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公開番号2025116907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011427
出願日2024-01-30
発明の名称加工システム、及び、加工装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類G05B 19/404 20060101AFI20250804BHJP(制御;調整)
要約【課題】NCファイルごとに工具長判定範囲を切り替えることができる簡便な方法を提供する。
【解決手段】ワークを加工する工具を把持する主軸を有する加工装置と、前記加工装置を制御するNCファイルに対する、ユーザから操作を受け付ける入力受付部813と、前記NCファイルの文字列を解析する解析処理部812と、を有する外部装置と、を備え、入力受付部813で前記NCファイルを受け付けた後、解析処理部812による前記NCファイルの解析結果と、外部装置に予め記憶しておいたメーカコードとに基づいて、前記加工装置に対する工具長許可範囲を切り替えることを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを加工する工具を把持する主軸を有する加工装置と、
前記加工装置を制御するNCファイルに対する、ユーザから操作を受け付ける入力受付部と、
前記NCファイルの文字列を解析する解析処理部と、
を有する外部装置と、を備え、
前記入力受付部で前記NCファイルを受け付けた後、前記解析処理部による前記NCファイルの解析結果と、前記外部装置に予め記憶しておいたメーカコードとに基づいて、前記加工装置に対する工具長許可範囲を切り替えることを特徴とする加工システム。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記NCファイルの解析結果に前記予め記憶しておいたメーカコードが含まれる場合に、前記加工装置に対する工具長許可範囲の下限値を下げることを特徴とする請求項1に記載の加工システム。
【請求項3】
ワークを加工する工具を把持する主軸を有する加工部と、
前記加工装置を制御するNCファイルに対する、ユーザから操作を受け付ける入力受付部と、
前記NCファイルの文字列を解析する解析処理部と、を備え、
前記入力受付部で加工開始操作を受け付けた後、前記解析処理部による前記NCファイルの解析結果と、予め記憶しておいたメーカコードとに基づいて、前記主軸に取り付けられる工具長許可範囲を切り替えることを特徴とする加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークに対して加工を行う加工装置の加工システム、及び加工装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
歯科用切削加工機はCAD・CAM・加工機をユーザが任意に組み合わせて使用できる「オープンシステム」の機種が多く存在する。その中には、加工条件を設定して加工を行う加工装置が知られる。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の技術では、切削ブレードなどの加工条件を含んだ情報コードをあらかじめ用意し、その情報コードを読み取ることで加工条件を変更している。このように、加工前に加工条件を簡便に変更できることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-024151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、工具長測定範囲については言及されていなかった。加工装置では、加工対象物の材料の種類によっては、工具の突き出し量を変更したい場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、ワークを加工する工具を把持する主軸を有する加工装置と、
前記加工装置を制御するNCファイルに対する、ユーザから操作を受け付ける入力受付部と、前記NCファイルの文字列を解析する解析処理部と、を有する外部装置と、を備え、
前記入力受付部で前記NCファイルを受け付けた後、前記解析処理部による前記NCファイルの解析結果と、前記外部装置に予め記憶しておいたメーカコードとに基づいて、前記加工装置に対する工具長許可範囲を切り替えることを特徴とする加工システム。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡単な方法でNCファイルごとに工具長判定範囲を切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る加工システムの外観斜視図。
実施形態に係る加工システムの外観正面図。
実施形態に係る加工機の斜視図。
実施形態に係る加工システムの制御ブロック図。
実施形態に係る加工システムと外部装置の機能構成を示すブロック図。
実施形態に係るアプリケーション部の機能構成を示すブロック図。
実施形態に係るNCファイルチェックと工具長範囲変更のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態について、図を用いて説明する。まず、本実施形態の加工システム1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
【0010】
[加工システム]
加工システム1は、加工装置200と、クーラント液供給装置210とを備える。本実施例においては、加工装置200とクーラント液供給装置210は別体として示しているが、クーラント液供給装置210を加工装置に内蔵し一体としてもよい。加工装置200は、加工エリア120内において工具によりワークの加工を行うものである。加工装置200は、筐体としての外装カバー101内に加工機100を収容したものである。即ち、外装カバー101は、後述する主軸や工具マガジンなどが内部に配置されている。外装カバー101の前面側開口には、不図示の開閉可能な開閉扉が設けられる。開閉扉が、開かれた状態で筐体内、即ち、後述する加工エリア120にアクセス可能であり、ワークの交換や手動による工具の交換が可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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