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公開番号
2025094600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210263
出願日
2023-12-13
発明の名称
装置、方法およびプログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
A01K
29/00 20060101AFI20250618BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【解決手段】 家畜の画像を取得する画像取得部と、前記画像に基づいて、前記家畜の状態を示す少なくとも1つの状態指標値を取得する指標値取得部と、前記少なくとも1つの状態指標値に基づいて前記家畜に対する給餌内容を決定する決定部と、前記家畜に給餌を行う給餌装置を前記給餌内容に応じて制御する制御部と、を備え、前記給餌装置は、餌を放出する餌放出装置を有し、前記決定部は、前記少なくとも1つの状態指標値に基づいて、前記餌放出装置による給餌量を決定する装置が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
家畜の画像を取得する画像取得部と、
前記画像に基づいて、前記家畜の状態を示す少なくとも1つの状態指標値を取得する指標値取得部と、
前記少なくとも1つの状態指標値に基づいて前記家畜に対する給餌内容を決定する決定部と、
前記家畜に給餌を行う給餌装置を前記給餌内容に応じて制御する制御部と、
を備える装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記給餌装置は、餌を放出する餌放出装置を有し、
前記決定部は、前記少なくとも1つの状態指標値に基づいて、前記餌放出装置による給餌量を決定する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
まとめて飼育されている複数の家畜のうち、前記餌放出装置により放出される餌を食べる位置にいる家畜を特定する特定部をさらに備え、
前記画像取得部は、前記複数の家畜それぞれの画像を取得し、
前記指標値取得部は、各家畜の画像から家畜ごとに前記少なくとも1つの状態指標値を取得し、
前記決定部は、前記複数の家畜のうち、前記特定部により特定された家畜に対する給餌量を決定する、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記決定部は、粗飼料および濃厚飼料それぞれの給餌量を決定する、請求項2に記載の装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、
前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第1の閾値BCS
Th1
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
>BCS
Th1
かつΔBCS
Ave/week
>0かつRFS
Th
<RFSを満たすことに応じて、濃厚飼料の給餌量を減少させる、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、
前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第1の閾値BCS
Th1
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
>BCS
Th1
かつΔBCS
Ave/week
>0かつRFS
Th
≧RFSを満たすことに応じて、濃厚飼料の給餌量を減少させ、粗飼料の給餌量を増加させる、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、
前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第2の閾値BCS
Th2
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
<BCS
Th2
かつΔBCS
Ave/week
<0かつRFS
Th
<RFSを満たすことに応じて、濃厚飼料の給餌量を増加させ、粗飼料の給餌量を減少させる、請求項4に記載の装置。
【請求項8】
前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、
前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第2の閾値BCS
Th2
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
<BCS
Th2
かつΔBCS
Ave/week
<0かつRFS
Th
≧RFSを満たすことに応じて、粗飼料の給餌量を増加させる、請求項4に記載の装置。
【請求項9】
前記餌放出装置は、
前記家畜を囲む柵の近傍に餌を放出する餌放出部と、
前記柵に沿って前記餌放出部を移動させる移動部と、
前記移動部により前記餌放出部と一体的に移動し、前記餌放出部により放出される餌を食べる位置にいる家畜を撮像する撮像部と、
を有し、
前記画像取得部は、前記撮像部から画像を取得する、請求項2に記載の装置。
【請求項10】
前記給餌装置は、前記家畜に近づけるように食べ残しの餌を寄せる餌寄せ装置を有し、
前記決定部は、前記少なくとも1つの状態指標値の少なくとも一部に基づいて、前記家畜に対する餌寄せを実行するか否かを決定する、請求項1に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~5には、「動物(50)の身体の状態のスコアを決定するための装置において: - 動物の方へ向けられかつ動物の少なくとも一つの三次元画像を記録するために与えられた三次元カメラシステム(51);及び - 三次元カメラシステム(51)によって記録された三次元画像から動物の一部分の三次元表面表現を形成し、三次元表面表現の表面を統計的に分析し、三次元表面表現の統計的に分析された表面に基づいて動物の身体の状態のスコアを決定するために与えられ、かつ三次元カメラシステム(51)に接続された画像処理装置(52)を…含むことを特徴とする装置。」(特許文献1の請求項1)等と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許第5519693号
[特許文献2] 特開2015-173732号公報
[特許文献3] 特開2016-59300号公報
[特許文献4] 特開2019-187277号公報
[特許文献5] 特許第6777948号
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、家畜の画像を取得する画像取得部と、前記画像に基づいて、前記家畜の状態を示す少なくとも1つの状態指標値を取得する指標値取得部と、前記少なくとも1つの状態指標値に基づいて前記家畜に対する給餌内容を決定する決定部と、前記家畜に給餌を行う給餌装置を前記給餌内容に応じて制御する制御部と、を備える装置が提供される。
【0004】
上記の装置においては、前記給餌装置は、餌を放出する餌放出装置を有し、前記決定部は、前記少なくとも1つの状態指標値に基づいて、前記餌放出装置による給餌量を決定してよい。
【0005】
給餌量を決定する上記の装置においては、まとめて飼育されている複数の家畜のうち、前記餌放出装置により放出される餌を食べる位置にいる家畜を特定する特定部をさらに備え、前記画像取得部は、前記複数の家畜それぞれの画像を取得し、前記指標値取得部は、各家畜の画像から家畜ごとに前記少なくとも1つの状態指標値を取得し、前記決定部は、前記複数の家畜のうち、前記特定部により特定された家畜に対する給餌量を決定してよい。
【0006】
給餌量を決定する上記の何れかの装置においては、前記決定部は、粗飼料および濃厚飼料それぞれの給餌量を決定してよい。
【0007】
粗飼料および濃厚飼料それぞれの給餌量を決定する上記の装置においては、前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第1の閾値BCS
Th1
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
>BCS
Th1
かつΔBCS
Ave/week
>0かつRFS
Th
<RFSを満たすことに応じて、濃厚飼料の給餌量を減少させてよい。
【0008】
粗飼料および濃厚飼料それぞれの給餌量を決定する上記の何れかの装置においては、前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第1の閾値BCS
Th1
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
>BCS
Th1
かつΔBCS
Ave/week
>0かつRFS
Th
≧RFSを満たすことに応じて、濃厚飼料の給餌量を減少させ、粗飼料の給餌量を増加させてよい。
【0009】
粗飼料および濃厚飼料それぞれの給餌量を決定する上記の何れかの装置においては、前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第2の閾値BCS
Th2
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
<BCS
Th2
かつΔBCS
Ave/week
<0かつRFS
Th
<RFSを満たすことに応じて、濃厚飼料の給餌量を増加させ、粗飼料の給餌量を減少させてよい。
【0010】
粗飼料および濃厚飼料それぞれの給餌量を決定する上記の何れかの装置においては、前記少なくとも1つの状態指標値は、ボディーコンディションスコアBCSおよびルーメンフィルスコアRFSを含み、前記決定部は、1週間でのBCSの平均スコアBCS
Ave/week
と、BCS
Ave/week
の変化率ΔBCS
Ave/week
と、BCSの第2の閾値BCS
Th2
と、任意の時刻のRFSと、RFSの閾値RFS
Th
とがBCS
Ave/week
<BCS
Th2
かつΔBCS
Ave/week
<0かつRFS
Th
≧RFSを満たすことに応じて、粗飼料の給餌量を増加させてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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