャイロセンサの検知結果に基づいて、前記通信モジュールが起動される、請求項1に記載の粒状物質排出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粒状の物質を貯蔵したり、当該粒状の物質を排出したりするための粒状物質排出装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、調味料などを小出しにする装置が知られている。たとえば、特表平9-508698号公報(特許文献1)には、調味料小出し容器が開示されている。特許文献1によると、ディスペンサーはプランジャーを有し、このプランジャーは塩、胡椒などの調味料を小出しするために下方へ押圧される。調整装置が設定されて、予め定めた量がプランジャーのストローク毎に小出しされる。プランジャーは小出しヘッドを有し、この小出しヘッドは装置の基部の出口開口を挿通される。小出しヘッドは複数の垂直方向に間隔を隔てた凹部を有し、壁がこれらの凹部を隔離している。これらの壁は出口開口の平面と鋭角をなす。基部は小出しヘッドの下側端部で弾性シール部材の上を滑ることができ、ディスペンサーの補充や清掃のために基部の取り外しおよび交換ができるようにする。弾性シールはハウジングと外気との間の開口をシールして、湿った空気から装置の部品の詰まりおよびジャムを最小限に止めるようになす。プランジャーは意図されない小出しを防止するためにロックを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表平9-508698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、電子部品に粒状の物質が触れにくい粒状物質排出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある態様に従うと、粒状の物質を所定の量ずつ排出する排出機構を有する排出機構ユニットと、粒状の物質の排出量を管理する電子部品を有する電子部品ユニットと、を備える粒状物質排出装置が提供される。排出機構と電子部品との間に、仕切りが設けられる。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明によれば、電子部品に粒状の物質が触れにくい粒状物質排出装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態にかかる粒状物質排出装置の使用時の上方斜視図である。
第1の実施の形態にかかる粒状物質排出装置の待機状態の上方斜視図である。
第1の実施の形態にかかる粒状物質排出装置の全体構成を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかるタンクの構成を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる排出機構ユニットの電子部品ユニット側の構成を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる排出機構ユニットのタンク側の構成を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる電子部品ユニットの構成を示す斜視図である。
第1の実施の形態にかかる、操作ボタンが押されていない状態における、スイッチを横に向けた状態の正面断面図である。
第1の実施の形態にかかる、操作ボタンが押された状態における、スイッチを横に向けた状態の断面図である。
第1の実施の形態にかかる、粒状物質排出装置、言い換えれば電子部品ユニットの機能構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかる、粒状物質排出装置、言い換えれば電子部品ユニットの制御部の処理を示すフローチャートである。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステムの全体構成を示すイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
【0009】
本実施の形態においては、粒状物質排出装置として、図1に示すような調味料容器100について説明する。図1に示すように、調味料容器100は、使用時において、上部のタンク110に、粒状の物質として粒状の調味料が収納されている。粒状の調味料としては、塩、砂糖、胡椒などが挙げられるが、それらに限られるものではない。なお、粒状の物質は、調味料に限らず、例えば薬であってもよいし、食品以外であってもよい。したがって、粒状物質排出装置は、調味料が収納される調味料容器100に限らず、調味料以外の他の物質が収納される容器であってもよい。また、本開示における「粒状」とは、粉状、あるいは顆粒の概念を含む。ユーザが、操作ボタン136を押すと、タンク110の調味料が所定量だけ排出される。調味料は、下部の電子部品ユニット150の中央部分の空洞を通って下方に落下する。
【0010】
本実施の形態においては、電子部品ユニット150は、ユーザが、調味料を排出した回数をカウントすることができるものである。調味料を排出するたびに、側面のLEDライト163の点灯状態が変化していくものであり、ユーザは、たとえば塩や砂糖などをどれだけ摂取したかを知ることができる。また、LEDライト163は、外部機器との通信状態や、エラー表示など様々な表示を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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