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公開番号
2025117309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012073
出願日
2024-01-30
発明の名称
厚さ測定装置
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01B
21/08 20060101AFI20250804BHJP(測定;試験)
要約
【課題】簡素な構成で高精度な厚さ測定が可能な厚さ測定装置を得ること。
【解決手段】厚さ測定装置1は、第1の方向に延びる長孔43が形成されたプレート4と、長孔43の一方側においてプレート4の第1面41に設けられて第1の方向に沿って延びる第1の案内部5と、第1の案内部5に支持されて、第1の方向に沿って移動可能とされた第1の測定部7と、長孔43の他方側において第1面41に設けられて第1の方向に沿って延びる第2の案内部6と、第2の案内部6に支持されて、第1の方向に沿って移動可能とされた第2の測定部8と、を備え、長孔43および第1の測定部7と第2の測定部8との間の隙間を通る被測定物の厚さを測定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の方向に延びる長孔が形成されたプレートと、
前記長孔の一方側において前記プレートの第1面に設けられて前記第1の方向に沿って延びる第1の案内部と、
前記第1の案内部に支持されて、前記第1の方向に沿って移動可能とされた第1の測定部と、
前記長孔の他方側において前記第1面に設けられて前記第1の方向に沿って延びる第2の案内部と、
前記第2の案内部に支持されて、前記第1の方向に沿って移動可能とされた第2の測定部と、を備え、
前記長孔および前記第1の測定部と前記第2の測定部との間の隙間を通る被測定物の厚さを測定する厚さ測定装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第1面に設けられて前記第1の案内部の位置決めと前記第2の案内部の位置決めをする位置決め部をさらに備える請求項1に記載の厚さ測定装置。
【請求項3】
前記位置決め部は、前記第1面に形成された位置決め用の穴に差し込まれたピンを含む請求項2に記載の厚さ測定装置。
【請求項4】
前記第1の案内部および前記第2の案内部はレールであり、前記ピンに当接して設けられている請求項3に記載の厚さ測定装置。
【請求項5】
前記第1の測定部と前記第2の測定部とを移動させる駆動装置をさらに備える請求項1から4のいずれか1つに記載の厚さ測定装置。
【請求項6】
前記長孔の一方側に設けられて前記第1の方向に沿って延びる第1のベルトと、
前記第1のベルトを移動させる第1の駆動プーリおよび第1の従動プーリと、
前記長孔の他方側に設けられて前記第1の方向に沿って延びる第2のベルトと、
前記第2のベルトを移動させる第2の駆動プーリおよび第2の従動プーリと、をさらに備え、
前記駆動装置はモータを含み、
前記モータの出力軸が前記第1の駆動プーリと前記第2の駆動プーリと連結されている請求項5に記載の厚さ測定装置。
【請求項7】
前記プレートから独立して設けられたコントロールボックスと、
前記コントロールボックスに収容されて前記第1の測定部および前記第2の測定部の移動を制御する制御部と、をさらに備える請求項1から4のいずれか1つに記載の厚さ測定装置。
【請求項8】
前記駆動装置がリニアモータを含み、
前記リニアモータの固定子が前記第1面に固定され、
前記第1の測定部と前記第2の測定部とが前記リニアモータの可動子に固定されている請求項5に記載の厚さ測定装置。
【請求項9】
前記第1の測定部および前記第2の測定部の一方が放射線を出射する放射線出射部であり、他方が放射線を検出する検出部である請求項1から4のいずれか1つに記載の厚さ測定装置。
【請求項10】
前記プレートが複数に分割されている請求項1から4のいずれか1つに記載の厚さ測定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、厚さ測定装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
対向して設けられた2つの測定部を備え、測定部同士の間を通過する被測定物の厚さを測定する厚さ測定装置が知られている。特許文献1に開示されているように、厚さ測定装置は、一方の測定部を上方から支持するビームと、他方の測定部を下方から支持するビームとを備える。2つの測定部はビームに沿って同期して移動する。2つの測定部を同期して移動させながら2つの測定部の間に被測定物を通過させることで、被測定物の広い範囲で厚さの測定が行われる。
【0003】
厚さを測定する手法には、一方の測定部から放射された放射線を他方の測定部で検出し、被測定物を貫通する際の放射線の減衰量を算出し、その減衰量に基づいて厚さを測定する手法が例示される。
【0004】
このような厚さ測定装置では、上下に設けられた2本のビームは、その両端に連結されたスタンドによって支持されている。スタンドは床面に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-128756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
被測定物の厚さを高精度に測定するためには、測定部の位置を高精度に制御する必要がある。特許文献1に開示されているように、上下に設けられたビームで測定部が支持され、スタンドによってビームが連結された構成では、ビームおよびスタンドに高い剛性、形状精度、組み立て精度が要求され、装置の大型化および高コスト化を招いてしまう。
【0007】
本発明は、簡素な構成で高精度な厚さ測定が可能な厚さ測定装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る厚さ測定装置は、第1の方向に延びる長孔が第1面に形成されたプレートと、長孔を挟んだ一方側となる第1面に設けられて第1の方向に沿って延びる第1の案内部と、第1の案内部に支持されて、第1の方向に沿って移動可能とされた第1の測定部と、長孔を挟んだ他方側となる第1面に設けられて第1の方向に沿って延びる第2の案内部と、第2の案内部に支持されて、第1の方向に沿って移動可能とされた第2の測定部と、を備え、長孔および第1の測定部と第2の測定部との間の隙間を通る被測定物の厚さを測定する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡素な構成で高精度な厚さ測定が可能な厚さ測定装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る厚さ測定装置の概略構成を示す斜視図である。
実施形態1におけるプレートの正面図である。
図2に示したIII-III線に沿って切断した断面図である。
図1に示したA部分を拡大した部分拡大斜視図である。
実施形態1にかかる厚さ測定装置の設置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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