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公開番号2025150139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024050862
出願日2024-03-27
発明の名称装置、方法、およびプログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G01N 21/27 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約【解決手段】 流路を流れる流体の状態を示す光のスペクトルである流体スペクトルを検出する検出部と、流体スペクトルを微分して微分スペクトルを導出する微分部と、流体の溶媒について主成分分析で第1溶媒スペクトルを抽出する抽出部と、微分スペクトルと第1溶媒スペクトルの間の差分スペクトルを算出する算出部と、算出される差分スペクトルのピークに関するデータを用いて、流体の状態を予測する予測部とを備える装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流路を流れる流体の状態を示す光のスペクトルである流体スペクトルを検出する検出部と、
前記流体スペクトルを微分して微分スペクトルを導出する微分部と、
前記流体の溶媒について主成分分析で第1溶媒スペクトルを抽出する抽出部と、
前記微分スペクトルと前記第1溶媒スペクトルの間の差分スペクトルを算出する算出部と、
前記算出される差分スペクトルのピークに関するデータを用いて、前記流体の状態を予測する予測部と、
を備える
装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
流体の差分スペクトルのピークに関するデータを入力したことに応じて、前記流体の状態を予測するモデルを、前記差分スペクトルを用いて生成する生成部を更に備え、
前記予測部は、前記モデルに前記差分スペクトルのピークに関するデータを入力して、前記流体の状態を予測する
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記溶媒に対応する第2溶媒スペクトルを取得する取得部を備え、
前記抽出部は、前記第2溶媒スペクトルを用いて、前記主成分分析で前記微分スペクトルから前記第1溶媒スペクトルを抽出する
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記流体のpHまたは温度に応じた前記第2溶媒スペクトルを取得し、
前記抽出部は、前記第2溶媒スペクトルを用いて、前記主成分分析で前記微分スペクトルから前記第1溶媒スペクトルを抽出する
請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記取得部は、前記流体のpHまたは温度を推定して、前記推定したpHまたは温度に応じた前記第2溶媒スペクトルを取得する
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記取得部は、前記流体スペクトルにおける前記流体内の水または溶媒に対応するピークに基づいて前記流体のpHまたは温度を推定して、前記推定したpHまたは温度に応じた前記第2溶媒スペクトルを取得する
請求項5に記載の装置。
【請求項7】
複数のpHまたは複数の温度にそれぞれ対応する複数の第2溶媒スペクトルを記憶する記憶部を更に備え、
前記取得部は、前記複数の第2溶媒スペクトルのうち、前記流体のpHまたは温度に応じた前記第2溶媒スペクトルを前記記憶部から取得する
請求項3に記載の装置。
【請求項8】
前記取得部は、前記流体のpHまたは温度に応じてピークを補正した前記第2溶媒スペクトルを取得する
請求項4に記載の装置。
【請求項9】
前記予測部は、前記差分スペクトルのピークに関するデータを用いて、前記流体における反応の反応量を、前記流体の状態として予測する
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記予測部は、前記差分スペクトルのピークに関するデータを用いて、前記流体における原料の残量を予測する
請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1および2には、「化学反応系において合成された目的物の光学異性に関する情報を、サンプルを抽出する必要なく、かつ非破壊的に分析できる光学分析システムおよび光学分析方法」が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
特許文献1 特許第7087696号
特許文献2 特許第7192473号
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、流路を流れる流体の状態を示す光のスペクトルである流体スペクトルを検出する検出部と、流体スペクトルを微分して微分スペクトルを導出する微分部と、流体の溶媒について主成分分析で第1溶媒スペクトルを抽出する抽出部と、微分スペクトルと第1溶媒スペクトルの間の差分スペクトルを算出する算出部と、算出される差分スペクトルのピークに関するデータを用いて、流体の状態を予測する予測部とを備える装置を提供する。
【0004】
上記の装置において、流体の差分スペクトルのピークに関するデータを入力したことに応じて、流体の状態を予測するモデルを、差分スペクトルを用いて生成する生成部を更に備え、予測部は、モデルに差分スペクトルのピークに関するデータを入力して、流体の状態を予測してよい。
【0005】
上記のいずれかの装置において、溶媒に対応する第2溶媒スペクトルを取得する取得部を備え、抽出部は、第2溶媒スペクトルを用いて、主成分分析で微分スペクトルから第1溶媒スペクトルを抽出してよい。
【0006】
上記の装置において、取得部は、流体のpHまたは温度に応じた第2溶媒スペクトルを取得し、抽出部は、第2溶媒スペクトルを用いて、主成分分析で微分スペクトルから第1溶媒スペクトルを抽出してよい。
【0007】
上記の装置において、取得部は、流体のpHまたは温度を推定して、推定したpHまたは温度に応じた第2溶媒スペクトルを取得してよい。
【0008】
上記の装置において、取得部は、流体スペクトルにおける流体内の水または溶媒に対応するピークに基づいて流体のpHまたは温度を推定して、推定したpHまたは温度に応じた第2溶媒スペクトルを取得してよい。
【0009】
上記のいずれかの装置において、複数のpHまたは複数の温度にそれぞれ対応する複数の第2溶媒スペクトルを記憶する記憶部を更に備え、取得部は、複数の第2溶媒スペクトルのうち、流体のpHまたは温度に応じた第2溶媒スペクトルを記憶部から取得してよい。
【0010】
上記のいずれかの装置において、取得部は、流体のpHまたは温度に応じてピークを補正した第2溶媒スペクトルを取得してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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