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公開番号
2025006860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107887
出願日
2023-06-30
発明の名称
荷重付与装置
出願人
株式会社ジェイテクト
代理人
個人
主分類
G01N
3/28 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】バニシング加工で加える荷重と塑性変形量との関係を評価することが可能な荷重付与装置を提供する。
【解決手段】荷重付与装置100は、金属部材200が設置される設置面111を有する台座部110と、金属部材上に配置され、金属部材よりも硬度の高い金属球120と、金属球上で設置面に沿う移動方向(X軸方向)に移動自在な移動部材130と、移動部材を移動方向に移動させる移動機構140と、移動方向に交差する方向の第一荷重を移動部材に付与する荷重付与機構150とを備えている。荷重付与機構は、移動部材上に転動自在に配置される転動治具151と、転動治具に対して第一荷重を付与する荷重付与部154と、第一荷重を検出する第一荷重センサ155とを備えている。第一荷重センサは、移動部材に第一荷重が付与された状態で、移動部材が移動方向に移動されることで、金属球及び転動治具を転動させる際の第一荷重を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属部材を塑性変形させる荷重付与装置であって、
前記金属部材が設置される設置面を有する台座部と、
前記金属部材上に配置され、前記金属部材よりも硬度の高い金属球と、
前記金属球上に配置され、前記設置面に沿う移動方向に移動自在な移動部材と、
前記移動部材を前記移動方向に移動させる移動機構と、
前記移動方向に交差する方向の第一荷重を前記移動部材に付与する荷重付与機構と、を備え、
前記荷重付与機構は、
前記移動部材上に転動自在に配置される転動治具と、
前記転動治具に対して前記第一荷重を付与することで当該第一荷重を前記移動部材に付与する荷重付与部と、
前記第一荷重を検出する第一荷重センサと、を備え、
前記第一荷重センサは、前記荷重付与部が前記転動治具を介して前記移動部材に前記第一荷重を付与した状態で、前記移動機構が前記移動部材を前記移動方向に移動させることで、前記金属球及び前記転動治具を転動させる際の前記第一荷重を検出する、
荷重付与装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記移動機構は、当該移動機構が前記移動方向の第二荷重を前記移動部材に対して付与する際に当該第二荷重を検出する第二荷重センサを備える、
請求項1に記載の荷重付与装置。
【請求項3】
前記金属球は複数であり、
前記転動治具は円柱状である、
請求項1または2に記載の荷重付与装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷重付与装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、運転者に対し、操作部材をスライドレールで出退させるステアリング装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなステアリング装置では、スライドレールにボールスライド構造が適用されている。ところで、低コスト化、軽量化のために板金でレールを構成し、当該レールに対しバニシング加工でボール転送溝を形成したボールスライド構造も知られている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-172139号公報
特開平06-58331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バニシング加工でボール転送溝を形成する場合、バニシング加工で加える荷重と塑性変形量との関係を把握し、形成時に適正な荷重を対象物に付与する必要がある。つまり、バニシング加工で加える荷重を高精度に評価することがm止められている。そのために、対象物にバニシング加工で加える荷重を安定して付与することが可能な荷重付与装置が求められている。
【0005】
このため、本発明の目的は、バニシング加工で加える荷重と塑性変形量との関係を高精度に評価するために、対象物にバニシング加工で加える荷重を安定して付与することが可能な荷重付与装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る荷重付与装置は、金属部材を塑性変形させる荷重付与装置であって、前記金属部材が設置される設置面を有する台座部と、前記金属部材上に配置され、前記金属部材よりも硬度の高い金属球と、前記金属球上に配置され、前記設置面に沿う移動方向に移動自在な移動部材と、前記移動部材を前記移動方向に移動させる移動機構と、前記移動方向に交差する方向の第一荷重を前記移動部材に付与する荷重付与機構と、を備え、前記荷重付与機構は、前記移動部材上に転動自在に配置される転動治具と、前記転動治具に対して前記第一荷重を付与することで当該第一荷重を前記移動部材に付与する荷重付与部と、前記第一荷重を検出する第一荷重センサと、を備え、前記第一荷重センサは、前記荷重付与部が前記転動治具を介して前記移動部材に前記第一荷重を付与した状態で、前記移動機構が前記移動部材を前記移動方向に移動させることで、前記金属球及び前記転動治具を転動させる際の前記第一荷重を検出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バニシング加工で加える荷重を安定して付与することが可能な荷重付与装置を提供できる。これにより、バニシング加工で加える荷重と塑性変形量との関係を高精度に評価することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る荷重付与装置を模式的に示す平面図である。
実施の形態に係る転動治具と、各金属球との位置関係を示す説明図である。
変形例に係る転動治具と、各金属球との位置関係を示す説明図である。
実施の形態に係る移動部材が移動中の状態を示す模式図である。
比較例に係る移動部材が移動中の状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の一形態に係る実現形態を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。本開示の実現形態は、現行の独立請求項に限定されるものではなく、他の独立請求項によっても表現され得る。
【0010】
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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