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公開番号
2024173023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091133
出願日
2023-06-01
発明の名称
制御装置、制御方法及び制御システム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G05B
19/042 20060101AFI20241205BHJP(制御;調整)
要約
【課題】オープン化されたプロセス制御システムにおいてシミュレーション機能を実現する。
【解決手段】制御装置は、通信部と、取得部と、演算部と、を備える。通信部は、ネットワークを介してI/Oデバイスが接続するI/O接続機器及び情報処理装置と通信を行う。取得部は、I/O接続機器が有し、I/Oデバイスに関するデバイス情報を記憶する第1の記憶部、及び、情報処理装置が有し、デバイス情報を記憶する第2の記憶部の少なくとも一方からデバイス情報を取得する。演算部は、デバイス情報を用いてI/Oデバイスに関する制御演算を行う。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
ネットワークを介してI/Oデバイスが接続するI/O接続機器及び情報処理装置と通信を行う通信部と、
前記I/O接続機器が有し、前記I/Oデバイスに関するデバイス情報を記憶する第1の記憶部、及び、前記情報処理装置が有し、前記デバイス情報を記憶する第2の記憶部の少なくとも一方から前記デバイス情報を取得する取得部と、
前記デバイス情報を用いて前記I/Oデバイスに関する制御演算を行う演算部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記制御演算の実行結果を、前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部の少なくとも一方に記憶させる出力部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部の少なくとも一方から前記演算部による前記制御演算の結果に応じた前記デバイス情報を取得し、
前記I/Oデバイスに関する演算ロジックを実行し、
前記演算ロジックの実行結果を前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部の少なくとも一方に記憶させる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記情報処理装置は、配線定義情報に基づき、前記I/Oデバイスに関する前記演算ロジックを実行し、
前記配線定義情報は、前記I/Oデバイスが接続する前記I/O接続機器を識別する情報を含む、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記情報処理装置は、前記I/O接続機器に応じたアクセス周期に応じて前記デバイス情報を取得する、請求項3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記アクセス周期が経過した場合に前記演算ロジックを実行する、請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記情報処理装置は、前記I/O接続機器ごとに前記I/Oデバイスの前記演算ロジックを実行する、請求項3に記載の制御装置。
【請求項8】
前記情報処理装置は、配線先の前記I/Oデバイスが、前記演算ロジックの実行対象である前記I/O接続機器に接続されている場合、当該I/Oデバイスの前記演算ロジックを実行する、請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記取得部は、エイリアス管理装置が管理するエイリアスに基づき、前記デバイス情報を取得する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記I/O接続機器は、前記第1の記憶部が記憶する前記デバイス情報に対応する前記I/Oデバイスに関する前記エイリアスを登録するよう前記エイリアス管理装置に要求するエイリアス登録部を備える、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法及び制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
プロセス制御システムは、プラントや工場等(以下、これらを総称する場合には、単に「プラント」という)において、工業プロセスにおける各種の状態量(例えば、圧力、温度、流量等)を制御し、高度な自動操業を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来のプロセス制御システムは、ベンダ独自仕様の専用コントローラが核になって構成される。この専用コントローラは、I/O接続部を通して複数のセンサ(流量計や温度計等)からのI/O入力値によって状態量を取得する。
【0004】
ここで、I/O接続部は、専用コントローラ等の制御部とセンサ等のI/O入力デバイスやアクチュエータ等のI/O出力デバイスとの間に位置し、双方間のI/Oデータのやり取りに必要となる機能を提供するものである。
【0005】
次に、専用コントローラは、状態量に応じてI/O出力デバイス(バルブ等のアクチュエータ)の操作量を求める。更に、専用コントローラは、I/O接続部を通してこの操作量に応じたI/O出力値をI/O出力デバイスに与えて、操作する。この専用コントローラの3つの機能によって、上述した各種の状態量が制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-157391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、近年のオープン化されたプロセス制御システムでは、専用コントローラの代わりに、汎用機器(例えば、PCやワークステーション等)に標準的な制御機能(例えばIEC61131-3準拠の制御機能等)を組み込んだ汎用コントローラが提案されている。この汎用コントローラとネットワークに対応したI/O接続機器(以下、単にI/O接続機器とも記載する)とを汎用のネットワーク(例えばOPC-UA(Open Platform Communications Unified Architecture)等)により接続するシステムが増えつつある。
【0008】
その背景には、プロセス制御システムのユーザが、システムの導入費用を安く抑えて、デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を取り込み易くするシステム環境を望んでいることが挙げられる。また、ユーザが、その実現のためにベンダに働きかけて、制御機能とI/O接続機器をオープンなネットワークで接続したマルチベンダ環境を実現しようとしていることが挙げられる。
【0009】
オープン化されたプロセス制御システムにおいても、従来のプロセス制御システムと同等のシミュレーション機能が求められる。しかしながら、オープン化されたプロセス制御システムでは、I/O接続機器や汎用コントローラの一部が準備できていない状態でシミュレーションが行われることがある。
【0010】
そこで、本開示では、オープン化されたプロセス制御システムにおいてシミュレーション機能を実現することができる制御装置、制御方法及び制御システムを提案する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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