TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024077926
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190169
出願日2022-11-29
発明の名称冷却装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類F25D 17/06 20060101AFI20240603BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】食材等を好適に冷却できる冷却装置を提供する。
【解決手段】冷却装置は、冷却器と、筐体と、吹出口と、トレイと、制御部とを備える。冷却器は、冷気を生成する。筐体は、冷凍室を有する。吹出口は、冷凍室の背面側に位置するように筐体に設けられている。吹出口は、冷凍室に向けて冷却器からの冷気を吹出す。トレイは、冷凍室内に、幅方向に変位可能に設けられている。トレイは、吹出口の前方に位置可能である。制御部は、第1冷却モードと、第1冷却モードよりも低温かつ高い流速の冷気を吹出口に供給する第2冷却モードとを冷却器に実行させる。吹出口の幅方向に沿った寸法は、トレイの幅方向に沿った寸法よりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
冷気を生成する冷却器と、
冷凍室を有する筐体と、
前記冷凍室の背面側に位置するように前記筐体に設けられ、前記冷凍室に向けて前記冷却器からの冷気を吹出す吹出口と、
前記冷凍室内に、幅方向に変位可能に設けられており、前記吹出口の前方に位置可能なトレイと、
第1冷却モードと、前記第1冷却モードよりも低温かつ高い流速の冷気を前記吹出口に供給する第2冷却モードとを前記冷却器に実行させる制御部と
を備え、
前記吹出口の前記幅方向に沿った寸法は、前記トレイの幅方向に沿った寸法よりも大きい、冷却装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記トレイは、底壁と、前記底壁の前記幅方向の一方側端部から上方に延びる第1側壁と、前記幅方向の他方側端部から上方に延びる第2側壁とを有し、
前記トレイが前記吹出口の前方に位置された状態で前記第2冷却モードが実行された場合に、前記第1側壁及び前記第2側壁の少なくとも一方の前記幅方向の両側に冷気が供給される、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記吹出口の幅方向の少なくとも一の端部に対応した位置を示すマークを更に備える、請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記マークは、前記吹出口の幅方向の一の端部と他の端部との両方に対応した位置を示す、請求項3に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記トレイの幅は、前記吹出口の幅の半分以上であり、前記冷凍室の前記幅方向において前記吹出口よりも一方側に位置する部分と他方側に位置する部分のうちの少なくとも一方の幅以下である、請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記筐体は、前記吹出口の下面を形成する壁部を有し、
前記壁部には、前記トレイが前記冷凍室の前記幅方向における中央に配置されたときに前記トレイの前記幅方向内側と外側に跨がる切り欠きが形成されている、請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
【請求項7】
前記吹出口からの冷気が流入し、前記トレイを収容するように前記冷凍室内に配された冷却容器を更に備え、
前記冷却容器は、前記トレイの前側に位置し、前記トレイの上端よりも上側に至る前壁を有し、
前記前壁には、前記トレイが前記吹出口の前方に配置されたときに前記トレイの前側であって、前記トレイよりも上側に位置する貫通孔が形成されている、請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
【請求項8】
前記吹出口からの冷気が流入し、前記トレイを収容するように前記冷凍室内に配された冷却容器を更に備え、
前記冷却容器は、前記トレイの前側に位置する前壁と、前記トレイの後側に位置する後壁とを有し、
前記前壁は、前記後壁よりも前記幅方向に沿って大きく湾曲している、請求項1または請求項2に記載の冷却装置。
【請求項9】
前記筐体は、前記冷凍室とは隔離された別の冷凍室と、前記吹出口よりも開口面積が小さく、前記別の冷凍室に向けて冷気を吹出す別の吹出口と、前記吹出口及び前記別の吹出口に前記冷却器からの冷気を導く導風路とを更に有する、請求項1または請求項2に記載の冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、急冷機能を実行できる冷蔵庫が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3490379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却の更なる高速化などを実現し得る新たな冷蔵庫に対する要望がある。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、食材等を好適に冷却できる冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面によれば、冷却装置は、冷却器と、筐体と、吹出口と、トレイと、制御部とを備える。冷却器は、冷気を生成する。筐体は、冷凍室を有する。吹出口は、冷凍室の背面側に位置するように筐体に設けられている。吹出口は、冷凍室に向けて冷却器からの冷気を吹出す。トレイは、冷凍室内に、幅方向に変位可能に設けられている。トレイは、吹出口の前方に位置可能である。制御部は、第1冷却モードと、第1冷却モードよりも低温かつ高い流速の冷気を吹出口に供給する第2冷却モードとを冷却器に実行させる。吹出口の幅方向に沿った寸法は、トレイの幅方向に沿った寸法よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示の冷却装置によれば、例えば、食材等を好適に冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る冷却装置を示す正面図である。
本開示の一実施形態に係る冷却装置の斜視図である。
本開示の一実施形態に係る冷却装置の一部分を示す斜視図である。
本開示の一実施形態の冷却装置の一部分を示す斜視図である。
本開示の一実施形態における冷却容器及びトレイの平面図である。
本実施形態におけるトレイを斜め下方から視た斜視図である。
本実施形態の冷却装置の制御部を表すブロック図である。
本開示の一実施形態の冷却装置の一部分の断面図である。
本開示の一実施形態の冷却装置の第1吹出部を拡大した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を附して説明を繰り返さない。
【0010】
[実施形態1]
図1~図3等を参照して本実施形態に係る冷却装置1を説明する。なお、本開示において、冷却装置1とは、食材等の物体を冷却する装置の総称である。冷却装置1には、例えば、冷凍室のみを有する冷凍庫、冷凍室に加え、冷蔵室等を更に有する冷蔵庫等が含まれるものとする。冷凍室とは、室内の温度を0℃以下にまで冷却する室の総称である。冷凍室は、-18℃以下の温度の冷気が供給される室であることが好ましい。本実施形態では、冷却装置1が、冷凍室に加え、冷蔵室を有する例について説明する。但し、本発明は、この構成に限定されない。例えば、冷却装置1は、冷凍室のみを有する冷凍庫であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

シャープ株式会社
加湿器
3日前
シャープ株式会社
照明装置
7日前
シャープ株式会社
ヘアドライヤ
7日前
シャープ株式会社
スタンドおよび表示装置
7日前
シャープ株式会社
ハーフブリッジ回路および電源装置
7日前
シャープ株式会社
携帯端末、制御システム、制御方法、およびプログラム
7日前
シャープ株式会社
アクセスポイント装置、ステーション装置および通信方法
3日前
シャープ株式会社
拡張カード用ヒートシンクおよびそれを備えた画像形成装置
8日前
シャープ株式会社
調理器制御システム、調理器、調理器制御方法、及び調理器制御プログラム
7日前
シャープ株式会社
動画像復号装置および動画像符号化装置
1日前
個人
冷却ユニット
3か月前
大陽日酸株式会社
熱交換器
7か月前
シャープ株式会社
冷却装置
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
5か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
2か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
2か月前
エスペック株式会社
冷凍装置
4か月前
ワコン株式会社
真空保冷容器
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
1か月前
大和冷機工業株式会社
冷蔵庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
6か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
6か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
1か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
続きを見る