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公開番号
2025154443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057447
出願日
2024-03-29
発明の名称
作業用ロボット
出願人
新電元工業株式会社
代理人
個人
主分類
G05D
1/243 20240101AFI20251002BHJP(制御;調整)
要約
【課題】位置測位を行うことなく、所望の経路を自動的に走行する。
【解決手段】少なくとも進行方向前方、右方向、左方向に設けられ、画像データを撮像する撮像部200と、撮像された画像データから各種情報を検出する画像情報検出部110と、検出された画像データを画像処理解析して、走行補助対象物の有無および進行方向の障害物の有無を判定する画像情報処理部120と、画像情報処理部120による処理結果に基づいて、進行方向を決定する走行ルート決定部130と、走行ルート決定部130により決定された走行ルートを走行するように制御を実行する走行制御部150と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
進行方向に配列あるいは延在する走行補助対象物に沿って移動し、所定の作業を実行する作業用ロボットであって、
少なくとも進行方向前方、右方向、左方向に設けられ、画像データを撮像する撮像部と、
該撮像された前記画像データから各種情報を検出する画像情報検出部と、
該検出された前記画像データを画像処理解析して、前記走行補助対象物の有無および進行方向の障害物の有無を判定する画像情報処理部と、
前記画像情報処理部による処理結果に基づいて、前記進行方向を決定する走行ルート決定部と、
前記走行ルート決定部により決定された走行ルートを走行するように制御を実行する走行制御部と、
を備えた作業用ロボット。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記画像情報検出部は、前記画像データから深度情報、オイラー角情報を含む前記各種情報を取得する請求項1に記載の作業用ロボット。
【請求項3】
前記画像情報検出部は、
慣性データから前記オイラー角情報を演算するとともに、前記深度情報、オイラー角情報を含む情報からピクセル毎の3次元情報を演算する演算部を備え、
前記進行方向前方の前記撮像部に対応する第1の画像情報処理部は、
前記ピクセル毎の3次元情報に基づいて、走行ルート周辺の段差あるいは障害物の有無を判定する第1の判定処理部を備える請求項2に記載の作業用ロボット。
【請求項4】
前記画像情報検出部は、
前記深度情報、オイラー角情報を含む情報からピクセル毎の3次元情報を演算する演算部を備え、
進行方向右方向あるいは左方向の前記撮像部に対応する第2の画像情報処理部は、
前記ピクセル毎の3次元情報に基づいて、前記走行補助対象物の判定を行う第2の判定処理部を備える請求項3に記載の作業用ロボット。
【請求項5】
前記第1の判定処理部は、
前記ピクセル毎の3次元情報を平均化する平均化処理および平均化された前記ピクセル毎の3次元情報を圧縮処理する3次元情報処理部と、
判定領域内の該処理された前記3次元情報に含まれる高さ情報に基づいて、所定の閾値を超える前記3次元情報を抽出する情報抽出部と、
を含み、
判定領域内の該処理された前記3次元情報に含まれる高さ情報に基づいて、前記走行ルート周辺の段差あるいは障害物の有無を判定する請求項3に記載の作業用ロボット。
【請求項6】
前記第2の判定処理部は、
前記ピクセル毎の3次元情報を平均化する平均化処理および平均化された前記ピクセル毎の3次元情報を圧縮処理する3次元情報処理部と、
判定領域内の該処理された前記3次元情報に含まれる高さ情報に基づいて、所定の閾値を超える前記3次元情報を抽出する情報抽出部と、
を含み、
該抽出された前記3次元情報に対応する奥行き情報及び幅情報に基づいて、前記走行補助対象物を判定する請求項4に記載の作業用ロボット。
【請求項7】
前記走行ルートは、前記走行補助対象物としての農地の畝に沿う経路あるいは前記畝と前記畝とが隣り合う前記畝の間の経路である請求項6に記載の作業用ロボット。
【請求項8】
第1の判定処理部が、走行ルート周辺に有った段差がなくなったと判定した場合に、前記走行ルート決定部は、前記段差があった方向に向きを変えるような前記走行ルートを決定し、第2の判定処理部が、左右いずれの方向にも前記畝があると判定した場合には、さらに、向きを前記走行補助対象物が延在する方向に走行ルートを決定する請求項7に記載の作業用ロボット。
【請求項9】
前記走行ルートは、前記走行補助対象物としての歩道の縁石に沿った経路である請求項6に記載の作業用ロボット。
【請求項10】
前記走行ルートは、前記走行補助対象物としての屋内外の設置物あるいは配置物に沿った経路である請求項6に記載の作業用ロボット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業用ロボットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、建物内部や屋外の限定された領域内を、周囲の環境に基づいて自律的に移動可能な自律移動ロボット(移動体)が開発されつつある。
このような自律移動ロボットは、労務又は労働の代替となり、労働者不足を補うものとして、例えば、農業や林業、運送業をはじめとする様々な業態において、活用させることが期待されている。
【0003】
この種の自律移動ロボットとして、例えば、位置測位を行うことなく、所望の経路を自動的に走行させることを目的として、進行方向に配列されている検出対象物である作物に対して所定の作業を施す装置であって、進行方向に向けて作物を撮影して、画像データを取得するカメラと、画像データに対して予め定めた位置に、複数の判定窓を配置し、当該複数の判定窓等の作物を認識する認識部と、認識部による認識結果に基づいて、進行方向を調整する調整部と、を備えた自動走行装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2022/215416号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術は、自動走行装置の前方に搭載されたカメラによって、農場に作付けされた作物を認識し、作付けされた作物を跨ぎながらタイヤの位置を調整して走行するものである。
【0006】
そのため、作付けされた作物が無い、あるいは、作付けしたが作物が発芽していない、発芽しているが認識できるほどに生育していない等、作物を認識できない場合には、自動走行装置の走行を制御できないという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、位置測位を行うことなく、所望の経路を自動的に走行する作業用ロボットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、進行方向に配列あるいは延在する走行補助対象物に沿って移動し、所定の作業を実行する作業用ロボットであって、少なくとも前記進行方向前方、右方向、左方向に設けられ、画像データを撮像する撮像部と、該撮像された前記画像データから各種情報を検出する画像情報検出部と、該検出された前記画像データを画像処理解析して、前記走行補助対象物の有無および進行方向の障害物の有無を判定する画像情報処理部と、前記画像情報処理部による処理結果に基づいて、前記進行方向を決定する走行ルート決定部と、前記走行ルート決定部により決定された走行ルートを走行するように制御を実行する走行制御部と、を備えた作業用ロボットを提案している。
【0009】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記画像情報検出部は、前記画像データから深度情報、オイラー角情報を含む各種情報を取得する作業用ロボットを提案している。
【0010】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記画像情報検出部は、慣性データから前記オイラー角情報を演算するとともに、前記深度情報、オイラー角情報を含む情報からピクセル毎の3次元情報を演算する演算部を備え、前記進行方向前方の前記撮像部に対応する第1の画像情報処理部は、前記ピクセル毎の3次元情報に基づいて、走行ルート周辺の段差あるいは障害物の有無を判定する第1の判定処理部を備える作業用ロボットを提案している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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