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公開番号
2025158712
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061527
出願日
2024-04-05
発明の名称
温度センサの取付構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01K
1/14 20210101AFI20251009BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車外に開放された空間に配策される電線に設けられた温度センサの耐久性が低下することを抑制できる温度センサの取付構造を提供する。
【解決手段】エンジンルーム内に配策されかつ車載機器を電気的に接続する電線4の温度を検出する温度センサ8の取付構造であって、電線4の長手方向における少なくとも一部の外周を囲うプロテクタ5を備え、温度センサ8は、電線4のうちのプロテクタ5に囲われた部分の外表面に取り付けられ、電線4の一部と温度センサ8とが熱収縮チューブ9によって液密状に被覆されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車外に開放された空間に配策されかつ車載機器同士を電気的に接続する電線の温度を検出する温度センサの取付構造であって、
前記電線の長手方向における少なくとも一部の外周を囲うプロテクタを備え、
前記温度センサは、前記電線のうちの前記プロテクタに囲われた部分の外表面に取り付けられ、
前記電線の一部と前記温度センサとが液密状に被覆されている
ことを特徴とする温度センサの取付構造。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の温度センサの取付構造であって、
前記温度センサによって検出された信号を出力するリード線が、前記温度センサに接続され、
前記リード線は、車載状態において前記温度センサから水平よりも下向きに取り出されている
ことを特徴とする温度センサの取付構造。
【請求項3】
請求項2に記載の温度センサの取付構造であって、
前記電線は、ノイズを遮断する編組線によって覆われ、
前記リード線は、前記編組線の網目状の隙間から外部に取り出されている
ことを特徴とする温度センサの取付構造。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の温度センサの取付構造であって、
前記プロテクタは、車両に連結された振動源に固定されている
ことを特徴とする温度センサの取付構造。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の温度センサの取付構造であって、
前記温度センサは、前記電線の長手方向における中央部分に取り付けられている
ことを特徴とする温度センサの取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載機器に接続された電線の温度を検出する温度センサの取付構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、充電インレットとバッテリ装置とを電気的に接続するワイヤーハーネスが記載されている。このワイヤーハーネスは、電線と、電線の端部に接続された端子と、断面コの字型に形成されたホルダと、ホルダに固定されかつ端子の温度を計測する温度センサとによって構成され、上記の温度センサ、および電線と端子との接続部が、熱収縮チューブなどの被覆部材によって被覆されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-91592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたワイヤーハーネスは、車外から隔離された空間に設けられる充電インレットとバッテリ装置とを電気的に接続するように構成されているため、ワイヤーハーネスや温度センサが設けられている箇所に、水や走行時の飛散物などが侵入しにくく、または侵入したとしても、その量が少ないと考えられる。一方、エンジンルームなどの車外に開放された空間に、例えば、インバータとモータとを高圧電線によって接続する場合がある。そのような場合には、充電インレットやバッテリ装置が設けられている空間と比較して、エンジンルームなどの車外に開放された空間に、水や走行時の飛散物などが、侵入しやすく、またその侵入量が多くなる。そのため、車外に開放された空間を配策される高圧電線に温度センサを取り付ける場合には、特許文献1に記載されたワイヤーハーネスのように、断面コの字型に形成されたホルダに温度センサを設け、その温度センサを熱収縮チューブで被覆するのみでは、水や飛散物などがホルダの開口した部分から侵入または接触するなどによる外的要因によって耐久性が低下する可能性がある。
【0005】
本発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、車外に開放された空間に配策される電線に設けられた温度センサの耐久性が低下することを抑制できる温度センサの取付構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、車外に開放された空間に配策されかつ車載機器同士を電気的に接続する電線の温度を検出する温度センサの取付構造であって、前記電線の長手方向における少なくとも一部の外周を囲うプロテクタを備え、前記温度センサは、前記電線のうちの前記プロテクタに囲われた部分の外表面に取り付けられ、前記電線の一部と前記温度センサとが液密状に被覆されていることを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明は、前記温度センサによって検出された信号を出力するリード線が、前記温度センサに接続され、前記リード線は、車載状態において前記温度センサから水平よりも下向きに取り出されていてよい。
【0008】
本発明では、前記電線は、ノイズを遮断する編組線によって覆われ、前記リード線は、前記編組線の網目状の隙間から外部に取り出されていてよい。
【0009】
本発明では、前記プロテクタは、車両に連結された振動源に固定されていてよい。
【0010】
本発明では、前記温度センサは、前記電線の長手方向における中央部分に取り付けられていてよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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