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公開番号
2025142943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042587
出願日
2024-03-18
発明の名称
菌体培養槽および菌体培養方法
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
C12M
1/107 20060101AFI20250924BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】菌体が生成する気体の生産効率を向上させること。
【解決手段】菌体培養槽10は、メタンMを生成するメタン生成菌を培養する培養液Sを上昇させる構造を有する上昇槽11と、上昇槽11から越流した培養液Sを下降させる構造を有する下降槽12と、上昇槽11および下降槽12の培養液Sから放出されたメタンMを回収する回収部13と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
気体を生成する菌体を培養する培養液を上昇させる構造を有する上昇槽と、
前記上昇槽から越流した前記培養液を下降させる構造を有する下降槽と、
前記上昇槽および前記下降槽の前記培養液から放出された前記気体を回収する回収部と、
を備える菌体培養槽。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記上昇槽は、
前記菌体が前記気体の基質として用いる物質を含む前記培養液を供給する供給部を有し、
前記下降槽は、
前記下降槽の底面まで下降した前記培養液を排出する排出部を有する、
請求項1に記載の菌体培養槽。
【請求項3】
前記上昇槽は、
前記菌体が前記気体の基質として用いる物質を気泡として発生する発生部を有する、
請求項2に記載の菌体培養槽。
【請求項4】
前記供給部は、
前記菌体の沈降速度以上の上昇速度で前記培養液を供給する、
請求項2に記載の菌体培養槽。
【請求項5】
前記供給部は、
前記菌体の沈降速度未満の上昇速度で前記培養液を供給する、
請求項2に記載の菌体培養槽。
【請求項6】
前記下降槽は、
下降する前記培養液を所定時間保持する1つ以上の段状の構造を有する、
請求項2に記載の菌体培養槽。
【請求項7】
前記下降槽は、
下降する前記培養液から前記菌体を捕集する構造を有する、
請求項2に記載の菌体培養槽。
【請求項8】
前記下降槽は、
前記菌体を捕集する構造として、底面と平行に設置された前記菌体のサイズより孔径が小さい膜を有する、
請求項7に記載の菌体培養槽。
【請求項9】
前記菌体培養槽は、円形の上面、円形の底面、円筒形の外部壁、および前記底面に設置された円筒形の内部壁を有し、前記上面と前記内部壁との間に前記培養液の越流を可能とする間隙を有する二重の円筒形の構造である、
請求項1から8のいずれか1項に記載の菌体培養槽。
【請求項10】
前記上昇槽は、
前記二重の円筒形のうち外径側の構造であって、
前記下降槽は、
前記二重の円筒形のうち内径側の構造である、
請求項9に記載の菌体培養槽。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、菌体培養槽および菌体培養方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
微生物(適宜、「菌体」)を利用したメタネーション(methanation)は、二酸化炭素と水素を培養液中に導入し、培養液内に存在するメタン生成菌(適宜、「メタン菌」)によってメタンを生産する手法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-057951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、メタン生成菌の培養によるメタンの生産効率を向上させることは難しい。例えば、従来技術では、生成したメタンの微細気泡が培養液とともに排出され、菌体培養槽の外でメタンが培養液から脱離するので、メタンの回収効率が低下することがある。また、従来技術では、培養液の上昇速度が遅く、メタン生成菌の流動が少ないので、水素とメタン生成菌の接触効率が低下し、メタンの生成効率が低下することがある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、菌体が生成する気体の生産効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る菌体培養槽は、気体を生成する菌体を培養する培養液を上昇させる構造を有する上昇槽と、前記上昇槽から越流した前記培養液を下降させる構造を有する下降槽と、前記上昇槽および前記下降槽の前記培養液から放出された前記気体を回収する回収部と、を備える。
【0007】
本発明の一実施形態に係る菌体培養方法は、菌体培養槽によって実行される菌体培養方法であって、気体を生成する菌体を培養する培養液を上昇させる上昇工程と、前記上昇工程によって越流した前記培養液を下降させる下降工程と、前記上昇工程および前記下降工程の前記培養液から放出された前記気体を回収する回収工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、菌体が生成する気体の生産効率を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る菌体培養槽の概要図の一例を示す図である。
実施形態に係る菌体培養槽の構成例を示すブロック図である。
参考技術に係る菌体培養槽の具体例を説明する図である。
実施形態に係る菌体培養槽の具体例1を示す図である。
実施形態に係る菌体培養槽の具体例2を示す図である。
実施形態に係る菌体培養槽の具体例3を示す図である。
実施形態に係る菌体培養槽の具体例4を示す図である。
実施形態に係る菌体培養槽の具体例5を示す図である。
実施形態に係る菌体培養槽の具体例6を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の一実施形態に係る菌体培養槽および菌体培養方法を、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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