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公開番号
2025000377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100197
出願日
2023-06-19
発明の名称
制御装置、制御方法、及びプログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約
【課題】植物工場の空間内の二酸化炭素濃度が変動することを抑制する植制御装置、制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】植物管理システムにおいて、植物管理装置は、植物工場の対象空間における人の出入りを検出するセンサから検出結果を取得する検出結果取得部と、前記対象空間内の二酸化炭素の濃度が予め定められた条件を満たすように、前記検出結果に基づいて、二酸化炭素を前記対象空間内に供給する二酸化炭素供給設備を制御する環境制御部とを備える。環境制御部は、前記検出結果が前記対象空間内に立ち入ったことを示す場合、対象空間内に供給する二酸化炭素の量を減少させるように二酸化炭素供給設備を制御し、検出結果が前記対象空間外に立ち去ったことを示す場合、対象空間内に供給する二酸化炭素の量を増加させるように二酸化炭素供給設備を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
植物工場の対象空間における人の出入りを検出するセンサから検出結果を取得する検出結果取得部と、
前記対象空間内の二酸化炭素の濃度が予め定められた条件を満たすように、前記検出結果に基づいて、二酸化炭素を前記対象空間内に供給する二酸化炭素供給設備を制御する制御部と
を備える、制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記検出結果が前記対象空間内に立ち入ったことを示す場合、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を減少させるように前記二酸化炭素供給設備を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記検出結果に基づいて特定される前記対象空間外に立ち入った人の数に基づいて、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を減少させるように前記二酸化炭素供給設備を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記検出結果が前記対象空間外に立ち去ったことを示す場合、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を増加させるように前記二酸化炭素供給設備を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記検出結果に基づいて特定される前記対象空間外に立ち去った人の数に基づいて、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を増加させるように前記二酸化炭素供給設備を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記対象空間内の二酸化炭素濃度を検出するCO
2
センサから前記対象空間内の二酸化炭素濃度を取得する濃度取得部と、
前記濃度取得部により取得される前記二酸化炭素濃度、前記二酸化炭素供給設備により前記対象空間内に供給される二酸化炭素の供給量、及び前記検出結果に基づいて、前記CO
2
センサのキャリブレーションを実行するキャリブレーション部と
をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記キャリブレーション部は、
前記検出結果に基づいて前記対象空間内に存在する人の数を特定し、
前記人の数と、人が単位時間あたり排出させる二酸化炭素の予め定められた排出量とに基づいて、前記対象空間内に存在する人により排出される二酸化炭素の排出量を特定し、
前記対象空間内に存在する人により排出される二酸化炭素の排出量と、前記二酸化炭素供給設備により前記対象空間内に供給される二酸化炭素の供給量とを合計することで、前記対象空間内に供給される二酸化炭素の総量を特定し、
二酸化炭素の前記総量と、二酸化炭素の総量と前記対象空間内の二酸化炭素濃度との関係を示す関係情報とに基づいて、前記対象空間内の二酸化炭素濃度を特定し、
前記対象空間内の特定された前記二酸化炭素濃度と、前記CO
2
センサで検出された前記二酸化炭素濃度とに基づいて、前記CO
2
センサのキャリブレーションを実行する、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記キャリブレーション部は、
二酸化炭素の前記総量と、前記対象空間内で栽培されている植物の生育状態に応じた前記関係情報とに基づいて、前記対象空間内の二酸化炭素濃度を特定する、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記対象空間内の環境を制御する少なくとも1つの環境制御設備を制御し、
前記制御装置は、
前記検出結果と、前記少なくとも1つの環境制御設備の制御履歴とを対応付けて履歴情報として記憶部に記憶させる履歴管理部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記履歴管理部は、前記対象空間内で栽培されている植物の生育状態をさらに対応付けて前記履歴情報として前記記憶部に記憶させる、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「暗室では、植物が主として呼吸を行うため、明室に比べて室内の二酸化炭素濃度が高くなる。これにより、二酸化炭素濃度がより高い暗室の空気を明室内に送風することで、暗室で発生した二酸化炭素を、明室での植物の光合成に利用することができる。」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2023-000258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
植物工場への人の出入りにより植物工場内の二酸化炭素濃度が変動する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様に係る制御装置は、植物工場の対象空間における人の出入りを検出するセンサから検出結果を取得する検出結果取得部を備えてよい。前記制御装置は、前記対象空間内の二酸化炭素の濃度が予め定められた条件を満たすように、前記検出結果に基づいて、二酸化炭素を前記対象空間内に供給する二酸化炭素供給設備を制御する制御部を備えてよい。
【0005】
前記制御装置において、前記制御部は、前記検出結果が前記対象空間内に立ち入ったことを示す場合、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を減少させるように前記二酸化炭素供給設備を制御してよい。
【0006】
いずれかの前記制御装置において、前記制御部は、前記検出結果に基づいて特定される前記対象空間外に立ち入った人の数に基づいて、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を減少させるように前記二酸化炭素供給設備を制御してよい。
【0007】
いずれかの前記制御装置において、前記制御部は、前記検出結果が前記対象空間外に立ち去ったことを示す場合、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を増加させるように前記二酸化炭素供給設備を制御してよい。
【0008】
いずれかの前記制御装置において、前記制御部は、前記検出結果に基づいて特定される前記対象空間外に立ち去った人の数に基づいて、前記対象空間内に供給する二酸化炭素の量を増加させるように前記二酸化炭素供給設備を制御してよい。
【0009】
いずれかの前記制御装置は、前記対象空間内の二酸化炭素濃度を検出するCO
2
センサから前記対象空間内の二酸化炭素濃度を取得する濃度取得部を備えてよい。前記制御装置は、前記濃度取得部により取得される前記二酸化炭素濃度、前記二酸化炭素供給設備により前記対象空間内に供給される二酸化炭素の供給量、及び前記検出結果に基づいて、前記CO
2
センサのキャリブレーションを実行するキャリブレーション部を備えてよい。
【0010】
いずれかの前記制御装置において、前記キャリブレーション部は、前記検出結果に基づいて前記対象空間内に存在する人の数を特定し、前記人の数と、人が単位時間あたり排出させる二酸化炭素の予め定められた排出量とに基づいて、前記対象空間内に存在する人により排出される二酸化炭素の排出量を特定し、前記対象空間内に存在する人により排出される二酸化炭素の排出量と、前記二酸化炭素供給設備により前記対象空間内に供給される二酸化炭素の供給量とを合計することで、前記対象空間内に供給される二酸化炭素の総量を特定し、二酸化炭素の前記総量と、二酸化炭素の総量と前記対象空間内の二酸化炭素濃度との関係を示す関係情報とに基づいて、前記対象空間内の二酸化炭素濃度を特定し、前記対象空間内の特定された前記二酸化炭素濃度と、前記CO
2
センサで検出された前記二酸化炭素濃度とに基づいて、前記CO
2
センサのキャリブレーションを実行してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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