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公開番号2025102060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219259
出願日2023-12-26
発明の名称相性推定装置、相性推定方法および相性推定プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類A61B 5/16 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】第1対象者と第2対象者との相性を推定する相性推定装置を提供する。
【解決手段】第1の属性の複数の第1対象者のそれぞれが、第2の属性の複数の第2対象者のそれぞれと接している状況における、第1対象者の第1脳波情報および第2対象者の第2脳波情報の少なくとも一方を取得する情報取得部と、第1脳波情報および第2脳波情報の少なくとも一方に基づいて、第1対象者のそれぞれと、第2対象者のそれぞれとの相性を推定する相性推定部とを備える相性推定装置を提供する。情報取得部は、第1対象者のそれぞれが第2対象者のそれぞれと接している状況における、第1対象者の第1生体情報および第2対象者の第2生体情報の少なくとも一方をさらに取得してよい。相性推定部は、第1脳波情報および第2脳波情報の少なくとも一方と、第1生体情報および第2生体情報の少なくとも一方とに基づいて、相性を推定してよい。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1の属性の複数の第1対象者のそれぞれが、第2の属性の複数の第2対象者のそれぞれと接している状況における、前記第1対象者の第1脳波情報および前記第2対象者の第2脳波情報の少なくとも一方を取得する情報取得部と、
前記第1脳波情報および前記第2脳波情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1対象者のそれぞれと、前記第2対象者のそれぞれとの相性を推定する相性推定部と、
を備える相性推定装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記情報取得部は、前記第1対象者のそれぞれが前記第2対象者のそれぞれと接している状況における、前記第1対象者の第1生体情報および前記第2対象者の第2生体情報の少なくとも一方をさらに取得し、
前記相性推定部は、前記第1脳波情報および前記第2脳波情報の少なくとも一方と、前記第1生体情報および前記第2生体情報の少なくとも一方とに基づいて、前記相性を推定する、
請求項1に記載の相性推定装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記第1対象者のそれぞれが前記第2対象者のそれぞれと接する前における、前記第1対象者の第3脳波情報をさらに取得し、
前記相性推定部は、前記第3脳波情報から前記第1脳波情報への変化と、前記第1生体情報とに基づいて、前記相性を推定する、
請求項2に記載の相性推定装置。
【請求項4】
前記相性推定部は、前記第3脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、前記第1脳波情報における、前記周波数帯における脳波の振幅の前記全体振幅に占める割合への変化と、前記第1対象者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記相性を推定し、
前記全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和であり、
前記第2パワースペクトルの周波数帯域は、前記第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である、
請求項3に記載の相性推定装置。
【請求項5】
前記相性推定部は、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、前記第3脳波情報における前記割合から前記第1脳波情報における前記割合への前記変化とに基づいて、前記相性を推定する、請求項4に記載の相性推定装置。
【請求項6】
前記相性推定部は、前記第1脳波情報と前記第1生体情報とに基づいて前記第1対象者の状態を推定し、前記第1対象者のそれぞれが前記第2対象者のそれぞれと接している前記状況と、前記状態とに基づいて、前記相性を推定する、請求項2から5のいずれか一項に記載の相性推定装置。
【請求項7】
前記相性推定部は、前記第1脳波情報と前記第1生体情報とに基づいて前記第1対象者の状態を推定し、前記第2脳波情報と前記第2生体情報とに基づいて前記第2対象者の状態を推定し、前記第1対象者の前記状態と前記第2対象者の前記状態とに基づいて、前記相性を推定する、請求項2から5のいずれか一項に記載の相性推定装置。
【請求項8】
前記相性推定部は、前記第1対象者のそれぞれの行動および前記第2対象者のそれぞれの行動の少なくとも一方と、前記第1脳波情報および前記第2脳波情報の少なくとも一方とが記録された時間記録に基づいて、一の前記第1脳波情報の場合において一の前記第1対象者が接している前記第2対象者を判定し、または、一の前記第2脳波情報の場合において一の前記第2対象者が接している前記第1対象者を判定する、請求項1から5のいずれか一項に記載の相性推定装置。
【請求項9】
前記相性推定部により判定された前記第2対象者の判定結果または前記第1対象者の判定結果に基づいて、前記第1対象者と前記第2対象者との組み合わせを提示する提示部をさらに備える、請求項8に記載の相性推定装置。
【請求項10】
二以上の前記第1対象者を含む複数の組のそれぞれが、前記第2対象者のそれぞれと接する場合において、前記情報取得部は、前記複数の組のそれぞれが、前記第2対象者のそれぞれと接している前記状況における、前記第2脳波情報を取得し、
前記相性推定部は、前記第2脳波情報に基づいて、前記複数の組のそれぞれと、前記第2対象者のそれぞれとの前記相性を推定する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の相性推定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、相性推定装置、相性推定方法および相性推定プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「ストレス度が高まった原因を特定することができるストレス検知システム」と記載されている(要約書)。
特許文献2には、「人々のストレスレベル及びストレス耐性レベルのプロファイルを生成する」と記載されている(段落0001)。
特許文献3には、「周波数成分比に基づいて前記第1の乳幼児の感情を推定する」と記載されている(請求項1)。
特許文献4には、「介護者の作業に対するストレスを客観的に把握する。」と記載されている(要約書)。
特許文献5には、「複数の候補者からメンバーを選択してチームを構築する」と記載されている(段落0001)。
特許文献6には、「ユーザの疲労度を予測し、仮眠をとるタイミングを提案する」と記載されている(要約書)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2016-209404号公報
[特許文献2] 特許第6701215号
[特許文献3] 特許第6627059号
[特許文献4] 特開2019-022540号公報
[特許文献5] 特許第6781012号
[特許文献6] 特開2021-043480号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、相性推定装置を提供する。相性推定装置は、第1の属性の複数の第1対象者のそれぞれが、第2の属性の複数の第2対象者のそれぞれと接している状況における、第1対象者の第1脳波情報および第2対象者の第2脳波情報の少なくとも一方を取得する情報取得部と、第1脳波情報および第2脳波情報の少なくとも一方に基づいて、第1対象者のそれぞれと、第2対象者のそれぞれとの相性を推定する相性推定部とを備える。
【0004】
情報取得部は、第1対象者のそれぞれが第2対象者のそれぞれと接している状況における、第1対象者の第1生体情報および第2対象者の第2生体情報の少なくとも一方をさらに取得してよい。相性推定部は、第1脳波情報および第2脳波情報の少なくとも一方と、第1生体情報および第2生体情報の少なくとも一方とに基づいて、相性を推定してよい。
【0005】
上記いずれかの相性推定装置において、情報取得部は、第1対象者のそれぞれが第2対象者のそれぞれと接する前における、第1対象者の第3脳波情報をさらに取得してよい。相性推定部は、第3脳波情報から第1脳波情報への変化と、第1生体情報とに基づいて、相性を推定してよい。
【0006】
上記いずれかの相性推定装置において、相性推定部は、第3脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、第1脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、第1対象者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、相性を推定してよい。全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和である。第2パワースペクトルの周波数帯域は、第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である。
【0007】
上記いずれかの相性推定装置において、相性推定部は、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、第3脳波情報における割合から第1脳波情報における割合への変化とに基づいて、相性を推定してよい。
【0008】
上記いずれかの相性推定装置において、相性推定部は、第1脳波情報と第1生体情報とに基づいて第1対象者の状態を推定してよく、第1対象者のそれぞれが第2対象者のそれぞれと接している状況と、第1脳波情報と第1生体情報とに基づく第1対象者の状態とに基づいて、相性を推定してよい。
【0009】
上記いずれかの相性推定装置において、相性推定部は、第1脳波情報と第1生体情報とに基づいて第1対象者の状態を推定してよく、第2脳波情報と第2生体情報とに基づいて第2対象者の状態を推定してよく、第1脳波情報と第1生体情報とに基づく第1対象者の状態と、第2脳波情報と第2生体情報とに基づく第2対象者の状態とに基づいて、相性を推定してよい。
【0010】
上記いずれかの相性推定装置において、相性推定部は、第1対象者のそれぞれの行動および第2対象者のそれぞれの行動の少なくとも一方と、第1脳波情報および第2脳波情報の少なくとも一方とが記録された時間記録に基づいて、一の第1脳波情報の場合において一の第1対象者が接している第2対象者を判定し、または、一の第2脳波情報の場合において一の第2対象者が接している第1対象者を判定してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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