TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025007397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108764
出願日2023-06-30
発明の名称二次電池用プローブ
出願人エスペック株式会社
代理人個人
主分類G01R 31/364 20190101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約【課題】二次電池用プローブと二次電池との接触抵抗を低減する。
【解決手段】二次電池用プローブ1は、筒状の軸方向の一方側に互いに極性の異なる第1極51及び第1極51を囲むように環状に配置された第2極52を含む二次電池50のためのプローブである。二次電池用プローブ1は、第1極51との干渉を回避する貫通孔11aを有し、第2極52に接触する環状の電極10と、電極10を第2極52に向かって付勢する第2スプリング22とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
第1極及び前記第1極を囲むように環状に形成され且つ前記第1極と極性の異なる第2極が軸方向の一方の端面に配置された二次電池のためのプローブであって、
前記第1極との干渉を回避する貫通孔を有し、前記第2極に接触する環状の電極と、
前記電極を前記第2極に向かって付勢する弾性部材とを備える二次電池用プローブ。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
請求項1に記載の二次電池用プローブにおいて、
前記電極は、平板状である二次電池用プローブ。
【請求項3】
請求項2に記載の二次電池用プローブにおいて、
前記電極は、前記第2極に接触する接触面を有し、
前記接触面は、凹凸形状を有する二次電池用プローブ。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れか1つに記載の二次電池用プローブにおいて、
前記弾性部材と前記電極とは、着脱可能である二次電池用プローブ。
【請求項5】
請求項1に記載の二次電池用プローブにおいて、
前記電極は、前記第2極に接触する、環状且つ平板状のコンタクトと、前記コンタクトに電気的に接続された端子とを含む二次電池用プローブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、二次電池用プローブに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、二次電池の充放電特性試験などの検査を行う試験装置が知られている。例えば、特許文献1に開示された装置は、二次電池の正極と負極の間の電圧に応じて二次電池の充放電を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-50800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述のような二次電池の試験においては、正極及び負極のそれぞれにプローブが接触させられる。二次電池用のプローブとしては、通常、ピン状のプローブがよく用いられる。ピン状のプローブが用いられる場合、正極又は負極とプローブの接触面積が十分ではなく、改良の余地がある。さらに、二次電池に対してプローブが傾いた場合など、プローブを正極又は負極に十分に接触させることができない虞がある。特に、二次電池には、軸方向の一端面に正極と負極との両方が配置された二次電池がある。このような二次電池において、一方の極が他方の極を囲むように環状に配置される。環状の極の幅は狭小になる傾向にあり、前述のプローブとの接触の問題が特に大きくなる。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プローブと二次電池との接触抵抗を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された二次電池用プローブは、第1極及び前記第1極を囲むように環状に形成され且つ前記第1極と極性の異なる第2極が軸方向の一方の端面に配置された二次電池のためのプローブであって、前記第1極との干渉を回避する貫通孔を有し、前記第2極に接触する環状の電極と、前記電極を前記第2極に向かって付勢する弾性部材とを備える。
【発明の効果】
【0007】
前記二次電池用プローブによれば、二次電池との接触抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
二次電池から離隔された二次電池用プローブを示す模式的な斜視図である。
二次電池に接触された二次電池用プローブを示す模式的な斜視図である。
コンタクトと端子との取付状態を示すコンタクトの接触面側からみた電極の底面図である。
図3の矢印A方向からみた電極の側面図である。
第1電極の詳細構成及び取付台への取付状態を示す断面図である。
第2電極の詳細構成及び取付台への取付状態を示す断面図である。
第1極への第1電極の接触状態を示す部分断面図である。
第2極への第2電極の接触状態を示す部分断面図である。
変形例に係る二次電池用プローブを示す模式的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、二次電池50から離隔させられた二次電池用プローブ1を示す模式的な斜視図である。図2は、二次電池50に接触された二次電池用プローブ1を示す模式的な斜視図である。
【0010】
二次電池用プローブ1は、図1、2に示すように、第1極51及び第1極51を囲むように環状に形成され且つ第1極51と極性の異なる第2極52が軸方向の一方の端面に配置された二次電池50のためのプローブである。二次電池用プローブ1は、第1極51との干渉を回避する貫通孔11aを有し、第2極52に接触する環状の電極10と、電極10を第2極52に向かって付勢する第2スプリング22とを備えている。第2スプリング22の付勢方向を「付勢方向B」と称する。第2スプリング22は、弾性部材の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
集束超音波の測定機
6日前
個人
センサ制御回路
6日前
株式会社大真空
センサ
10日前
日本精機株式会社
車両用計器
13日前
CKD株式会社
検査装置
13日前
ダイトロン株式会社
外観検査装置
6日前
株式会社トプコン
測量装置
13日前
株式会社トプコン
測量装置
13日前
アズビル株式会社
漏液センサ
10日前
学校法人東京電機大学
干渉計
7日前
株式会社諸岡
自動運転作業機
10日前
株式会社国際電気
治具セット
13日前
シャープ株式会社
測定装置
13日前
TDK株式会社
磁気センサ
6日前
株式会社ミトミ技研
圧力測定装置
6日前
個人
電気計器用結線器
10日前
株式会社ジェイテクト
荷重付与装置
13日前
アズビル株式会社
真空計測システム
10日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
7日前
理研計器株式会社
ガス検知器
10日前
エスペック株式会社
試験装置
7日前
株式会社ミツトヨ
目盛板姿勢検査方法
13日前
有限会社巧機工
冷凍物打撃装置
13日前
株式会社チノー
耐熱配管および測定システム
14日前
アズビル株式会社
ヒータ温度推定装置
7日前
TDK株式会社
温度センサ
15日前
株式会社エー・アンド・デイ
金属検出機
10日前
エスペック株式会社
二次電池用プローブ
13日前
株式会社島津製作所
ガスクロマトグラフ
6日前
東ソー株式会社
D-サイロキシン特異的測定方法
6日前
ローム株式会社
MEMS装置
6日前
シャープ株式会社
粒状物質排出装置
13日前
矢崎総業株式会社
センサ部品
13日前
タカハタプレシジョン株式会社
水道メータ
6日前
ミネベアミツミ株式会社
位置判定装置
6日前
アズビル株式会社
熱式流量計および補正方法
6日前
続きを見る