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公開番号2025168841
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073641
出願日2024-04-30
発明の名称生産ライン設計システム
出願人株式会社日立製作所
代理人藤央弁理士法人
主分類G05B 19/418 20060101AFI20251105BHJP(制御;調整)
要約【課題】生産ラインを効率的に設計する。
【解決手段】生産ライン設計システムは、対象製品の生産ラインに用いる設備と、前記設備それぞれを配置する、包含関係を有する領域の配置レベルと、を示す、設備情報と、前記設備の配置制約を、包含関係を有する領域に対応する制約レベルに分けて定義する、配置制約情報と、を格納する。生産ライン設計システムは、前記設備情報及び配置制約情報に基づき、前記配置レベルそれぞれにおいて、設備の配置可能エリアを抽出し、前記設備情報及び配置制約情報に基づき、抽出した前記配置可能エリアそれぞれに対して、設備の配置パターン候補を決定する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
生産ライン設計システムであって、
プロセッサと、
記憶装置と、を含み、
前記記憶装置は、
対象製品の生産ラインに用いる設備と、前記設備それぞれを配置する、包含関係を有する領域の配置レベルと、を示す、設備情報と、
前記設備の配置制約を、包含関係を有する領域に対応する制約レベルに分けて定義する、配置制約情報と、を格納し、
前記プロセッサは、
前記設備情報及び配置制約情報に基づき、前記配置レベルそれぞれにおいて、設備の配置可能エリアを抽出し、
前記設備情報及び配置制約情報に基づき、抽出した前記配置可能エリアそれぞれに対して、設備の配置パターン候補を決定する、
生産ライン設計システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の生産ライン設計システムであって、
前記配置レベル及び前記制約レベルのそれぞれは、生産ラインを配置するフロアレベルと前記生産ラインに含まれるセルレベルとを含む、
生産ライン設計システム。
【請求項3】
請求項1に記載の生産ライン設計システムであって、
前記記憶装置は、
前記対象製品の情報と、
前記対象製品の生産の要求仕様を示す生産条件情報と、
前記設備による前記対象製品の作業時間情報と、を格納し、
前記プロセッサは、前記配置パターン候補、前記生産条件情報及び前記作業時間情報に基づいて、前記生産ラインの設備構成の組合せを決定する、
生産ライン設計システム。
【請求項4】
請求項1に記載の生産ライン設計システムであって、
前記配置制約情報は、干渉物、設備の固定方法、対象製品の搬送方法を定義する、生産ライン設計システム。
【請求項5】
請求項2に記載の生産ライン設計システムであって、
前記配置制約情報は、前記フロアレベルにおいてラインの形状に基づく制約を定義する、生産ライン設計システム。
【請求項6】
請求項2に記載の生産ライン設計システムであって、
前記配置制約情報は、前記セルレベルの下位階層として、前記セル内に配置される設備の制約レベルを定義する、生産ライン設計システム。
【請求項7】
請求項2に記載の生産ライン設計システムであって、
前記配置制約情報は、前記セルレベルの制約情報に、過去の処理結果を標準情報として含む、生産ライン設計システム。
【請求項8】
システムにより実行される生産ライン設計方法であって、
前記システムは、
対象製品の生産ラインに用いる設備と、前記設備それぞれを配置する、包含関係を有する領域の配置レベルと、を示す、設備情報と、
前記設備の配置制約を、包含関係を有する領域に対応する制約レベルに分けて定義する、配置制約情報と、を格納し、
前記生産ライン設計方法は、前記システムが、
前記設備情報及び配置制約情報に基づき、前記配置レベルそれぞれにおいて、設備の配置可能エリアを抽出し、
前記設備情報及び配置制約情報に基づき、抽出した前記配置可能エリアそれぞれに対して、設備の配置パターン候補を決定する、ことを含む、生産ライン設計方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生産ラインの設計に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「フロアレイアウト作成方法は、生産設備で作業する作業頻度を含む作業頻度情報と、複数の生産設備の設備レイアウトを含む配置情報とに基づいて、生産設備で作業する前の準備作業のための作業エリアを生産設備が配置されるフロア内に設定し(ST5)、設定した作業エリアに基づいて、フロアに生産設備と作業エリアを配置したフロアレイアウトを作成する(ST6)。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-123056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1に記載の技術では、生産設備が配置されたフロアの適切な位置に作業エリアを設定することができるが、生産設備の構成と配置の情報は所与であることが前提であり、フロアに配置可能な生産設備の構成を決定することができない。つまり、生産設備が配置可能なフロアに対して、生産設備の構成と配置を同時に求解するためには、膨大な組み合わせの最適化計算を要し、実用に耐えない。
【0005】
本発明は、生産ラインの設備構成を含む工程設計情報と設備配置を含む配置設計情報を生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
【0007】
本発明の一態様の生産ライン設計システムは、対象製品の生産ラインに用いる設備と、前記設備それぞれを配置する、包含関係を有する領域の配置レベルと、を示す、設備情報と、前記設備の配置制約を、包含関係を有する領域に対応する制約レベルに分けて定義する、配置制約情報と、を格納する。生産ライン設計システムは、前記設備情報及び配置制約情報に基づき、前記配置レベルそれぞれにおいて、設備の配置可能エリアを抽出し、前記設備情報及び配置制約情報に基づき、抽出した前記配置可能エリアそれぞれに対して、設備の配置パターン候補を決定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、簡便に投資コストを抑えた生産ライン設計案を立案する技術を提供することができる。
【0009】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
生産ライン設計装置の構成例を示す図である。
製品情報の例を示す図である。
設備情報の例を示す図である。
部品-リソース候補の作業時間情報の例を示す図である。
配置制約情報の例を示す図である。
工程設計情報の例を示す図である。
配置設計情報の例を示す図である。
配置設計情報の例を示す図である。
フロアレベルでの配置パターンの算出例を示す図である。
フロアレベルでの配置パターンの算出例を示す図である。
フロアレベルでの配置パターンの算出例を示す図である。
フロアレベルでの配置パターンの算出例を示す図である。
フロアレベルでの配置パターンの算出例を示す図である。
フロアレベルでの配置パターンの算出例を示す図である。
生産ライン設計装置のハードウェア構成例を示す図である。
生産ライン設計処理のフローの例を示す図である。
配置パターン結果の表示画面の例を示す図である。
配置設計情報の表示画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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