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公開番号
2025002095
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102023
出願日
2023-06-21
発明の名称
電池試験用治具
出願人
エスペック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
31/00 20060101AFI20241226BHJP(測定;試験)
要約
【課題】電池の温度をより正確に制御しやすい状態で電池試験を行える電池試験用治具を提供する。
【解決手段】電池試験用治具10は、電池Cの形状に応じた凹み面17を有する本体部11と、電池Cの形状に応じた凹み面18を有し、当該凹み面18と本体部11の凹み面17との間に電池Cを挟み込む蓋体12と、を備える。本体部11は、電池Cの温度を調整するための熱媒体を流通させる流通路35を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電池の形状に応じた凹み面を有する本体部と、
前記電池の形状に応じた凹み面を有し、当該凹み面と前記本体部の前記凹み面との間に前記電池を挟み込む蓋体と、を備え、
前記本体部は、前記電池の温度を調整するための熱媒体を流通させる流通路を有する、電池試験用治具。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記流通路は、前記本体部と前記蓋体とを互いに付け合わせる方向に垂直な方向に見て、少なくとも一部が前記本体部の前記凹み面と重なるように位置している、請求項1に記載の電池試験用治具。
【請求項3】
前記流通路は、前記本体部の前記凹み面の両側にそれぞれ配置される、請求項1又は2に記載の電池試験用治具。
【請求項4】
前記流通路は、真っ直ぐな形状である、請求項1又は2に記載の電池試験用治具。
【請求項5】
前記蓋体を前記本体部に締結する締結部を備え、
前記本体部は、前記蓋体を付け合わせる面において、前記締結部の締結部位が確保されるように突出する突出部を有する、請求項1又は2に記載の電池試験用治具。
【請求項6】
頭部を有し、前記蓋体を前記本体部に締結する締結部と、
前記頭部と前記蓋体との間に介装され、前記電池の膨張によって前記蓋体が前記本体部から離れる方向に変位することを許容する弾性体と、を備えている、請求項1又は2に記載の電池試験用治具。
【請求項7】
前記熱媒体によって温度調整された前記本体部の温度のさらなる調整を行うための温度調整部を有する、請求項1に記載の電池試験用治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池試験用治具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電池の環境温度を所定温度に調整した上で電池の充放電試験を行う試験装置が知られている。この種の試験装置は、所定の温度環境を形成する恒温槽を有しており、この恒温槽内に電池を配置して、電池の周囲温度を所定温度に制御するようにしている。そして、この所定温度の環境下で、充放電試験等の電池試験を行うようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-164297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された恒温槽内で電池試験を行うものでは、電池の周囲の空気温度を制御するとはいえ、電池の温度が所定の温度に維持された状態で電池試験が行われるとは限らない。つまり、電池への通電によって電池の温度が変化することもあるため、電池の温度が要求された所定の温度に維持された状態で電池試験が行われるとは限らない。
【0005】
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電池の温度をより正確に制御しやすい状態で電池試験を行える電池試験用治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係る電池試験用治具は、電池の形状に応じた凹み面を有する本体部と、前記電池の形状に応じた凹み面を有し、当該凹み面と前記本体部の前記凹み面との間に前記電池を挟み込む蓋体と、を備える。前記本体部は、前記電池の温度を調整するための熱媒体を流通させる流通路を有する。
【0007】
本発明に係る電池試験用治具では、本体部の凹み面と蓋体の凹み面との間に電池を挟み込むことができる。すなわち、本体部と蓋体によって電池が保持され、この状態で、本体部の流通路に熱媒体を流通させることにより、本体部を介して電池の温度を所定の温度に調整することができる。したがって、恒温槽のように、電池の周囲の空気温度を所定の温度に調整する場合に比べ、電池の温度を要求された所定の温度により正確に調整することができる。すなわち、本体部に、熱媒体を流通させる流通路が設けられているため、熱媒体の温度を制御することにより、蓋体と協働して電池を保持する本体部の温度が制御される。したがって、本体部を介して、電池の温度をより正確に制御することが可能となる。また、本体部の凹み面と蓋体の凹み面とによって電池を挟むだけで、電池を所定位置に保持できるため、電池試験の準備作業にかかる手間も軽減できる。
【0008】
前記流通路は、前記本体部と前記蓋体とを互いに付け合わせる方向に垂直な方向に見て、少なくとも一部が前記本体部の前記凹み面と重なるように位置していてもよい。
【0009】
この態様では、本体部と蓋体とを互いに付け合わせる方向において、熱媒体の流通路が凹み面から前記付け合わせる方向に突出しないようにでき、あるいは、凹み面から前記付け合わせる方向に突出する量を抑えることができる。したがって、電池試験用治具の小型化が可能となる。また、流通路が電池の近くに配置される構成も可能となるため、その場合には、電池の温度をより熱媒体の温度に近づけることが可能となる。
【0010】
前記流通路は、前記本体部の前記凹み面の両側にそれぞれ配置されていてもよい。この態様では、電池への伝熱効率を高めることができるとともに、本体部における温度の偏りを低減できるため、電池の温度偏りを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
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