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公開番号2025093519
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209221
出願日2023-12-12
発明の名称施設内で検出された音響データを処理する装置、方法、およびプログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G01H 17/00 20060101AFI20250617BHJP(測定;試験)
要約【解決手段】施設内において検出された音響データを取得する音響データ取得部と、施設内において撮像された画像データを取得する画像データ取得部と、音響データに含まれる少なくとも1つの音成分のうちの各音成分が、画像データに撮像された少なくとも1つの機器のうちのいずれの機器を発生源とするかを特定する発生源特定部と、少なくとも1つの音成分のうちの各音成分に関する音成分データを、少なくとも1つの機器のうちの発生源である機器に対応付けて機器データベースに記録する機器データベース接続部とを備える装置を提供する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
施設内において検出された音響データを取得する音響データ取得部と、
前記施設内において撮像された画像データを取得する画像データ取得部と、
前記音響データに含まれる少なくとも1つの音成分のうちの各音成分が、前記画像データに撮像された少なくとも1つの機器のうちのいずれの機器を発生源とするかを特定する発生源特定部と、
前記少なくとも1つの音成分のうちの各音成分に関する音成分データを、前記少なくとも1つの機器のうちの発生源である機器に対応付けて機器データベースに記録する機器データベース接続部と
を備える装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記音響データを音源分離して前記少なくとも1つの音成分を抽出する音源分離部を備える請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記音源分離部は、音源の方向が互いに異なる前記少なくとも1つの音成分を抽出する請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記画像データを画像認識することにより、前記画像データに撮像された前記少なくとも1つの機器を検出する機器検出部を備える請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記機器検出部は、前記画像データ中に含まれる前記少なくとも1つの機器のそれぞれを、予め定められたテンプレートとのマッチングにより検出する請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記発生源特定部は、前記少なくとも1つの音成分のそれぞれについて、前記少なくとも1つの機器のうち、前記画像データ内における音源の方向に対応する領域に位置する機器を発生源の機器として特定する請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つの音成分のいずれかについて、前記画像データ内における音源の方向に対応する領域に位置する機器が特定できなかったことに応じて、当該機器を特定するためのユーザからの情報の入力を受け付ける入力処理部を備える請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記音響データ取得部および前記画像データ取得部は、前記施設内を移動して集音および画像撮像を行うことができるロボットから前記音響データおよび前記画像データを取得する請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つの音成分のいずれかについて、前記少なくとも1つの機器のうち発生源の機器を特定できなかったことに応じて、前記画像の撮像方向の変更、前記画像の撮像倍率の変更、または前記ロボットの位置の変更のうちの少なくとも1つを前記ロボットに対して指示するロボット指令部を備える請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記音成分データを用いて、音成分の異常度を検知する音異常検知部と、
前記音成分の前記異常度に基づいて、前記音成分の発生源である機器の異常を特定する異常機器特定部と
を備える請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施設内で検出された音響データを処理する装置、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「図1に示す点検支援システム1は、点検現場2から遠隔にある監視場所3で点検員4が点検現場2の機器を点検可能にする」こと(段落0010)、「無人移動体10からの音の情報には、複数のマイク131~13mで各々取得された音の情報が含まれており、音判定部72は、これらの音の情報に基づいて、音源方向、音源位置、および音の大きさを判定することができる」こと(段落0037)、「図形付加部73は、音判定部72による判定結果に基づいて、無人移動体10から取得した撮像画像に、音源の位置を表す図形および音の大きさを表す図形のうち少なくとも一つを表す図形を付加する」こと(段落0038)が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2020-149349号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、施設内において検出された音響データを取得する音響データ取得部と、前記施設内において撮像された画像データを取得する画像データ取得部と、前記音響データに含まれる少なくとも1つの音成分のうちの各音成分が、前記画像データに撮像された少なくとも1つの機器のうちのいずれの機器を発生源とするかを特定する発生源特定部と、前記少なくとも1つの音成分のうちの各音成分に関する音成分データを、前記少なくとも1つの機器のうちの発生源である機器に対応付けて機器データベースに記録する機器データベース接続部とを備える装置を提供する。
【0004】
上記の装置は、前記音響データを音源分離して前記少なくとも1つの音成分を抽出する音源分離部を備えてよい。
【0005】
上記のいずれかの装置において、前記音源分離部は、音源の方向が互いに異なる前記少なくとも1つの音成分を抽出してよい。
【0006】
上記のいずれかの装置は、前記画像データを画像認識することにより、前記画像データに撮像された前記少なくとも1つの機器を検出する機器検出部を備えてよい。
【0007】
上記のいずれかの装置において、前記機器検出部は、前記画像データ中に含まれる前記少なくとも1つの機器のそれぞれを、予め定められたテンプレートとのマッチングにより検出してよい。
【0008】
上記のいずれかの装置において、前記発生源特定部は、前記少なくとも1つの音成分のそれぞれについて、前記少なくとも1つの機器のうち、前記画像データ内における音源の方向に対応する領域に位置する機器を発生源の機器として特定してよい。
【0009】
上記のいずれかの装置は、前記少なくとも1つの音成分のいずれかについて、前記画像データ内における音源の方向に対応する領域に位置する機器が特定できなかったことに応じて、当該機器を特定するためのユーザからの情報の入力を受け付ける入力処理部を備えてよい。
【0010】
上記のいずれかの装置において、前記音響データ取得部および前記画像データ取得部は、前記施設内を移動して集音および画像撮像を行うことができるロボットから前記音響データおよび前記画像データを取得してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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