TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024172451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090179
出願日
2023-05-31
発明の名称
絶縁通信回路及びフィールド機器
出願人
横河電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
25/02 20060101AFI20241205BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】消費電流の増大を抑えつつ耐ノイズ性能を向上できる絶縁通信回路及びフィールド機器を提供する。
【解決手段】絶縁通信回路140は、入力信号を一次側から二次側に絶縁伝送する絶縁トランス4と、入力信号を受け付ける入力端子を有し、絶縁トランス4の一次側の第1端子に接続されている第1の論理回路2aと、固定レベル信号を受け付ける入力端子を有し、絶縁トランス4の一次側の第2端子に接続されている第2の論理回路2bとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
入力信号を一次側から二次側に絶縁伝送する絶縁トランスと、
前記入力信号を受け付ける入力端子と、前記入力信号に応じた信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子が前記絶縁トランスの一次側の第1端子に接続されている第1の論理回路と、
固定レベル信号を受け付ける入力端子と、前記固定レベル信号に応じた信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子が前記絶縁トランスの一次側の第2端子に接続されている第2の論理回路と
を備える、絶縁通信回路。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1の論理回路の出力端子と前記第1端子との間、及び、前記第2の論理回路の出力端子と前記第2端子との間のそれぞれに直列に接続されている抵抗を更に備える、請求項1に記載の絶縁通信回路。
【請求項3】
前記第1端子と前記第2端子との間を接続するコンデンサを更に備える、請求項2に記載の絶縁通信回路。
【請求項4】
前記第1の論理回路の出力端子と前記第1端子との間、及び、前記第2の論理回路の出力端子と前記第2端子との間のそれぞれに直列に接続されているフェライトビーズを更に備える、請求項2に記載の絶縁通信回路。
【請求項5】
接地点から前記第1の論理回路の出力端子に向けて順方向になるように接続されている第1のダイオードと、前記第1の論理回路の出力端子から電源に向けて順方向になるように接続されている第2のダイオードと、接地点から前記第2の論理回路の出力端子に向けて順方向になるように接続されている第3のダイオードと、前記第2の論理回路の出力端子から電源に向けて順方向になるように接続されている第4のダイオードとを更に備える、請求項1から4までのいずれか一項に記載の絶縁通信回路。
【請求項6】
前記絶縁トランスの二次側に接続されているコモンモードフィルタを更に備える、請求項1から4までのいずれか一項に記載の絶縁通信回路。
【請求項7】
前記入力信号を受け付ける入力端子と、前記入力信号に応じた信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子が前記絶縁トランスの一次側の第1端子に、前記第1の論理回路に並列に接続されている第3の論理回路と、
固定レベル信号を受け付ける入力端子と、前記固定レベル信号に応じた信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子が前記絶縁トランスの一次側の第2端子に、前記第2の論理回路に並列に接続されている第4の論理回路と
を更に備える、請求項1から4までのいずれか一項に記載の絶縁通信回路。
【請求項8】
アナログ測定データを出力する測定部と、
前記アナログ測定データをデジタルデータに変換するA/D変換部と、
前記デジタルデータをシリアルデータとして出力する演算部と、
前記シリアルデータを絶縁伝送する請求項1から4までのいずれか一項に記載の絶縁通信回路と、
絶縁伝送された前記シリアルデータを電流信号に変換して出力する出力部と
を備えるフィールド機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、絶縁通信回路及びフィールド機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、IrDA変調したデータをフォトカプラによって絶縁伝送し、絶縁伝送したデータを復調することによってデータを伝送するフィールド機器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-157024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フォトカプラを用いることによって耐ノイズ性能が向上する。一方で、フォトカプラを用いることによって消費電流が増大する。
【0005】
本開示は、上述の点に鑑みてなされたものであり、消費電流の増大を抑えつつ耐ノイズ性能を向上できる絶縁通信回路及びフィールド機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)幾つかの実施形態に係る絶縁通信回路は、入力信号を一次側から二次側に絶縁伝送する絶縁トランスと、前記入力信号を受け付ける入力端子と、前記入力信号に応じた信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子が前記絶縁トランスの一次側の第1端子に接続されている第1の論理回路と、固定レベル信号を受け付ける入力端子と、前記固定レベル信号に応じた信号を出力する出力端子とを有し、前記出力端子が前記絶縁トランスの一次側の第2端子に接続されている第2の論理回路とを備える。
【0007】
絶縁通信回路は、第1及び第2の論理回路を備えることによって、絶縁トランスの一次側の両端のそれぞれに接続する配線のインピーダンスの差を小さくできる。その結果、絶縁通信におけるノイズ耐性が高められる。また、絶縁通信回路は、絶縁トランスを用いることによって、フォトカプラ等の多くの電力を消費する素子を用いずに絶縁通信を実現できる。その結果、絶縁通信回路は、消費電力の増大を抑制しつつノイズ耐性を向上できる。
【0008】
(2)上記(1)に記載の絶縁通信回路は、前記第1の論理回路の出力端子と前記第1端子との間、及び、前記第2の論理回路の出力端子と前記第2端子との間のそれぞれに直列に接続されている抵抗を更に備えてよい。絶縁通信回路は、抵抗を更に備えることによって、絶縁トランスの一次側の両端のそれぞれに接続する配線のインピーダンスの差を更に小さくできる。
【0009】
(3)上記(2)に記載の絶縁通信回路は、前記第1端子と前記第2端子との間を接続するコンデンサを更に備えてよい。絶縁通信回路は、コンデンサを更に備えることによって、抵抗とコンデンサとを組み合わせたローパスフィルタでディファレンシャルモードの高周波ノイズを減衰できる。その結果、絶縁通信におけるノイズ耐性が高められる。
【0010】
(4)上記(2)又は(3)に記載の絶縁通信回路は、前記第1の論理回路の出力端子と前記第1端子との間、及び、前記第2の論理回路の出力端子と前記第2端子との間のそれぞれに直列に接続されているフェライトビーズを更に備えてよい。ローパスフィルタにフェライトビーズが追加されることによって、絶縁通信回路が伝送すべき信号の帯域が制限されず、不要な高域ノイズがより一層強力に阻止される。その結果、絶縁通信回路のノイズ耐性が高められる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
横河電機株式会社
電子機器
1日前
横河電機株式会社
測定装置
今日
横河電機株式会社
差圧伝送器
今日
横河電機株式会社
圧力調整機構
1か月前
横河電機株式会社
ガス測定装置
1か月前
横河電機株式会社
電圧電流発生器
8日前
横河電機株式会社
真空管支持構造
7日前
横河電機株式会社
測定装置及び測定方法
21日前
横河電機株式会社
測定装置及び測定方法
14日前
横河電機株式会社
チロシナーゼ活性阻害剤
1か月前
横河電機株式会社
光測定装置及び光測定方法
14日前
横河電機株式会社
装置、方法およびプログラム
1か月前
横河電機株式会社
ペプチドの製造方法及び製造装置
28日前
横河電機株式会社
絶縁通信回路及びフィールド機器
今日
横河電機株式会社
制御装置、制御方法及び制御システム
今日
横河電機株式会社
測定装置、測定方法、及びプログラム
14日前
横河電機株式会社
測定方法、測定装置、及び測定システム
1か月前
横河電機株式会社
差動増幅器、測定器、及びゲイン調整方法
今日
横河電機株式会社
プラント制御システム及びプラント制御方法
7日前
横河電機株式会社
監視システム、監視方法、およびプログラム
7日前
横河電機株式会社
光ファイバ特性測定装置及び光ファイバ特性測定方法
7日前
横河電機株式会社
積分球
27日前
横河電機株式会社
作業支援装置、作業支援方法および作業支援プログラム
1か月前
横河電機株式会社
姿勢依存機械学習モデルを使用する構成要素の異常検出
1か月前
横河電機株式会社
復帰操作を探索するための装置、方法、および、プログラム
6日前
横河電機株式会社
復帰操作を決定するための装置、方法、および、プログラム
1か月前
横河電機株式会社
バッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体
1か月前
横河電機株式会社
バッテリ識別装置、バッテリ識別方法、プログラム、および記憶媒体
1か月前
横河電機株式会社
核酸配列計測装置、核酸配列計測方法、核酸配列計測プログラム、及び核酸配列計測用デバイス
13日前
横河電機株式会社
機械学習ベースの画像処理ならびに上限値および下限値を考慮することによる構成要素の異常検出
1か月前
個人
挿耳装置
1か月前
個人
仮想アース
1か月前
個人
車両の制御装置
2か月前
個人
環境音制御方法
14日前
日本精機株式会社
表示装置
14日前
日本無線株式会社
秘匿通信
14日前
続きを見る
他の特許を見る