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公開番号
2025102089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219311
出願日
2023-12-26
発明の名称
反応生成装置、反応生成方法、仮想人物提示システムおよび反応生成プログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
A61B
5/374 20210101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】対象者入力情報が入力されたときの対象者の対象者脳波情報とを取得し、対象者状態情報を出力する装置を提供する。
【解決手段】対象者に入力された対象者入力情報と、対象者入力情報が入力されたときの対象者の対象者脳波情報とを取得する情報取得部と、対象者脳波情報に基づいて、対象者の状態を示す対象者状態情報を生成する状態生成部と、対象者入力情報と、対象者の状態とに基づいて、対象者の反応を示す反応情報を生成する反応生成部とを備える反応生成装置を提供する。情報取得部は、対象者入力情報が入力されたときの対象者の生体情報をさらに取得してよい。状態生成部は、対象者脳波情報と生体情報とに基づいて、対象者状態情報を生成してよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対象者に入力された対象者入力情報と、前記対象者入力情報が入力されたときの前記対象者の対象者脳波情報とを取得する情報取得部と、
前記対象者脳波情報に基づいて、前記対象者の状態を示す対象者状態情報を生成する状態生成部と、
前記対象者入力情報と、前記対象者の前記状態とに基づいて、前記対象者の反応を示す反応情報を生成する反応生成部と、
を備える反応生成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記情報取得部は、前記対象者入力情報が入力されたときの前記対象者の生体情報をさらに取得し、
前記状態生成部は、前記対象者脳波情報と前記生体情報とに基づいて、前記対象者状態情報を生成する、
請求項1に記載の反応生成装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記対象者入力情報が入力される前および入力された後の前記対象者脳波情報を取得し、
前記状態生成部は、前記対象者入力情報が入力される前の前記対象者脳波情報から、入力された後の前記対象者脳波情報への変化と、前記生体情報とに基づいて、前記対象者状態情報を生成する、
請求項2に記載の反応生成装置。
【請求項4】
前記状態生成部は、前記対象者入力情報が入力される前の前記対象者脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、前記対象者入力情報が入力された後の前記対象者脳波情報における、前記周波数帯における脳波の振幅の前記全体振幅に占める割合への変化と、前記対象者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記対象者状態情報を生成し、
前記全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和であり、
前記第2パワースペクトルの周波数帯域は、前記第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である、
請求項3に記載の反応生成装置。
【請求項5】
前記状態生成部は、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、前記対象者入力情報が入力される前における前記周波数帯の前記脳波の振幅の前記全体振幅に占める前記割合から、前記対象者入力情報が入力された後における前記周波数帯の前記脳波の振幅の前記全体振幅に占める前記割合への前記変化とに基づいて、前記対象者状態情報を生成する、請求項4に記載の反応生成装置。
【請求項6】
前記対象者状態情報は、前記対象者の複数の状態に係る情報を含み、
前記状態生成部は、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、前記対象者入力情報が入力される前における前記周波数帯の前記脳波の振幅の前記全体振幅に占める前記割合から、前記対象者入力情報が入力された後における前記周波数帯の前記脳波の振幅の前記全体振幅に占める前記割合への前記変化とに基づいて、前記複数の状態のうちの一の状態に係る前記対象者状態情報を生成する、
請求項4に記載の反応生成装置。
【請求項7】
前記周波数帯の脳波は、デルタ波、シータ波、低アルファ波および中アルファ波の少なくとも一つであるか、または、高アルファ波、低ベータ波、高ベータ波およびガンマ波の少なくとも一つである、請求項6に記載の反応生成装置。
【請求項8】
前記対象者の前記反応が、仮想人物モデルを提示する提示部により提示され、
前記情報取得部は、前記仮想人物モデルにより提示された前記反応に接した使用者の使用者脳波情報をさらに取得し、
前記状態生成部は、前記使用者脳波情報に基づいて、前記使用者の状態を示す使用者状態情報を生成し、
前記情報取得部は、前記使用者状態情報が予め定められた違和感状態の場合、前記仮想人物モデルにより提示された前記反応に対するフィードバックを前記使用者から取得し、
前記反応生成部は、前記フィードバックに基づいて、前記対象者状態情報および前記反応情報の少なくとも一方を補正する、
請求項2から7のいずれか一項に記載の反応生成装置。
【請求項9】
前記対象者の前記反応が、仮想人物モデルを提示する提示部により提示され、
前記情報取得部は、前記仮想人物モデルにより提示された前記対象者の前記反応をさらに取得し、
前記対象者状態情報と、前記情報取得部により取得された前記対象者の前記反応との関係を機械学習することにより、前記対象者状態情報に基づいて前記対象者の反応を推論する反応推論モデルを生成する反応学習部をさらに備える、
請求項2から7のいずれか一項に記載の反応生成装置。
【請求項10】
前記情報取得部は、前記仮想人物モデルにより提示された前記反応に接した使用者の使用者脳波情報をさらに取得し、
前記状態生成部は、前記使用者脳波情報に基づいて、前記使用者の状態を示す使用者状態情報を生成し、
前記情報取得部は、前記使用者状態情報が予め定められた違和感状態の場合、前記仮想人物モデルにより提示された前記反応に対するフィードバックを前記使用者から取得し、
前記反応学習部は、前記フィードバックに基づいて、前記反応推論モデルを補正する、
請求項9に記載の反応生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、反応生成装置、反応生成方法、仮想人物提示システムおよび反応生成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、「故人を人工知能(AI)やヒト型ロボット技術で蘇らせようという試み」と記載されている。
[先行技術文献]
[非特許文献]
[非特許文献1] 情報通信政策研究2021 年5 巻1 号 p.131-144
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、反応生成装置を提供する。反応生成装置は、対象者に入力された対象者入力情報と、対象者入力情報が入力されたときの対象者の対象者脳波情報とを取得する情報取得部と、対象者脳波情報に基づいて、対象者の状態を示す対象者状態情報を生成する状態生成部と、対象者入力情報と、対象者の状態とに基づいて、対象者の反応を示す反応情報を生成する反応生成部とを備える。
【0004】
情報取得部は、対象者入力情報が入力されたときの対象者の生体情報をさらに取得してよい。状態生成部は、対象者脳波情報と生体情報とに基づいて、対象者状態情報を生成してよい。
【0005】
上記いずれかの反応生成装置において、情報取得部は、対象者入力情報が入力される前および入力された後の対象者脳波情報を取得してよい。状態生成部は、対象者入力情報が入力される前の対象者脳波情報から、入力された後の対象者脳波情報への変化と、生体情報とに基づいて、対象者状態情報を生成してよい。
【0006】
上記いずれかの反応生成装置において、状態生成部は、対象者入力情報が入力される前の対象者脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、対象者入力情報が入力された後の対象者脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、対象者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、対象者状態情報を生成してよい。全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和である。第2パワースペクトルの周波数帯域は、第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である。
【0007】
上記いずれかの反応生成装置において、状態生成部は、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、対象者入力情報が入力される前における予め定められた周波数帯の脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、対象者入力情報が入力された後における予め定められた周波数帯の脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化とに基づいて、対象者状態情報を生成してよい。
【0008】
上記いずれかの反応生成装置において、対象者状態情報は、対象者の複数の状態に係る情報を含んでよい。状態生成部は、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、対象者入力情報が入力される前における予め定められた周波数帯の脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、対象者入力情報が入力された後における予め定められた周波数帯の脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化とに基づいて、複数の状態のうちの一の状態に係る対象者状態情報を生成してよい。
【0009】
上記いずれかの反応生成装置において、予め定められた周波数帯の脳波は、デルタ波、シータ波、低アルファ波および中アルファ波の少なくとも一つであるか、または、高アルファ波、低ベータ波、高ベータ波およびガンマ波の少なくとも一つであってよい。
【0010】
上記いずれかの反応生成装置において、対象者の反応が、仮想人物モデルを提示する提示部により提示されてよい。情報取得部は、仮想人物モデルにより提示された反応に接した使用者の使用者脳波情報をさらに取得してよい。状態生成部は、使用者脳波情報に基づいて、使用者の状態を示す使用者状態情報を生成してよい。情報取得部は、使用者状態情報が予め定められた違和感状態の場合、仮想人物モデルにより提示された反応に対するフィードバックを使用者から取得してよい。反応生成部は、フィードバックに基づいて、対象者状態情報および反応情報の少なくとも一方を補正してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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