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公開番号2025003131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103630
出願日2023-06-23
発明の名称流路装置
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01P 5/01 20060101AFI20241226BHJP(測定;試験)
要約【課題】流れを止めずに接触体をメンテナンスするために必要となる構造をスペース効率良く設けることができる流路装置を提供する。
【解決手段】流体を流す流路空間を有する内部空間を形成するハウジングと、隔離位置と定常位置との間で移動でき、前記隔離位置において前記流路空間を、前記流路空間の上流端から下流端まで前記流体を流す流れ空間と前記流れ空間から隔離される隔離空間とに仕切る仕切り部と、前記仕切り部が前記定常位置にある定常状態では前記流路空間に位置する一方で前記仕切り部が前記隔離位置にある隔離状態では前記隔離空間に位置し得る流体接触部を有する接触体と、前記隔離状態において、前記隔離空間を前記ハウジングの外部空間と通じるように開くことができ且つ前記隔離空間を前記ハウジングの前記外部空間から遮断するように閉じることができる開閉部とを有する流路装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流体を流す流路空間を有する内部空間を形成するハウジングと、
隔離位置と定常位置との間で移動でき、前記隔離位置において前記流路空間を、前記流路空間の上流端から下流端まで前記流体を流す流れ空間と前記流れ空間から隔離される隔離空間とに仕切る仕切り部と、
前記仕切り部が前記定常位置にある定常状態では前記流路空間に位置する一方で前記仕切り部が前記隔離位置にある隔離状態では前記隔離空間に位置し得る流体接触部を有する接触体と、
前記隔離状態において、前記隔離空間を前記ハウジングの外部空間と通じるように開くことができ且つ前記隔離空間を前記ハウジングの前記外部空間から遮断するように閉じることができる開閉部とを有する流路装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記仕切り部は、前記流路空間を流れる前記流体の流れ方向に対して交差する交差方向に移動することで前記隔離位置と前記定常位置との間で移動できる、請求項1に記載の流路装置。
【請求項3】
前記仕切り部は、前記交差方向に沿って伸びる筒状部を有する、請求項2に記載の流路装置。
【請求項4】
前記ハウジングに対する前記交差方向の両側への移動が規制され、前記ハウジングに対する前記交差方向に沿う回転軸線を中心とする回転が許容される回転部材と、
前記ハウジングに対する前記回転部材の回転を前記筒状部の前記交差方向の移動に変換する変換部とを有する、請求項3に記載の流路装置。
【請求項5】
前記仕切り部は、前記定常位置から前記隔離位置への移動によって前記内部空間内で前記ハウジングの内壁に突き当たることで前記流れ空間と前記隔離空間とを仕切る突き当て部を有する、請求項4に記載の流路装置。
【請求項6】
前記仕切り部は、前記突き当て部の反対側に位置する前記筒状部の端部に端部材を有し、
前記端部材は、前記回転部材を通す開口を有し、前記仕切り部が前記隔離位置と前記定常位置との間で移動する際に、前記端部材の前記開口において前記回転部材に対して密着状態で摺動する、請求項5に記載の流路装置。
【請求項7】
前記仕切り部に前記隔離位置から前記定常位置に向かう方向に付勢力を与える付勢部を有する、請求項6に記載の流路装置。
【請求項8】
前記付勢部はバネからなり、
前記回転部材はバネ規制部を有し、
前記バネは前記筒状部の径方向内側で前記端部材と前記回転部材の前記バネ規制部との間に配置される、請求項7に記載の流路装置。
【請求項9】
前記回転部材は、前記定常状態において前記接触体の端部を支持する接触体用支持部を有する、請求項4に記載の流路装置。
【請求項10】
前記流体接触部は、前記開閉部が開いた状態において、前記隔離空間から前記開閉部を通して前記外部空間へ取り出すことができ且つ前記外部空間から前記開閉部を通して前記隔離空間へ配置できる取り出し部を有する、請求項1に記載の流路装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は流路装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
流体に接触する接触体を流路空間内の流体の流れを止めずにメンテナンスできる流路装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7096747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような流路装置は、流れを止めずに接触体をメンテナンスするために必要となる構造をスペース効率良く設けることが好ましい。
【0005】
そこで本開示の目的は、流れを止めずに接触体をメンテナンスするために必要となる構造をスペース効率良く設けることができる流路装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
流体を流す流路空間を有する内部空間を形成するハウジングと、
隔離位置と定常位置との間で移動でき、前記隔離位置において前記流路空間を、前記流路空間の上流端から下流端まで前記流体を流す流れ空間と前記流れ空間から隔離される隔離空間とに仕切る仕切り部と、
前記仕切り部が前記定常位置にある定常状態では前記流路空間に位置する一方で前記仕切り部が前記隔離位置にある隔離状態では前記隔離空間に位置し得る流体接触部を有する接触体と、
前記隔離状態において、前記隔離空間を前記ハウジングの外部空間と通じるように開くことができ且つ前記隔離空間を前記ハウジングの前記外部空間から遮断するように閉じることができる開閉部とを有する流路装置。
【0008】
[2]
前記仕切り部は、前記流路空間を流れる前記流体の流れ方向に対して交差する交差方向に移動することで前記隔離位置と前記定常位置との間で移動できる、[1]に記載の流路装置。
【0009】
[3]
前記仕切り部は、前記交差方向に直線状に移動することで前記隔離位置と前記定常位置との間で移動できる、[2]に記載の流路装置。
【0010】
[4]
前記接触体は、前記交差方向に細長い棒状をなす、[2]又は[3]に記載の流路装置。
(【0011】以降は省略されています)

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