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公開番号2025131188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028770
出願日2024-02-28
発明の名称装置、方法およびプログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G01N 33/50 20060101AFI20250902BHJP(測定;試験)
要約【解決手段】 生体から採取される流体試料の単位体積当たりの、予め定められた種類の微生物の数を検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて、前記生体の状態を診断する診断部と、を備え、前記診断部は、前記検出部による検出結果の変動傾向に基づいて、前記生体の状態を診断し、前記微生物は病原体であり、前記診断部は、前記微生物の数が第1基準値以上である場合と、前記微生物の数が第1基準値未満であり、かつ、当該微生物の数の時間変化率が基準変化率を超える場合と、に前記生体を病気と診断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生体から採取される流体試料の単位体積当たりの、予め定められた種類の微生物の数を検出する検出部と、
前記検出部による検出結果に基づいて、前記生体の状態を診断する診断部と、
を備える装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記診断部は、前記検出部による検出結果の変動傾向に基づいて、前記生体の状態を診断する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記微生物は病原体であり、
前記診断部は、
前記微生物の数が第1基準値以上である場合と、
前記微生物の数が第1基準値未満であり、かつ、当該微生物の数の時間変化率が基準変化率を超える場合と、
に前記生体を病気と診断する、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記流体試料の単位体積当たりの、予め定められた種類の体細胞の数をさらに検出し、
前記診断部は、前記検出部により検出された前記微生物の数および前記体細胞の数に基づいて、前記生体の状態を診断する、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記微生物は病原体であり、
前記診断部は、
前記体細胞の数が第2基準値以上である場合と、
前記体細胞の数が第2基準値未満であり、前記微生物の数が第3基準値未満であり、かつ、前記体細胞の数の時間変化率よりも前記微生物の数の時間変化率が大きい場合と、
に前記生体を病気と診断する、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記微生物は病原体であり、
前記体細胞は、白血球または上皮細胞である、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記流体試料ごとに、前記生体からの採取時刻を取得する取得部をさらに備え、
前記診断部は、複数の前記流体試料の採取時刻から、前記検出部による検出結果の時間変化率を算出し、当該時間変化率を用いて診断を行う、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記診断部は、前記検出部による検出結果と、基準値との比較によって診断を行い、
当該装置は、前記生体の年齢に応じて前記基準値を異なる値に設定する設定部をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記検出部は、
前記流体試料を撮像する撮像部と、
撮像された画像内で被写体を画像認識する画像認識部と、
を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記撮像部は、前記流体試料を流しつつ撮像する、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1などには、「乳房炎の有無を診断する方法で最も良く用いられているのは体細胞数(SCC:Somatic Cell Count)を計測するものである」(特許文献1の段落0003)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2000-41696号公報
[特許文献2] 特開2010-112799号公報
[特許文献3] 特表2002-543826号公報
[特許文献4] 特開平5-317343号公報
[特許文献5] 特開2010-256231号公報
[特許文献6] 特開2007-271331号公報
[特許文献7] 特開2022-190700号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、生体から採取される流体試料の単位体積当たりの、予め定められた種類の微生物の数を検出する検出部と、前記検出部による検出結果に基づいて、前記生体の状態を診断する診断部と、を備える装置が提供される。
【0004】
上記の装置においては、前記診断部は、前記検出部による検出結果の変動傾向に基づいて、前記生体の状態を診断してよい。
【0005】
上記の装置においては、前記微生物は病原体であり、前記診断部は、前記微生物の数が第1基準値以上である場合と、前記微生物の数が第1基準値未満であり、かつ、当該微生物の数の時間変化率が基準変化率を超える場合と、に前記生体を病気と診断してよい。
【0006】
上記何れかの装置においては、前記検出部は、前記流体試料の単位体積当たりの、予め定められた種類の体細胞の数をさらに検出し、前記診断部は、前記検出部により検出された前記微生物の数および前記体細胞の数に基づいて、前記生体の状態を診断してよい。
【0007】
上記の装置においては、前記微生物は病原体であり、前記診断部は、前記体細胞の数が第2基準値以上である場合と、前記体細胞の数が第2基準値未満であり、前記微生物の数が第3基準値未満であり、かつ、前記体細胞の数の時間変化率よりも前記微生物の数の時間変化率が大きい場合と、に前記生体を病気と診断してよい。
【0008】
前記検出部が体細胞の数をさらに検出する上記何れかの装置においては、前記微生物は病原体であり、前記体細胞は、白血球または上皮細胞であってよい。
【0009】
上記何れかの装置においては、前記流体試料ごとに、前記生体からの採取時刻を取得する取得部をさらに備え、前記診断部は、複数の前記流体試料の採取時刻から、前記検出部による検出結果の時間変化率を算出し、当該時間変化率を用いて診断を行ってよい。
【0010】
上記何れかの装置においては、前記診断部は、前記検出部による検出結果と、基準値との比較によって診断を行い、当該装置は、前記生体の年齢に応じて前記基準値を異なる値に設定する設定部をさらに備えてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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