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公開番号
2025011641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113867
出願日
2023-07-11
発明の名称
空気調和装置
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F25B
1/00 20060101AFI20250117BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】寒冷地仕様の空気調和装置を提供する。
【解決手段】空気調和装置は、室内熱交換器と第1の室外熱交換器と第2の室外熱交換器と第1の配管と第2の配管と圧縮機と四方弁と第1の膨張弁とレシーバータンクと第3の配管と流量制御弁と第1のエジェクタと第2のエジェクタと第4の配管と第1の三方弁と第5の配管と第2の膨張弁と第2の三方弁とを備える。第1のエジェクタは、第3の配管から冷媒が流入可能な第1の流入口と第2の室外熱交換器に接続されて冷媒が流入出可能な第1の流入出口と四方弁に接続されて冷媒が流入出可能な第2の流入出口とを備える。第2のエジェクタは、レシーバータンクに接続されて冷媒が流入出可能な第3の流入出口と第1の室外熱交換器から冷媒が流入可能な第2の流入口と第2の室外熱交換器に冷媒を流出可能または第1の室外熱交換器および第2の室外熱交換器から冷媒が流入可能な第4の流入出口とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
室内機に設けられた室内熱交換器と、
室外機に設けられた第1の室外熱交換器と、
前記室外機に設けられた第2の室外熱交換器と、
前記第2の室外熱交換器と前記室内熱交換器、または前記第1の室外熱交換器および前記第2の室外熱交換器と前記室内熱交換器とを接続し、冷媒が流れる、第1の配管と、
前記室内熱交換器と前記第2の室外熱交換器または前記室内熱交換器と前記第1の室外熱交換器および前記第2の室外熱交換器とを接続し、前記冷媒が流れる、第2の配管と、
前記第1の配管に設けられ、前記冷媒を吸入する吸入口と、前記冷媒を吐出する吐出口と、を有する圧縮機と、
前記第1の配管に設けられ、前記圧縮機の前記吐出口から吐出される前記冷媒が流れる方向を変更可能な四方弁と、
前記第2の配管に設けられた第1の膨張弁と、
前記第1の膨張弁と前記第2の室外熱交換器との間に設けられ、前記冷媒の貯留が可能なレシーバータンクと、
前記室内熱交換器と前記四方弁との間の前記第1の配管と前記四方弁と前記第2の室外熱交換器との間の前記第1の配管とを接続する第3の配管と、
前記第3の配管に設けられ、前記冷媒の流量を制御する流量制御弁と、
前記第1の配管の前記四方弁と前記第2の室外熱交換器との間に設けられ、前記第3の配管から前記冷媒が流入可能な第1の流入口と、前記第2の室外熱交換器に接続されて前記冷媒が流入出可能な第1の流入出口と、前記四方弁に接続されて前記冷媒が流入出可能な第2の流入出口と、を備える第1のエジェクタと、
前記レシーバータンクに接続されて前記冷媒が流入出可能な第3の流入出口と、前記第1の室外熱交換器から前記冷媒が流入可能な第2の流入口と、前記第2の室外熱交換器に前記冷媒を流出可能または前記第1の室外熱交換器および前記第2の室外熱交換器から前記冷媒が流入可能な第4の流入出口と、を備える第2のエジェクタと、
前記第1の室外熱交換器と前記第2のエジェクタの前記第2の流入口とを接続する第4の配管と、
前記第4の配管と前記第1の配管との接続部に設けられ、前記冷媒を前記第1の室外熱交換器から前記第4の配管に流す場合と、前記冷媒を前記第1の配管から前記第1の室外熱交換器に流す場合とで流路切替を行う第1の三方弁と、
前記レシーバータンクと前記第1の室外熱交換器とを接続する第5の配管と、
前記第5の配管に設けられて前記第1の室外熱交換器に供給する前記冷媒を膨張させる第2の膨張弁と、
前記第5の配管と前記第2の配管との接続部に設けられ、前記冷媒を前記第5の配管から前記第1の室外熱交換器に流す場合と、前記冷媒を前記第1の室外熱交換器から前記第2の配管に流す場合とで流路切替を行う第2の三方弁と、
を備える、空気調和装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記第1の配管において、前記第3の配管の接続部分と前記四方弁との間に蓄熱材を備える、請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記第2の室外熱交換器は、外気の流れ方向に対して前記第1の室外熱交換器より上流側に配置されている、請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記第1の室外熱交換器は、前記第2の室外熱交換器より熱交換能力が大きい、請求項1に記載の空気調和装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、空気調和装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エアコンディショナのような空気調和装置は、冷凍サイクルにおける冷媒の凝縮および蒸発により、室内の温度を調節する。暖房運転において冷媒は、室外熱交換器(蒸発器)で蒸発し、室内熱交換器(凝縮器)で凝縮する。また、冷房運転において冷媒は、室外熱交換器(凝縮器)で凝縮し、室内熱交換器(蒸発器)で蒸発する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008―116124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したような空気調和装置において暖房運転を行う場合、室外の熱を吸収し、室内に運び暖房を行うため、外気温度が下がるにつれて、暖房能力は低下する。このため、圧縮機の回転数の拡大が必要になり消費電力の増大や圧縮機の負荷増大が生じる。特に外気温度が低下する寒冷地においては、この傾向が顕著に表れる。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、圧縮機の消費電力や運転負荷の増大を抑制し寒冷地でも良好な暖房運転が可能な空気調和装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの実施形態に係る空気調和装置は、室内熱交換器と、第1の室外熱交換器と、第2の室外熱交換器と、第1の配管と、第2の配管と、圧縮機と、四方弁と、第1の膨張弁と、レシーバータンクと、第3の配管と、流量制御弁と、第1のエジェクタと、第2のエジェクタと、第4の配管と、第1の三方弁と、第5の配管と、第2の膨張弁と、第2の三方弁と、を備える。室内熱交換器は、室内機に設けられる。第1の室外熱交換器は、室外機に設けられる。第2の室外熱交換器は、前記室外機に設けられる。第1の配管は、前記第2の室外熱交換器と前記室内熱交換器、または前記第1の室外熱交換器および前記第2の室外熱交換器と前記室内熱交換器とを接続し、冷媒が流れる。第2の配管は、前記室内熱交換器と前記第2の室外熱交換器または前記室内熱交換器と前記第1の室外熱交換器および前記第2の室外熱交換器とを接続し、前記冷媒が流れる。圧縮機は、前記第1の配管に設けられ、前記冷媒を吸入する吸入口と、前記冷媒を吐出する吐出口と、を有する。四方弁は、前記第1の配管に設けられ、前記圧縮機の前記吐出口から吐出される前記冷媒が流れる方向を変更可能である。第1の膨張弁は、前記第2の配管に設けられる。レシーバータンクは、前記第1の膨張弁と前記第2の室外熱交換器との間に設けられ、前記冷媒の貯留が可能である。第3の配管は、前記室内熱交換器と前記四方弁との間の前記第1の配管と前記四方弁と前記第2の室外熱交換器との間の前記第1の配管とを接続する。流量制御弁は、前記第3の配管に設けられ、前記冷媒の流量を制御する。第1のエジェクタは、前記第1の配管の前記四方弁と前記第2の室外熱交換器との間に設けられ、前記第3の配管から前記冷媒が流入可能な第1の流入口と、前記第2の室外熱交換器に接続されて前記冷媒が流入出可能な第1の流入出口と、前記四方弁に接続されて前記冷媒が流入出可能な第2の流入出口と、を備える。第2のエジェクタは、前記レシーバータンクに接続されて前記冷媒が流入出可能な第3の流入出口と、前記第1の室外熱交換器から前記冷媒が流入可能な第2の流入口と、前記第2の室外熱交換器に前記冷媒を流出可能または前記第1の室外熱交換器および前記第2の室外熱交換器から前記冷媒が流入可能な第4の流入出口と、を備える。第4の配管は、前記第1の室外熱交換器と前記第2のエジェクタの前記第2の流入口とを接続する。第1の三方弁は、前記第4の配管と前記第1の配管との接続部に設けられ、前記冷媒を前記第1の室外熱交換器から前記第4の配管に流す場合と、前記冷媒を前記第1の配管から前記第1の室外熱交換器に流す場合とで流路切替を行う。第5の配管は、前記レシーバータンクと前記第1の室外熱交換器とを接続する。第2の膨張弁は、前記第5の配管に設けられて前記第1の室外熱交換器に供給する前記冷媒を膨張させる。第2の三方弁は、前記第5の配管と前記第2の配管との接続部に設けられ、前記冷媒を前記第5の配管から前記第1の室外熱交換器に流す場合と、前記冷媒を前記第1の室外熱交換器から前記第2の配管に流す場合とで流路切替を行う。
【0007】
また、空気調和装置は、例えば、前記第1の配管において、前記第3の配管の接続部分と前記四方弁との間に蓄熱材を備えてもよい。
【0008】
また、空気調和装置の前記第2の室外熱交換器は、例えば、外気の流れ方向に対して前記第1の室外熱交換器より上流側に配置されていてもよい。
【0009】
また、空気調和装置の前記第1の室外熱交換器は、例えば、前記第2の室外熱交換器より熱交換能力が大きくされてもよい。
【0010】
以上の空気調和装置によれば、例えば、圧縮機の消費電力や運転負荷の増大を抑制し寒冷地でも良好な暖房運転が可能な空気調和装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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