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公開番号
2024179535
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098458
出願日
2023-06-15
発明の名称
コンベックスルール用の計測補助用具
出願人
個人
代理人
主分類
G01B
5/14 20060101AFI20241219BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 コンベックスルールを用いて、四方枠の入隅のような互いに直角を成す部位を持つ枠の内寸などを計測する際に、コンベックスゲージの寸法を読み取るために入隅に押し当て直角に近い程曲げると、コンベックスゲージのU字状の湾曲が折れて元に戻らなくなるという問題点がある。
【解決手段】 入隅に配置され互いに直角を成す二面と、それぞれの二面の端部と繋がる傾斜面を有する計測部とを備え、計測部は、傾斜面に沿って延び、傾斜面の傾斜方向と直交する方向からコンベックスゲージを挿入可能な溝が形成されており、溝に挿入されたコンベックスゲージにより測定物の寸法を読み取るコンベックスルール用の計測補助用具を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入隅に配置され互いに直角を成す二面と、それぞれの二面の端部と繋がる傾斜面を有する計測部とを備え、計測部は、傾斜面に沿って延び、傾斜面の傾斜方向と直交する方向からコンベックスゲージを挿入可能な溝が形成されており、溝に挿入されたコンベックスゲージにより測定物の寸法を読み取るコンベックスルール用の計測補助用具。
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【請求項2】
請求項1の計測補助用具において、計測部は、透光性を有する素材で形成され、溝にコンベックスゲージを挿入した時に二面の端部のコンベックスゲージの変曲する位置から、直角を成す二面が交差する頂点までと同距離の位置に、コンベックスゲージの目盛りを読み取る指標が傾斜面に付けられている計測補助用具。
【請求項3】
請求項1の計測補助用具において、計測部は、溝に一ヶ所又は複数ヶ所で曲部がある計測補助用具。
【請求項4】
請求項1の計測補助用具において、計測部は、溝に弧を成す部位がある計測補助用具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベックスルール用の計測補助用具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
コンベックスルールで外寸を測るにはコンベックスゲージ先端の爪を測定物に引っ掛けてコンベックスゲージを引き出せばゲージを曲げる事無く容易に計測できるが、四方枠のような建具枠の内寸をコンベックスゲージで測るには、一方の側の内枠に爪を押し当てながらもう一方の側の内枠にコンベックスゲージを曲げながら押し当てて計測する。その際に枠内側の直角部に強く押し当てるとコンベックスゲージが座屈してしまいコンベックスゲージが収納できなくなる。
【0003】
建具枠などの開口部をリフォームするには内側に向かい合う枠間を計測する必要がある。枠の内寸法を直接計測することは出来ないが、枠の両入隅の互いに向かい合う直角部を利用して、コンベックスゲージのU字状の湾曲が復元できる程度に曲げて寸法を読み取ることが出来る計測補助用具があれば、計測精度が上げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-091302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コンベックスルールを用いて、四方枠の入隅のような互いに直角を成す部位を持つ枠の内寸などを計測する際に、コンベックスゲージの寸法を読み取るために入隅に押し当て直角に近い程曲げると、コンベックスゲージのU字状の湾曲が折れて元に戻らなくなるという問題点がある。
【0006】
本発明の目的は、コンベックスゲージのU字状の湾曲を壊さないで、直角を成す部位を持つ測定物の内寸を曖昧な寸法の読み取り方法でなく、計測可能とする計測補助用具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
入隅に配置され互いに直角を成す二面と、それぞれの二面の端部と繋がる傾斜面を有する計測部とを備え、計測部は、傾斜面に沿って延び、傾斜面の傾斜方向と直交する方向からコンベックスゲージを挿入可能な溝が形成されており、溝に挿入されたコンベックスゲージにより測定物の寸法を読み取るコンベックスルール用の計測補助用具を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コンベックスゲージのU字状の湾曲を壊さないで、直角を成す部位を持つ測定物の内寸を曖昧な寸法の読み取り方法でなく、計測可能とする計測補助用具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
四方枠の入隅間寸法を計測する姿図である。
図1におけるコーナー計測補助用具の姿図である。
両端部が等角の計測補助用具の指標の設定方法図である。
一端部が鋭角の計測補助用具の指標の設定方法図である。
曲部と弧部をもつコーナー計測補助用具の姿図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
コーナー計測補助用具本体(10)は、概直角三角形状を直角となる二面と二面の端部と繋がる傾斜面(110)を有し、傾斜面(110)には計測部(100)を備え、直角を成す二面は建具の入隅と接するための形状である。
(【0011】以降は省略されています)
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