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公開番号2025003187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103720
出願日2023-06-23
発明の名称サイドミラーユニット
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類G01S 7/03 20060101AFI20241226BHJP(測定;試験)
要約【課題】 大型化を抑制しつつ後方の対象物を検知可能なサイドミラーユニットを提供する。
【解決手段】 サイドミラーユニット1は、車体100取り付け時に反射面41が後方を向くミラー本体40と、電波Wdを送信し対象物で反射される電波Wrを受信して対象物を検知可能なレーダ装置60と、ミラー本体40及びレーダ装置60を収容する内部空間10r、ミラー本体40の反射面41が露出する第1開口11h、及び第1開口11hの周囲に位置し後方に向かって開口する第2開口21hを有するカバー10と、反射部70と、を備え、レーダ装置60は、ミラー本体40の前方側でミラー本体40と重なり、反射部70は、内部空間10rに配置され、レーダ装置60から送信される電波Wdを第2開口21hに向かって反射し第2開口21hから出射させる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体取り付け時に反射面が後方を向くミラー本体と、
電波を送信し対象物で反射される前記電波を受信して前記対象物を検知可能なレーダ装置と、
前記ミラー本体及び前記レーダ装置を収容する内部空間、前記ミラー本体の前記反射面が露出する第1開口、及び前記第1開口の周囲に位置し後方に向かって開口する第2開口を有するカバーと、
反射部と、
を備え、
前記レーダ装置は、前記ミラー本体の前方側で前記ミラー本体と重なり、
前記反射部は、前記内部空間に配置され、前記レーダ装置から送信される前記電波を前記第2開口に向かって反射し前記第2開口から出射させる
ことを特徴とするサイドミラーユニット。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第2開口は、左右方向に長尺である
ことを特徴とする請求項1に記載のサイドミラーユニット。
【請求項3】
前記第2開口は、前記第1開口の下側に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載のサイドミラーユニット。
【請求項4】
前記第2開口を塞ぐと共に前記電波を透過可能な開口カバーを更に備え、
前記レーダ装置から送信される前記電波は、前記開口カバーを介して前記第2開口から出射する
ことを特徴とする請求項1に記載のサイドミラーユニット。
【請求項5】
前記カバーには、前記レーダ装置から送信される前記電波が前記第2開口まで伝搬する通路が形成される
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のサイドミラーユニット。
【請求項6】
前記通路を規定する面の少なくとも一部に、前記電波を吸収する電波吸収材が露出する
ことを特徴とする請求項5に記載のサイドミラーユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドミラーユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電波を用いて対象物を検知可能なレーダ装置が備えられたサイドミラーユニットが知られており、下記特許文献1にはこのようなサイドミラーユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-160607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、サイドミラーユニットにレーダ装置が備えられているが、サイドミラーユニットの詳細な構成については開示されていない。一般的に、サイドミラーユニットは、反射面が後方を向くミラー本体と、ミラー本体を収容するカバーと、を備え、カバーには、ミラー本体の反射面が露出する開口が形成される。上記特許文献1の図2等を参酌すると、上記特許文献1のサイドミラーユニットでは、レーダ装置は、前後方向においてミラー本体と重なるようにミラー本体とカバーとによって囲われる空間に配置されていると考えられる。このため、上記特許文献1のサイドミラーユニットでは、レーダ装置が前後方向においてミラー本体と重ならない場合と比べて、前後方向と垂直な方向に大型化することが抑制されている。また、レーダ装置から後方に向かって出射する電波は、ミラー本体を透過して後方に位置する対象物で反射し、この反射した電波はミラー本体を透過してレーダ装置で受信されていると考えられる。ところで、ミラー本体は、一般的に、本体部と当該本体部の表面に設けられる光反射膜とを含み、当該光反射膜は金属から構成される。金属は電波を透過し難いため、ミラー本体は電波を透過し難い。従って、上記特許文献1のサイドミラーユニットでは、後方への電波の送信及び後方からサイドミラーユニットに向かう電波の受信がし難く、サイドミラーユニットの後方に位置する対象物を検知し難いと考えられる。
【0005】
そこで、本発明は、大型化を抑制しつつ後方の対象物を検知可能なサイドミラーユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的の達成のため、本発明のサイドミラーユニットは、車体取り付け時に反射面が後方を向くミラー本体と、電波を送信し対象物で反射される前記電波を受信して前記対象物を検知可能なレーダ装置と、前記ミラー本体及び前記レーダ装置を収容する内部空間、前記ミラー本体の前記反射面が露出する第1開口、及び前記第1開口の周囲に位置し後方に向かって開口する第2開口を有するカバーと、反射部と、を備え、前記レーダ装置は、前記ミラー本体の前方側で前記ミラー本体と重なり、前記反射部は、前記内部空間に配置され、前記レーダ装置から送信される前記電波を前記第2開口に向かって反射し前記第2開口から出射させることを特徴とするものである。
【0007】
このサイドミラーユニットでは、レーダ装置は、ミラー本体より前方側でミラー本体と重なる。このため、このサイドミラーユニットによれば、レーダ装置が前後方向においてミラー本体と重ならない場合と比べて、前後方向と垂直な方向に大型化することを抑制し得る。また、反射部は、レーダ装置から送信される電波を第2開口に向かって反射し第2開口から出射させる。このため、このサイドミラーユニットによれば、後方に向かって電波を出射し得ると共に、後方に位置する対象物で反射され第2開口から入射する電波を反射部でレーダ装置に向けて反射しレーダ装置に受信させ得る。従って、このサイドミラーユニットによれば、サイドミラーユニットの後方に位置する対象物を検知し得る。
【0008】
前記第2開口は、左右方向に長尺であってもよい。
【0009】
このような構成によれば、第2開口から出射する電波の伝搬方向を左右方向に広くし得、対象物を検知可能な範囲を左右方向に広くし得る。
【0010】
前記第2開口は、前記第1開口の上側に位置してもよく、前記第2開口は、前記第1開口の下側に位置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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