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公開番号2025004840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104700
出願日2023-06-27
発明の名称支援装置、支援方法および支援プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類A61B 5/374 20210101AFI20250108BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】評価者の潜在的な評価を反映した支援装置、支援方法および支援プログラムを提供する。
【解決手段】支援装置100は、複数の空間レイアウトを観察している状態における評価者の第1脳波情報を、空間レイアウト毎に取得する情報取得部と、空間レイアウト毎の第1脳波情報に基づいて、複数の空間レイアウトのそれぞれに対する空間レイアウト評価情報を生成する評価生成部と、複数の空間レイアウトのそれぞれに対する空間レイアウト評価情報に基づいて、仮想レイアウトを生成するレイアウト生成部と、を備える。情報取得部はさらに、空間レイアウトの要素を観察している状態における評価者の第2脳波情報を取得してよい。評価生成部はさらに、第2脳波情報に基づいて、空間レイアウトの要素に対する要素評価情報を生成してよい。レイアウト生成部さらには、要素評価情報と空間レイアウト評価情報とに基づいて、要素を含む仮想レイアウトを生成してよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
複数の空間レイアウトを観察している状態における評価者の第１脳波情報を、前記空間レイアウト毎に取得する情報取得部と、
前記空間レイアウト毎の前記第１脳波情報に基づいて、前記複数の空間レイアウトのそれぞれに対する空間レイアウト評価情報を生成する評価生成部と、
前記複数の空間レイアウトのそれぞれに対する前記空間レイアウト評価情報に基づいて、仮想レイアウトを生成するレイアウト生成部と、
を備える支援装置。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
前記情報取得部は、前記空間レイアウトの要素を観察している状態における前記評価者の第２脳波情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記第２脳波情報に基づいて、前記空間レイアウトの前記要素に対する要素評価情報をさらに生成し、
前記レイアウト生成部は、前記要素評価情報と前記空間レイアウト評価情報とに基づいて、前記要素を含む前記仮想レイアウトを生成する、
請求項１に記載の支援装置。
【請求項３】
前記評価者が前記空間レイアウトを移動した場合において、前記情報取得部は、前記空間レイアウトの前記要素の地点における、前記評価者の前記第２脳波情報を取得し、
前記評価生成部は、前記要素の地点における前記第２脳波情報に基づいて、前記要素評価情報を生成する、
請求項２に記載の支援装置。
【請求項４】
前記仮想レイアウトを提示するレイアウト提示部をさらに備え、
前記情報取得部は、前記レイアウト提示部により提示された前記仮想レイアウトを観察している状態における前記評価者の第３脳波情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記第３脳波情報に基づいて仮想レイアウト評価情報を生成し、
前記レイアウト生成部は、前記仮想レイアウト評価情報に基づいて、前記仮想レイアウトを補正する、
請求項１から３のいずれか一項に記載の支援装置。
【請求項５】
前記情報取得部は、前記評価者の属性に関する属性情報をさらに取得し、
前記レイアウト生成部は、前記空間レイアウト評価情報と前記属性情報とに基づいて、前記仮想レイアウトを生成する、
請求項４に記載の支援装置。
【請求項６】
前記空間レイアウト評価情報および前記属性情報と、前記仮想レイアウト評価情報との関係を機械学習することにより、前記空間レイアウト評価情報および前記属性情報に基づいて前記仮想レイアウトを推論する仮想レイアウト推論モデルを生成する評価学習部をさらに備える、請求項５に記載の支援装置。
【請求項７】
前記情報取得部は、前記評価者の生体情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記評価者の前記第１脳波情報と前記生体情報とに基づいて、前記空間レイアウト評価情報を生成する、
請求項１から３のいずれか一項に記載の支援装置。
【請求項８】
前記評価生成部は、前記第１脳波情報と前記生体情報とに基づいて、前記評価者の状態を示す状態情報を生成し、生成した前記状態情報に基づいて前記空間レイアウト評価情報を生成する、請求項７に記載の支援装置。
【請求項９】
前記情報取得部は、前記複数の空間レイアウトを観察する前における前記評価者の脳波情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記複数の空間レイアウトを観察する前の前記脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、前記複数の空間レイアウトを観察している状態の前記第１脳波情報における、前記周波数帯における脳波の振幅の前記全体振幅に占める割合への変化と、前記評価者の心拍における第１パワースペクトルの大きさの第２パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記状態情報を生成し、
前記全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和であり、
前記第２パワースペクトルの周波数帯域は、前記第１パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である、
請求項８に記載の支援装置。
【請求項１０】
前記評価生成部は、前記複数の空間レイアウトを観察している状態における前記第１パワースペクトルの大きさの前記第２パワースペクトルの大きさに対する割合と、前記第１パワースペクトルの大きさの前記第２パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、前記変化とに基づいて、前記状態情報を生成する、請求項９に記載の支援装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、支援装置、支援方法および支援プログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、「ユーザの深層心理における複数の感情の変化の評価を支援する」と記載されている（要約書）。
特許文献２には、「照明環境の照度、光沢、明度、彩度、および色温度のうちの少なくとも１つを測定する」と記載されている（請求項１）。
［先行技術文献］
［特許文献］
［特許文献１］特開２０１９－２０８８８５号公報
［特許文献２］特許第６２２６２８８号
【発明の概要】
【０００３】
本発明の第１の態様においては、支援装置を提供する。支援装置は、複数の空間レイアウトを観察している状態における評価者の第１脳波情報を、空間レイアウト毎に取得する情報取得部と、空間レイアウト毎の第１脳波情報に基づいて、複数の空間レイアウトのそれぞれに対する空間レイアウト評価情報を生成する評価生成部と、複数の空間レイアウトのそれぞれに対する空間レイアウト評価情報に基づいて、仮想レイアウトを生成するレイアウト生成部とを備える。
【０００４】
情報取得部は、空間レイアウトの要素を観察している状態における評価者の第２脳波情報をさらに取得してよい。評価生成部は、第２脳波情報に基づいて、空間レイアウトの要素に対する要素評価情報をさらに生成してよい。レイアウト生成部は、要素評価情報と空間レイアウト評価情報とに基づいて、要素を含む仮想レイアウトを生成してよい。
【０００５】
評価者が空間レイアウトを移動した場合において、情報取得部は、空間レイアウトの要素の地点における、評価者の第２脳波情報を取得してよい。評価生成部は、要素の地点における第２脳波情報に基づいて、要素評価情報を生成してよい。
【０００６】
上記いずれかの支援装置は、仮想レイアウトを提示するレイアウト提示部をさらに備えてよい。情報取得部は、レイアウト提示部により提示された仮想レイアウトを観察している状態における評価者の第３脳波情報をさらに取得してよい。評価生成部は、第３脳波情報に基づいて仮想レイアウト評価情報を生成してよい。レイアウト生成部は、仮想レイアウト評価情報に基づいて、仮想レイアウトを補正してよい。
【０００７】
上記いずれかの支援装置において、情報取得部は、評価者の属性に関する属性情報をさらに取得してよい。レイアウト生成部は、空間レイアウト評価情報と属性情報とに基づいて、仮想レイアウトを生成してよい。
【０００８】
上記いずれかの支援装置は、空間レイアウト評価情報および属性情報と、仮想レイアウト評価情報との関係を機械学習することにより、空間レイアウト評価情報および属性情報に基づいて仮想レイアウトを推論する仮想レイアウト推論モデルを生成する評価学習部をさらに備えてよい。
【０００９】
上記いずれかの支援装置において、情報取得部は、評価者の生体情報をさらに取得してよい。評価生成部は、評価者の第１脳波情報と生体情報とに基づいて、空間レイアウト評価情報を生成してよい。
【００１０】
上記いずれかの支援装置において、評価生成部は、第１脳波情報と生体情報とに基づいて、評価者の状態を示す状態情報を生成してよく、生成した状態情報に基づいて空間レイアウト評価情報を生成してよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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