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公開番号
2025006183
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106823
出願日
2023-06-29
発明の名称
測量装置
出願人
株式会社トプコン
代理人
個人
主分類
G01C
15/00 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測定対象物の検出時間の短縮を図る測量装置を提供する。
【解決手段】測距光34を発する発光素子33と、反射測距光49を受光する受光素子43とを有する距離測定部19と、前記測距光を照射する回転部20と、該回転部を鉛直方向に回転させる鉛直回転駆動部と、前記回転部が設けられる托架部5と、該托架部を水平方向に回転させる水平回転駆動部と、前記測定対象物で反射された反射検出光を受光する検出光受光素子を有する検出光受光部とを有し、前記回転部に向って前記測距光とは異なる波長の前記検出光を照射する検出部21と、前記受光素子への前記反射測距光の受光結果に基づき測定対象物迄の距離を演算し前記反射検出光の受光結果に基づき前記測定対象物の方向を演算する演算制御部とを具備し、前記回転部は検出光分離光学部材を有し、前記検出光は前記回転部の回転により前記検出光の広がり角以上の範囲で照射される様構成された。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
測距光を発する発光素子と、測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子とを有する距離測定部と、前記測距光を照射する回転部と、該回転部を鉛直方向に回転させる鉛直回転駆動部と、前記回転部が設けられる托架部と、該托架部を水平方向に回転させる水平回転駆動部と、検出光を発する検出光照射部と前記測定対象物で反射された反射検出光を受光する検出光受光素子を有する検出光受光部とを有し、前記回転部に向って前記測距光とは異なる波長の前記検出光を照射する検出部と、前記受光素子への前記反射測距光の受光結果に基づき測定対象物迄の距離を演算すると共に、前記検出光受光素子への前記反射検出光の受光結果に基づき前記測定対象物の方向を演算する演算制御部とを具備し、前記回転部は前記測距光を透過し前記検出光を反射する検出光分離光学部材を有し、前記検出光は前記回転部の回転により前記検出光の広がり角以上の範囲で照射される様構成された測量装置。
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【請求項2】
前記測定対象物に前記測距光と同軸且つ前記検出光よりも広がり角の小さい追尾光を射出する追尾発光素子を有する追尾光射出部と、前記測定対象物からの反射追尾光を前記反射測距光と同軸で受光する追尾光受光部とを更に具備し、前記演算制御部は前記反射検出光の受光結果に基づき前記測定対象物の方向を演算し、該測定対象物が前記追尾光の画角内に位置する様に前記回転部と前記托架部を回転させ、追尾を開始させる様構成された請求項1に記載の測量装置。
【請求項3】
前記検出光受光部は、前記反射検出光のみを透過させるバンドパスフィルタを有する請求項2に記載の測量装置。
【請求項4】
前記検出光受光部は、前記反射検出光及び可視光を透過させるデュアルパスフィルタを有する請求項2に記載の測量装置。
【請求項5】
前記検出光受光部は、前記反射検出光のみを透過させるバンドパスフィルタと可視光のみを透過させるショートパスフィルタのいずれか一方を挿脱する様に構成された請求項2に記載の測量装置。
【請求項6】
前記検出部は、前記検出光受光部を挟んで対称な位置に設けられた、第1検出光を照射する第1検出光照射部と第2検出光を照射する第2検出光照射部とを有し、前記測距光と前記追尾光が照射される平面と、前記第1検出光と前記第2検出光を照射する平面とが前記検出光受光部の受光光軸を中心に交差する様に構成された請求項2に記載の測量装置。
【請求項7】
前記回転部は走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する窓部とを有し、前記検出光分離光学部材は前記窓部に蒸着され、前記検出光のみを反射するダイクロイック膜である請求項2~請求項6のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項8】
前記回転部を囲繞する窓部を更に具備し、前記回転部は、走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する検出光反射ミラーとを有し、前記検出光分離光学部材は前記検出光反射ミラーに蒸着されたダイクロイック膜である請求項2~請求項6のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項9】
前記回転部は、走査ミラーと、該走査ミラーと一体に回転する窓部と少なくとも1つの検出光反射ミラーであり、前記検出光分離光学部材は、前記窓部に蒸着されたダイクロイック膜である請求項2~請求項6のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
【請求項10】
前記回転部は、2つの三角プリズムを接合させた四角プリズムであり、前記検出光分離光学部材は、前記四角プリズムに入射した前記測距光の射出面に蒸着されたダイクロイック膜であり、前記射出面に隣接する少なくとも1面を検出光反射ミラーとした請求項2~請求項6のうちのいずれか1項に記載の測量装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象物の3次元座標を取得可能な測量装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザスキャナやトータルステーション等の測量装置は、測定対象物として再帰反射性を有するプリズムを用いたプリズム測距、反射プリズムを用いないノンプリズム測距により測定対象物迄の距離を検出する光波距離測定装置を有している。
【0003】
測量装置には、測距光と同軸で追尾光を発し、該追尾光に基づき測定対象物を追尾する装置がある。然し乍ら、追尾光は画角が小さく、追尾光で測定対象物を検出するまでに時間を要していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-110964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、測定対象物を検出する迄の時間の短縮を図る測量装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、測距光を発する発光素子と、測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子とを有する距離測定部と、前記測距光を照射する回転部と、該回転部を鉛直方向に回転させる鉛直回転駆動部と、前記回転部が設けられる托架部と、該托架部を水平方向に回転させる水平回転駆動部と、検出光を発する検出光照射部と前記測定対象物で反射された反射検出光を受光する検出光受光素子を有する検出光受光部とを有し、前記回転部に向って前記測距光とは異なる波長の前記検出光を照射する検出部と、前記受光素子への前記反射測距光の受光結果に基づき測定対象物迄の距離を演算すると共に、前記検出光受光素子への前記反射検出光の受光結果に基づき前記測定対象物の方向を演算する演算制御部とを具備し、前記回転部は前記測距光を透過し前記検出光を反射する検出光分離光学部材を有し、前記検出光は前記回転部の回転により前記検出光の広がり角以上の範囲で照射される様構成された測量装置に係るものである。
【0007】
又本発明は、前記測定対象物に前記測距光と同軸且つ前記検出光よりも広がり角の小さい追尾光を射出する追尾発光素子を有する追尾光射出部と、前記測定対象物からの反射追尾光を前記反射測距光と同軸で受光する追尾光受光部とを更に具備し、前記演算制御部は前記反射検出光の受光結果に基づき前記測定対象物の方向を演算し、該測定対象物が前記追尾光の画角内に位置する様に前記回転部と前記托架部を回転させ、追尾を開始させる様構成された測量装置に係るものである。
【0008】
又本発明は、前記検出光受光部は、前記反射検出光のみを透過させるバンドパスフィルタを有する測量装置に係るものである。
【0009】
又本発明は、前記検出光受光部は、前記反射検出光及び可視光を透過させるデュアルパスフィルタを有する測量装置に係るものである。
【0010】
又本発明は、前記検出光受光部は、前記反射検出光のみを透過させるバンドパスフィルタと可視光のみを透過させるショートパスフィルタのいずれか一方を挿脱する様に構成された測量装置に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)
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