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公開番号
2024171553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088621
出願日
2023-05-30
発明の名称
液体注入装置
出願人
株式会社島津製作所
代理人
個人
主分類
G01N
35/10 20060101AFI20241205BHJP(測定;試験)
要約
【課題】載置部にバイアルが載置されているか否かを安価な構成で精度よく検知することができる液体注入装置を提供する。
【解決手段】センサ6は、発光部61及び受光部62を有し、載置部4に載置されるバイアル100に設けられた円筒状のキャップ101の少なくとも一部を通過するように発光部61から光を照射して、受光部62における光の受光量を検知する。発光部61から受光部62への光の光軸Aがキャップ101の中心軸線Lに垂直な面内で当該中心軸線Lを通る位置P1に対して、光がキャップ101を通過する距離が増える方向に、光軸Aがシフト又は傾斜している。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
バイアル内の液体をシリンジで吸引し、当該液体を前記シリンジから注入先に吐出する液体注入装置であって、
前記バイアルが載置される載置部と、
発光部及び受光部を有し、前記載置部に載置される前記バイアルに設けられた円筒状のキャップの少なくとも一部を通過するように前記発光部から光を照射して、前記受光部における当該光の受光量を検知するセンサとを備え、
前記発光部から前記受光部への光の光軸が前記キャップの中心軸線に垂直な面内で当該中心軸線を通る位置に対して、前記光が前記キャップを通過する距離が増える方向に、前記光軸がシフト又は傾斜している、液体注入装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記キャップの中心軸線に垂直な面内で、前記光軸がシフトしている、請求項1に記載の液体注入装置。
【請求項3】
前記光軸が前記キャップの中心軸線に垂直な面内で当該中心軸線を通る位置と、前記光軸が前記キャップを1回だけ通過可能な位置との間に、前記光軸がシフトしている、請求項2に記載の液体注入装置。
【請求項4】
前記光軸が前記キャップを2回通過可能な角度で、前記光軸が前記キャップの中心軸線に垂直な面に対して傾斜している、請求項1に記載の液体注入装置。
【請求項5】
前記バイアルを移動させる移動機構と、
前記移動機構により前記バイアルを移動させた後、当該バイアルを停止させたときの振動中に、当該バイアルに対して前記発光部から光を照射し、前記受光部における当該光の受光量の変化に基づいて前記バイアルの有無を判定する制御部とをさらに備える、請求項1に記載の液体注入装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記受光部における光の受光量の最小値を閾値と比較することにより、前記バイアルの有無を判定する、請求項5に記載の液体注入装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイアル内の液体をシリンジで吸引し、当該液体を前記シリンジから注入先に吐出する液体注入装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1で開示されるような自動試料注入装置には、載置部に載置されたバイアルを検知するためのセンサが備えられている。センサとしては、発光部及び受光部を有する透過型フォトセンサが用いられ、シリンジの近傍の所定位置に配置された載置部にバイアルが載置されているか否かを光学的に検知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-69780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような透過型フォトセンサを用いた検知方式では、安価な構成で多数のバイアルを検知することができる。しかしながら、バイアルに設けられたキャップに対して光を照射するような構成の場合、キャップの材質によっては誤検知のリスクが高まるという問題がある。
【0005】
例えば、キャップの材質が、発光部から照射される光の波長域に対して透過率が高い材質である場合や、キャップの厚みが薄い場合などには、バイアルが載置されているにもかかわらず、バイアルが載置されていないと誤検知される可能性がある。使用するキャップはユーザが適宜選択するため、安価なキャップが使用された場合には、その厚みなどの品質のばらつきが、上記透過率のばらつきの原因にもなる。
【0006】
一方で、載置部に載置されたバイアルの重みによって機械部品を動作させ、その動作を磁気センサで検知することにより、載置部にバイアルが載置されているか否かを磁気的に検知するような技術も提案されている。しかしながら、磁気センサを用いた検知方式では、製造コストが高く、バイアルの数が多い場合には製造コストが特に高くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、載置部にバイアルが載置されているか否かを安価な構成で精度よく検知することができる液体注入装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の態様は、バイアル内の液体をシリンジで吸引し、当該液体を前記シリンジから注入先に吐出する液体注入装置であって、載置部と、センサとを備える。前記載置部には、前記バイアルが載置される。前記センサは、発光部及び受光部を有し、前記載置部に載置される前記バイアルに設けられた円筒状のキャップの少なくとも一部を通過するように前記発光部から光を照射して、前記受光部における当該光の受光量を検知する。前記発光部から前記受光部への光の光軸が前記キャップの中心軸線に垂直な面内で当該中心軸線を通る位置に対して、前記光が前記キャップを通過する距離が増える方向に、前記光軸がシフト又は傾斜している。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、載置部にバイアルが載置されているか否かを安価な構成で精度よく検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
液体注入装置の一実施形態を示す概略図である。
図1の液体注入装置を用いて液体を注入する際の態様について説明するための斜視図である。
センサの配置の一例を示した概略断面図であり、水平方向に沿った断面を示している。
センサの配置の他の例を示した概略断面図であり、鉛直方向に沿った断面を示している。
液体注入装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。
制御部による処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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