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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025146238
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046909
出願日
2024-03-22
発明の名称
教示装置
出願人
IDEC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G05B
19/42 20060101AFI20250926BHJP(制御;調整)
要約
【課題】作業者Mに対する利便性を向上して産業機械1の教示に係る作業効率を向上できる教示装置10を提供することを目的とする。
【解決手段】産業機械1の加工機構部3の教示に用いる教示装置10であって、作業者Mが左手で把持できる大きさの筐体11と、作業者Mに対面する筐体11の面に設けられ、作業者Mによる各種操作を受け付ける操作受付部14と、操作受付部14で受け付けた操作に基づく教示信号を産業機械1に出力する制御部16とが備えられ、操作受付部14は、筐体11を把持した作業者Mから見て時計回り及び反時計回りに回転可能に筐体11に支持された略円筒状で、作業者Mによる回転操作を受け付ける回転ダイヤル17aと、回転ダイヤル17aにおける略円筒状の内側に配置され、教示に関する各種情報を表示する表示部19とが備えられたことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
産業機械の教示対象の教示に用いる教示装置であって、
作業者が片手で把持できる大きさの筐体と、
前記作業者に対面する前記筐体の面に設けられ、前記作業者による各種操作を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部で受け付けた操作に基づく教示信号を前記産業機械に出力する制御部とが備えられ、
前記操作受付部は、
前記筐体を把持した前記作業者から見て時計回り及び反時計回りに回転可能に前記筐体に支持された略円筒状で、前記作業者による回転操作を受け付ける回転ダイヤルと、
該回転ダイヤルにおける略円筒状の内側に配置され、教示に関する各種情報を表示する表示部とが備えられた
教示装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記筐体は、前記作業者から見て略卵形状に形成された
請求項1に記載の教示装置。
【請求項3】
前記操作受付部は、
前記作業者から見て前記筐体の外形よりも小さい外径に形成され、
前記筐体は、
前記筐体を把持する前記作業者の指先で前記回転ダイヤルを操作可能な大きさに形成された
請求項1に記載の教示装置。
【請求項4】
前記表示部は、
前記各種情報を表示するとともに、前記各種情報に対する前記作業者の入力操作を受け付けるタッチパネルディスプレイで構成された
請求項1に記載の教示装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記回転ダイヤルの回転操作量を示す目盛りが表示された目盛り画面を前記表示部に出力する構成である
請求項1に記載の教示装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記教示信号に関連付ける座標系の座標軸を選択する軸選択画面を前記表示部に出力する構成である
請求項1に記載の教示装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記回転ダイヤルの回転操作量に応じた前記操作受付部の出力値に乗算する倍率を選択する倍率選択画面を前記表示部に出力する構成である
請求項1に記載の教示装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記教示対象の位置情報として、前記回転ダイヤルの回転操作量に基づき算出した座標情報を前記表示部に出力する構成である
請求項1に記載の教示装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記各種情報の向きを変更する前記作業者の操作を受け付けた場合、前記各種情報の向きを180度回転して前記表示部に出力する構成である
請求項1に記載の教示装置。
【請求項10】
前記操作受付部は、
前記作業者が所有する送信機に付与された識別子を受信する受信機が備えられ、
前記制御部は、
受信した前記識別子が操作を許可する識別子の場合、前記作業者による操作を受け付ける構成である
請求項1に記載の教示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば工作機械や産業用ロボットのような産業機械の教示に用いるような教示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、工作機械や産業用ロボットのような産業機械では、所望される目的の動作を行えるように、教示(ティーチングともいう)によって教示対象の動きをプログラミングして記憶させている。
【0003】
例えば特許文献1のように、作業者が産業機械のタッチパネルディスプレイに表示された各種情報を確認するとともに、教示に必要な入力情報をタッチパネルディスプレイに入力しながら、教示装置を操作することで産業機械の教示を行っている。
【0004】
この際、作業者は、産業機械の教示対象の動きを目視で確認するために、教示対象を目視確認できる位置とタッチパネルディスプレイの前とを何度か往復しながら産業機械の教示を行っている。
【0005】
ところで、特許文献1のような教示装置は、軸選択スイッチ及び倍率変更スイッチが筐体に配置されるとともに、回転ダイヤルの回転操作量を示す目盛りや、軸選択スイッチ及び倍率変更スイッチに関する各種明示が筐体に刻印されているため、筐体の大きさが大きくなり易い。
【0006】
このため、作業者によっては教示装置を把持し難く、作業者が教示対象を目視確認できる位置とタッチパネルディスプレイの前とを往復しながら、長時間持ち歩くには利便性が悪いという問題がある。
【0007】
そうすると、特許文献1のような教示装置を用いた産業機械の教示では、教示装置を把持する作業者の負担が大きいだけでなく、大型の教示装置を持ち歩くことで作業効率が低下するおそれがあるため改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第7397948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上述の問題に鑑み、作業者に対する利便性を向上して産業機械の教示に係る作業効率を向上できる教示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、産業機械の教示対象の教示に用いる教示装置であって、作業者が片手で把持できる大きさの筐体と、前記作業者に対面する前記筐体の面に設けられ、前記作業者による各種操作を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部で受け付けた操作に基づく教示信号を前記産業機械に出力する制御部とが備えられ、前記操作受付部は、前記筐体を把持した前記作業者から見て時計回り及び反時計回りに回転可能に前記筐体に支持された略円筒状で、前記作業者による回転操作を受け付ける回転ダイヤルと、該回転ダイヤルにおける略円筒状の内側に配置され、教示に関する各種情報を表示する表示部とが備えられたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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