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公開番号
2025154775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057962
出願日
2024-03-29
発明の名称
細胞穿刺装置及び顕微鏡システム
出願人
横河電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20251002BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】装置の使用において必要となる交換作業の作業性が向上する細胞穿刺装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る細胞穿刺装置10は、細胞Sへ穿刺する針17aと、針17aを固定する針固定部17bと、を有する針部17と、針固定部17bと接続されて、針部17を先端に配置する針支持部18aと、針支持部18aに対して配置され、細胞Sへ針17aを穿刺するときの第1位置に針部17を位置決めする第1規制部18bと、を備え、針支持部18aは、針17aを退避させるときの第2位置と第1位置との間で針部17を移動させる移動部18a1を含む。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
細胞へ穿刺する針と、前記針を固定する針固定部と、を有する針部と、
前記針固定部と接続されて、前記針部を先端に配置する針支持部と、
前記針支持部に対して配置され、前記細胞へ前記針を穿刺するときの第1位置に前記針部を位置決めする第1規制部と、
を備え、
前記針支持部は、前記針を退避させるときの第2位置と前記第1位置との間で前記針部を移動させる移動部を含む、
細胞穿刺装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の細胞穿刺装置であって、
前記針支持部は、前記移動部と前記針固定部とを連結する支持ヘッドを有し、
前記第1規制部は、前記支持ヘッドと接触することで前記針部を位置決めする、
細胞穿刺装置。
【請求項3】
請求項2に記載の細胞穿刺装置であって、
前記移動部に対して前記支持ヘッドと反対側に配置され、前記針部を前記第1位置に位置決めするときの第3位置と、前記第3位置と異なる第4位置との間で前記第1規制部を移動させるベース部をさらに備える、
細胞穿刺装置。
【請求項4】
請求項3に記載の細胞穿刺装置であって、
前記ベース部に取り付けられ、前記ベース部による前記第1規制部の移動を規制する第2規制部をさらに備える、
細胞穿刺装置。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の細胞穿刺装置であって、
前記第1規制部は、前記ベース部の表面から前記支持ヘッド側に向けて突出して前記移動部と隣接する突起を含む、
細胞穿刺装置。
【請求項6】
請求項3又は4に記載の細胞穿刺装置であって、
前記第1規制部は、前記支持ヘッドと接触することで前記支持ヘッドを着脱可能に固定する、
細胞穿刺装置。
【請求項7】
請求項6に記載の細胞穿刺装置であって、
前記第1規制部及び前記支持ヘッドの少なくとも一方は、磁石を有し、
前記第1規制部は、磁力によって前記支持ヘッドを着脱可能に固定する、
細胞穿刺装置。
【請求項8】
請求項6に記載の細胞穿刺装置であって、
前記移動部は、回転軸回りに回転移動し、
前記第1規制部は、前記ベース部の表面に接続されて前記移動部の回転方向に交差する対向面を含む、
細胞穿刺装置。
【請求項9】
請求項8に記載の細胞穿刺装置であって、
前記第1規制部は、前記支持ヘッドと対向する前記対向面において前記支持ヘッドと点接触するように突出する位置決め突起を有する、
細胞穿刺装置。
【請求項10】
請求項1に記載の細胞穿刺装置であって、
前記第1規制部は、前記移動部を貫通するように前記移動部に取り付けられ、前記移動部と共に移動することで前記針部を位置決めする、
細胞穿刺装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、細胞穿刺装置及び顕微鏡システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、細胞に関する研究及び応用開発において、サンプルとなる特定の細胞へ薬液などを正確に注入したり、細胞内部の物質を吸引したりするために、細胞へ針を穿刺するための技術が知られている。例えば、特許文献1には、マルチバレル式ナノピペットを複数のバレル内の少なくとも2個の電極と共に用いた装置において、1つのバレルが細胞含有物を引き出し、もう1つのバレルが細胞内に物質を注入することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6453300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の従来技術では、細胞内部へ穿刺するための針及び穿刺対象となる細胞の少なくとも一方を交換するときの作業性について改善の余地があった。
【0005】
本開示は、装置の使用において必要となる交換作業の作業性が向上する細胞穿刺装置及び顕微鏡システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係る細胞穿刺装置は、細胞へ穿刺する針と、前記針を固定する針固定部と、を有する針部と、前記針固定部と接続されて、前記針部を先端に配置する針支持部と、前記針支持部に対して配置され、前記細胞へ前記針を穿刺するときの第1位置に前記針部を位置決めする第1規制部と、を備え、前記針支持部は、前記針を退避させるときの第2位置と前記第1位置との間で前記針部を移動させる移動部を含む。
【0007】
これにより、装置の使用において必要となる交換作業の作業性が向上する。細胞穿刺装置は、針部が第1位置にあるときの細胞に対する針の距離に比べて大きな離間距離が得られる第2位置に針部を退避させることが可能である。したがって、細胞穿刺装置は、針部が第2位置にあるときに、細胞と針との間により大きな空間を設けて交換作業に必要な作業スペースを作業者に提供可能である。
【0008】
一実施形態における細胞穿刺装置では、前記針支持部は、前記移動部と前記針固定部とを連結する支持ヘッドを有し、前記第1規制部は、前記支持ヘッドと接触することで前記針部を位置決めしてもよい。これにより、細胞穿刺装置は、第1規制部に対する支持ヘッドの接触によって、針部を第1位置に直接的に位置決めすることができる。
【0009】
一実施形態における細胞穿刺装置は、前記移動部に対して前記支持ヘッドと反対側に配置され、前記針部を前記第1位置に位置決めするときの第3位置と、前記第3位置と異なる第4位置との間で前記第1規制部を移動させるベース部をさらに備えてもよい。これにより、細胞穿刺装置は、ベース部の回転機構によって、針を任意の角度に調整することも可能である。
【0010】
一実施形態における細胞穿刺装置は、前記ベース部に取り付けられ、前記ベース部による前記第1規制部の移動を規制する第2規制部をさらに備えてもよい。これにより、細胞穿刺装置は、ベース部の回転移動によって調整された第1規制部の回転位置を、針を穿刺する細胞に適切な角度に固定することも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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