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公開番号
2025011633
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113857
出願日
2023-07-11
発明の名称
装置、方法、及びプログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
B01J
19/00 20060101AFI20250117BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】反応異常の決定から、流体の廃棄、回収の一連の動作を効率的に実施でき、異常時の原料等によるコスト増加を抑えることができる、また、期間閾値の調整により反応異常の決定を柔軟に実施できる、装置、方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】流路内で反応する反応流体の状態を検出する検出部150,152,154と、検出部が検出した反応流体の状態が異常を示す期間が閾値を超えたことに応じて、反応流体の反応の異常を決定する決定部と、決定部が反応の異常を決定した場合に、流路内の反応流体の少なくとも一部を廃棄する廃棄部130,136とを備え、廃棄部は、決定部が反応の異常を決定した場合に、反応流体の原料となる複数種類の原料流体のそれぞれを、複数種類の原料流体を混合するミキサ120,132へと流すためのポンプ104,114,124を停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流路内で反応する反応流体の状態を検出する検出部と、
前記検出部が検出した前記反応流体の状態が異常を示す期間が閾値を超えたことに応じて、前記反応流体の反応の異常を決定する決定部と、
前記決定部が反応の異常を決定した場合に、前記流路内の反応流体の少なくとも一部を廃棄する廃棄部とを備える
装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記廃棄部は、前記決定部が反応の異常を決定した場合に、前記反応流体の原料となる複数種類の原料流体のそれぞれを、前記複数種類の原料流体を混合するミキサへと流すためのポンプを停止する
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記廃棄部は、前記決定部が反応の異常を決定した場合に、前記流路に配置されたミキサの下流側の前記流路内の反応流体の少なくとも一部を廃棄する
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記装置は、前記決定部が反応の異常を決定した場合に、前記流路内の前記反応流体の原料流体の少なくとも一部を回収する回収部を更に備える
請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記回収部は、前記流路の回収用分岐路を介して、前記流路に配置されたミキサの上流側の前記流路内の前記原料流体の少なくとも一部を回収する
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記回収部は、前記反応流体を前記流路内で流すためのポンプを逆回転させることにより、前記ミキサの上流側の前記流路内の前記反応流体の原料流体の少なくとも一部を回収する
請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記回収部は、前記ミキサの上流側に設けられたガス流入ラインからガスを前記流路内に流入させることにより、前記ミキサの上流側の前記流路内の前記原料流体の少なくとも一部を回収する
請求項5に記載の装置。
【請求項8】
前記回収部は、前記原料流体を収容する原料タンク内に、前記流路内の前記原料流体の少なくとも一部を回収する
請求項4に記載の装置。
【請求項9】
前記検出部は、前記流路内で反応する反応流体の圧力、流速、流量、及び温度の少なくとも1つを検出し、
前記決定部は、前記検出部が検出した前記反応流体の圧力、流量、及び温度の少なくとも1つが異常を示す期間が閾値を超えたことに応じて、前記反応流体の反応の異常を決定する
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記検出部は、前記流路内で反応する反応流体の圧力を検出し、
前記決定部は、前記検出部が検出した前記反応流体の圧力が異常を示す期間が閾値を超えたことに応じて、前記流路の閉塞による前記反応流体の反応の異常を決定する
請求項1に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「ソフトセンサ38は、運用モードにおいて、センサ部36(図3参照)のセンサ35からの検出情報を、予測用関数に適用し、反応セクション23での反応結果を、算術的反応結果として算出する」と記載されている。特許文献2には、「試料通路を通して前記分離通路に接続されている試料容器との流体連通状態にある少なくとも一つの前記分離通路を備えるマイクロ流体装置」と記載されている。特許文献3には、「マイクロ流体層流中で起こる化学反応の温度変化を測定するための装置を製造することができる」と記載されている。特許文献4には、「最適化支援装置、方法およびプログラムにおいて、生成物の生産プロセスにおける各種条件等を精度よく予測できるようにする」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 国際公開2020/066309号
[特許文献2] 特表2018-520342号公報
[特許文献3] 特表2016-512884号公報
[特許文献4] 国際公開2021/002108号
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、装置を提供する。装置は、流路内で反応する反応流体の状態を検出する検出部と、検出部が検出した反応流体の状態が異常を示す期間が閾値を超えたことに応じて、反応流体の反応の異常を決定する決定部と、決定部が反応の異常を決定した場合に、流路内の反応流体の少なくとも一部を廃棄する廃棄部とを備える。
【0004】
上記の装置において、廃棄部は、決定部が反応の異常を決定した場合に、反応流体の原料となる複数種類の原料流体のそれぞれを、複数種類の原料流体を混合するミキサへと流すためのポンプを停止してよい。
【0005】
上記のいずれかの装置において、廃棄部は、決定部が反応の異常を決定した場合に、流路に配置されたミキサの下流側の流路内の反応流体の少なくとも一部を廃棄してよい。
【0006】
上記のいずれかの装置において、決定部が反応の異常を決定した場合に、流路内の反応流体の原料流体の少なくとも一部を回収する回収部を更に備えてよい。
【0007】
上記のいずれかの装置において、回収部は、流路の回収用分岐路を介して、流路に配置されたミキサの上流側の流路内の原料流体の少なくとも一部を回収してよい。
【0008】
上記のいずれかの装置において、回収部は、反応流体を流路内で流すためのポンプを逆回転させることにより、ミキサの上流側の流路内の反応流体の原料流体の少なくとも一部を回収してよい。
【0009】
上記のいずれかの装置において、回収部は、ミキサの上流側に設けられたガス流入ラインからガスを流路内に流入させることにより、ミキサの上流側の流路内の原料流体の少なくとも一部を回収してよい。
【0010】
上記のいずれかの装置において、回収部は、原料流体を収容する原料タンク内に、流路内の原料流体の少なくとも一部を回収してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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