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公開番号
2025154607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057706
出願日
2024-03-29
発明の名称
データ管理支援装置及びデータ管理支援方法
出願人
横河電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20251002BHJP(制御;調整)
要約
【課題】複数の運転データの結合可否をユーザが判断する際にユーザの判断を支援する。
【解決手段】本開示に係るデータ管理支援装置10は、工場の設備の運転状況を記録した複数の運転データであって各運転データが少なくとも1列以上の時系列データを含む複数の運転データを取得し、複数の運転データのうちから選択された基準となる基準運転データが含む時系列データの列数と他の運転データが含む時系列データの列数との一致を判定し、基準運転データが含む時系列データの属性と他の運転データが含む時系列データの属性との一致を統計処理により判定する、制御部15を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
工場の設備の運転状況を記録した複数の運転データであって各運転データが少なくとも1列以上の時系列データを含む複数の運転データを取得し、
前記複数の運転データのうちから選択された基準となる基準運転データが含む時系列データの列数と他の運転データが含む時系列データの列数との一致を判定し、
前記基準運転データが含む時系列データの属性と前記他の運転データが含む時系列データの属性との一致を統計処理により判定する、制御部、
を備える、データ管理支援装置。
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【請求項2】
請求項1に記載のデータ管理支援装置において、
前記制御部は、前記統計処理としてノンパラメトリック法を用いて前記基準運転データが含む時系列データの属性と前記他の運転データが含む時系列データの属性との一致を判定する、データ管理支援装置。
【請求項3】
請求項2に記載のデータ管理支援装置において、
前記制御部は、前記ノンパラメトリック法においてp値を算出し、前記p値が棄却域を超えていない場合は、前記基準運転データが含む時系列データの属性と前記他の運転データが含む時系列データの属性との一致度が高く、前記基準運転データが含む時系列データと前記他の運転データが含む時系列データとが結合可能であると判定する、データ管理支援装置。
【請求項4】
請求項1に記載のデータ管理支援装置において、
出力部をさらに備え、
前記制御部は、前記基準運転データが含む時系列データの列数と前記他の運転データが含む時系列データの列数との一致の判定結果と、前記基準運転データが含む時系列データの属性と前記他の運転データが含む時系列データの属性との一致の判定結果とを前記出力部に表示させる、データ管理支援装置。
【請求項5】
請求項4に記載のデータ管理支援装置において、
ユーザからの入力を受け付け可能な入力部をさらに備え、
前記制御部は、前記基準運転データと前記他の運転データとを結合させる結合指示を前記入力部が受け付けると、前記基準運転データと前記他の運転データとを結合させる、データ管理支援装置。
【請求項6】
請求項1に記載のデータ管理支援装置において、
前記制御部は、前記基準運転データが含む時系列データの列数と前記他の運転データが含む時系列データの列数とが一致していると判定し、且つ、前記基準運転データが含む時系列データの属性と前記他の運転データが含む時系列データの属性とが一致していると判定した場合は、前記基準運転データと前記他の運転データとを自動的に結合させる、データ管理支援装置。
【請求項7】
データ管理支援装置におけるデータ管理支援方法であって、
工場の設備の運転状況を記録した複数の運転データであって各運転データが少なくとも1列以上の時系列データを含む複数の運転データを取得するステップと、
前記複数の運転データのうちから選択された基準となる基準運転データが含む時系列データの列数と他の運転データが含む時系列データの列数との一致を判定するステップと、
前記基準運転データが含む時系列データの属性と前記他の運転データが含む時系列データの属性との一致を統計処理により判定するステップと、
を含む、データ管理支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ管理支援装置及びデータ管理支援方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、工場の設備の運転状況を記録した運転データを取得し、取得した運転データを利用することが行われている。例えば、運転データは、工場の機器、設備、生産プロセスなどにおいて異常が発生したときに、異常の要因を過去に遡って特定するためなどに利用されてきた。
【0003】
例えば特許文献1は、設備の運転データを取得し、運転データに基づいて設備の劣化度を計算する劣化診断装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2024-13399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
運転データは、例えば1日1回などのような所定の頻度で表形式のデータとして出力されることが多い。設備が長期に亘って運転されていると、このような運転データは膨大な量になる。
【0006】
設備を長期間運転していると、管理方法が変更されて、設備の中の一部の機器の名称が変わる場合がある。この場合、表形式の運転データにおいて、名称が変わった機器に対応するデータの項目名が変更される場合がある。
【0007】
また、設備を長期間運転していると、追加のセンサが設置されて測定項目が追加される場合がある。この場合、表形式の運転データにおいて、追加された測定項目に対応する列が増える場合がある。
【0008】
過去の運転データを利用する場合、結合することが可能な運転データについては、複数の運転データを結合して1つのファイルにまとめると便利である。例えば、1日分のデータを記録した運転データが数ヶ月分ある場合、数ヶ月分の運転データを1つのファイルに結合すると、データ解析に利用する場合に便利である。運転データを利用したデータ解析の例としては、例えば、「異常が生じる前に異常の兆候を捉える」、「ビッグデータ解析によってこれまで気付かなかった価値を探索する」などが考えられる。
【0009】
しかしながら、設備を長期間運転していると、上述のように、運転データにおいて、データの項目名が変更されていたり、列が追加されていたりする場合がある。そのため、運転データを結合する際には、ユーザ(例えばオペレータ)が運転データのファイルを開いて運転データの内容を確認して、運転データの結合可否を判断する必要があった。このような、ユーザが運転データの結合可否を判断する作業は、特に運転データの量が膨大である場合は、非常に手間がかかる作業であった。
【0010】
そこで、本開示は、複数の運転データの結合可否をユーザが判断する際にユーザの判断を支援することが可能なデータ管理支援装置及びデータ管理支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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