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公開番号2024178841
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023097297
出願日2023-06-13
発明の名称電磁流量計
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01F 1/58 20060101AFI20241218BHJP(測定;試験)
要約【課題】シンプルな構造で、非満水状態などの配管の内部の状態を判定する。
【解決手段】配管11を流れる流体14の流量を測定する電磁流量計10が、配管11の内側に重力方向に沿って超音波を送信するとともに、反重力方向に進行する超音波を受信する第1超音波センサ18Aと、第1超音波センサ18Aから重力方向に離間して第1超音波センサ18Aと対向し、配管11の内側に反重力方向に沿って超音波を送信するとともに、重力方向に進行する超音波を受信する第2超音波センサ18Bと、第1超音波センサ18A及び第2超音波センサ18Bの超音波受信波形に基づき、配管11の内部の状態を判定する演算器17とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配管を流れる流体の流量を測定する電磁流量計であって、
前記配管の内側に重力方向に沿って超音波を送信するとともに、反重力方向に進行する超音波を受信する第1超音波センサと、
前記第1超音波センサから重力方向に離間して前記第1超音波センサと対向し、前記配管の内側に反重力方向に沿って超音波を送信するとともに、重力方向に進行する超音波を受信する第2超音波センサと、
前記第1超音波センサ及び前記第2超音波センサの超音波受信波形に基づき、前記配管の内部の状態を判定する演算器と
を備える電磁流量計。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記演算器は、前記配管の内部の状態として、前記配管の内部が前記流体で満たされているかどうかを判定する請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項3】
前記演算器は、前記配管の内部が前記流体で満たされていないと判定すると、アラームを出力する請求項2に記載の電磁流量計。
【請求項4】
前記演算器は、前記第1超音波センサの超音波受信波形に、前記第2超音波センサから送信された超音波の受信波形が含まれ、前記第2超音波センサの超音波受信波形に、前記第1超音波センサから送信された超音波の受信波形が含まれる場合に、前記配管の内部が前記流体で満たされていると判定する請求項2に記載の電磁流量計。
【請求項5】
前記演算器は、複数時点での前記第2超音波センサの超音波受信波形に含まれる、前記第2超音波センサから送信された超音波が前記流体に進入してから界面で反射して生じた反射波の受信波形の時間差を検知することで、前記配管の内部が前記流体で満たされていない非満状態を検知する請求項2に記載の電磁流量計。
【請求項6】
前記演算器は、前記非満状態を検知すると、前記第2超音波センサからの超音波の送信と前記反射波の受信との時間差から前記流体の液位を算出し、前記流体の液位の算出結果を前記流体の流量の測定結果に反映する請求項5に記載の電磁流量計。
【請求項7】
前記演算器は、前記配管の内部の状態として、前記配管の底部に堆積物が溜まっているかどうかを判定する請求項1に記載の電磁流量計。
【請求項8】
前記演算器は、前記配管の底部に前記堆積物が溜まっていると判定すると、アラームを出力する請求項7に記載の電磁流量計。
【請求項9】
前記演算器は、複数時点での前記第1超音波センサの超音波受信波形に含まれる、前記第1超音波センサから送信された超音波が前記流体に進入してから界面で反射して生じた反射波の受信波形の時間差を検知することで、前記配管の底部に前記堆積物が溜まっている溜状態を検知する請求項7に記載の電磁流量計。
【請求項10】
前記演算器は、前記溜状態を検知すると、前記第1超音波センサからの超音波の送信と前記反射波の受信との時間差から前記堆積物の高さを算出し、前記堆積物の高さの算出結果を前記流体の流量の測定結果に反映する請求項9に記載の電磁流量計。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電磁流量計に関する。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1から特許文献3には、電磁流量計が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-140918号公報
実開平03-017519号公報
特開2006-023181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び特許文献2に開示されている電磁流量計では、非満水状態の流量を測定することができない。特許文献3に開示されている流量計は、従来のフリューム構造と電磁流量計とを組み合わせた構造のため、構造が複雑となり、コストが高くなる。
【0005】
本開示の目的は、シンプルな構造で、非満水状態などの配管の内部の状態を判定することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係る電磁流量計について以下に記載する。
【0007】
[1]
配管を流れる流体の流量を測定する電磁流量計であって、
前記配管の内側に重力方向に沿って超音波を送信するとともに、反重力方向に進行する超音波を受信する第1超音波センサと、
前記第1超音波センサから重力方向に離間して前記第1超音波センサと対向し、前記配管の内側に反重力方向に沿って超音波を送信するとともに、重力方向に進行する超音波を受信する第2超音波センサと、
前記第1超音波センサ及び前記第2超音波センサの超音波受信波形に基づき、前記配管の内部の状態を判定する演算器と
を備える電磁流量計。
【0008】
このような電磁流量計においては、シンプルな構造で、配管の内部の状態を判定することができる。
【0009】
[2]
前記演算器は、前記配管の内部の状態として、前記配管の内部が前記流体で満たされているかどうかを判定する[1]に記載の電磁流量計。
【0010】
このような電磁流量計においては、シンプルな構造で、配管の内部が流体で満たされているかどうかを判定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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