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公開番号2025002988
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103407
出願日2023-06-23
発明の名称レーダー装置
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G01S 7/03 20060101AFI20241226BHJP(測定;試験)
要約【課題】照明機能を有するレーダー装置において、レーダー性能の低下を防ぐ。
【解決手段】レーダー装置100は、ミリ波の電磁波を送受信するレーダー部10と、レーダー部10が収納されており、レーダー部10から放射される電磁波が通過する部分が開口している収納部20と、収納部20の開口している部分である開口部26の周囲と接し、開口部26の全体を覆う導光板30と、導光板30の側面のうち光を入射させる面である入光面31に光を入射させる発光部40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ミリ波の電磁波を送受信するレーダー部と、
前記レーダー部が収納されており、前記レーダー部から放射される電磁波が通過する部分が開口している収納部と、
前記収納部の開口している部分である開口部の周囲と接し、前記開口部の全体を覆う導光板と、
前記導光板の側面のうち光を入射させる面である入光面に光を入射させる発光部と、
を備える、
レーダー装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記レーダー部から放射される電磁波の前記導光板内における実効波長をλとしたとき、
前記導光板は、前記収納部の内側の側面のうち前記発光部から最短距離に存在する前記側面の上端から、前記入光面までの間に、λ/4の正の奇数倍の抑制距離が設けてある、
請求項1に記載のレーダー装置。
【請求項3】
前記導光板の前記入光面以外の側面は導体で覆われている、
請求項2に記載のレーダー装置。
【請求項4】
前記導光板はλ/2の正の整数倍の厚さを有する、
請求項3に記載のレーダー装置。
【請求項5】
前記導光板は裏面にλ/20以下の厚さの凹凸が配設されている、
請求項4に記載のレーダー装置。
【請求項6】
前記導光板は湾曲している、
請求項1から5のいずれか1項に記載のレーダー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レーダー装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来からミリ波を用いたレーダー(ミリ波レーダー)が知られており、ミリ波レーダーを搭載した車両も実用化されている。ミリ波レーダーを車両に搭載する場合、見映えが悪くなる(意匠性が悪化する)ことを防ぐために、レーダー装置をカバーで隠すことが多い。例えば特許文献1に記載されている車両用灯体では、カバーとなるアウターレンズの奥に導光レンズを設置し、さらにその導光レンズの奥にミリ波レーダーを設置している。このような構造にすることで、ミリ波レーダーの放熱性及びサービス性が向上するとともに、ミリ波レーダーが外部から見え難くなり、良好な意匠性を具備させることができている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-194710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来のレーダー装置付き灯具では、見映えを良くするためにレーダー装置を隠すためのインナーレンズが存在することから、レーダー出力がレーダーケース前面カバーを通り、インナーレンズ、アウターレンズを透過することによってレーダー性能が低下してしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、照明機能を有するレーダー装置において、レーダー性能の低下を防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るレーダー装置は、
ミリ波の電磁波を送受信するレーダー部と、
前記レーダー部が収納されており、前記レーダー部から放射される電磁波が通過する部分が開口している収納部と、
前記収納部の開口している部分である開口部の周囲と接し、前記開口部の全体を覆う導光板と、
前記導光板の側面のうち光を入射させる面である入光面に光を入射させる発光部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、照明機能を有するレーダー装置において、レーダー性能の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係るレーダー装置の側面図である。
実施形態1に係るレーダー装置の断面図である。
実施形態1に係る収納部を斜め上方から見た斜視図である。
実施形態1に係るレーダー装置の上面図である。
レーダー部から放射されたミリ波の進み方を模式的に示した図である。
実施形態2に係るレーダー装置の側面図である。
実施形態3に係るレーダー装置の側面図である。
実施形態4に係るレーダー装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係るレーダー装置100は、側面図を図1に示すように、ミリ波の電磁波を送受信するレーダー部10と、一面が開口した箱形状をしておりレーダー部10が収納される収納部20と、レーダー部10を隠すとともに発光部40からの光により発光する導光板30と、導光板30に光を入射させる発光部40と、を備える。なお、収納部20の内側の側面及び底面並びにレーダー部10は、収納部20の外部からは視認できないため、図1では破線で示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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