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公開番号2024138075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2024117173,2023121084
出願日2024-07-22,2023-07-25
発明の名称容器接続モジュール
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 3/04 20060101AFI20240927BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】容器を給水装置として用いる際に、逆止弁の離脱を防止しつつ、容器からスムーズに給水することができる容器接続モジュール等を提供することにある。
【解決手段】容器接続モジュール30は、容器接続部33と、吐出口34と、空気導入部334と、逆止弁36と、カバー部37と、を主要に有する。容器接続部33は、飲み口部321に接続される部材である。吐出口34は、液体31が外部に吐出される部材である。空気導入部334は、液体31の吐出に伴い、飲料容器32に導入される空気が流通する部材である。逆止弁36は、空気導入部334の飲料容器32側の端部に取り付けられた部材である。カバー部37は、逆止弁36を覆う部材である。連通部371は、カバー部37の内部と外部とを連通させる部位である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体が貯留される飲料容器の飲み口部に取りつけられる容器接続モジュールであって、
前記飲み口部に接続される容器接続部と、
前記液体が外部に吐出される吐出口と、
前記液体の吐出に伴い、前記飲料容器に導入される空気が流通する空気導入部と、
前記空気導入部の前記飲料容器側の端部に取り付けられる逆止弁と、
前記逆止弁を覆うカバー部と、を具備し、
前記カバー部には、前記カバー部の内部と外部とを連通させる連通部が形成され、
前記連通部は、略筒状を呈する前記カバー部の、軸方向に沿って伸びるスリットであり、
前記スリットの前記吐出口側の端部は、前記逆止弁が前記空気導入部に取り付けられる取付部よりも、前記吐出口の側に形成されることを特徴とする容器接続モジュール。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記スリットの前記吐出口側の端部と前記取付部との間に、間隙が形成されることを特徴とする請求項1に記載の容器接続モジュール。
【請求項3】
前記取付部は、前記空気導入部の第1鍔部と、前記逆止弁の第2鍔部と、が当接する部位であり、
前記スリットの前記吐出口側の端部は、前記第1鍔部よりも、前記吐出口の側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の容器接続モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器接続モジュールに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載されたような、給水機構を備えた冷蔵庫が知られている。この冷蔵庫では、先ず、断熱箱体の上段に形成された冷蔵室を塞ぐ断熱扉の内側に、飲料水が貯留される給水タンクが配設される。更に、断熱扉の外側面に空洞である給水室が形成され、給水室の内部に注水レバーが配置されている。また、給水室の上部奥側には、給水タンクと連通する注水部が配置されている。かかる構成の冷蔵庫の給水室に於いて、ユーザーがコップを注水レバーに押しつけることで、給水タンクから注水部を経由して、冷却された飲料水がコップに供給される。
【0003】
特許文献2には、冷蔵庫に貯蔵された容器を、給水装置として用いることができる容器接続モジュール等が記載されている。かかる容器接続モジュールは、容器の飲み口部に接続される容器接続部と、流出調整部と、を具備する。流出調整部は、容器からの飲料の流出を阻止しつつ、ユーザーが操作している間は容器から飲料を流出させる。また、容器接続部は、容器の側に向かって外径が細くなる形状を呈している。よって、容器の飲み口部の内壁に、容器接続部の外側面が接触することで、容器接続部と飲み口部との間隙が封止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-36061号公報
特開2021-160821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前述した給水機構や接続モジュール等では、給水の容易性や、容器との接続性の観点等から改善の余地があった。
【0006】
具体的には、特許文献1に記載された発明では、給水を、冷蔵室の内部に固定された給水タンクに対して行う必要性があったため、給水作業が煩雑である課題があった。また、特許文献2に記載された発明では、逆止弁が容器の内部に配設されるが、当該逆止弁が容器接続モジュールから外れ、容器の内部に残存する恐れもあった。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、飲料容器を給水装置として用いる際に、逆止弁の離脱を防止しつつ、容器からスムーズに給水することができる容器接続モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の容器接続モジュールは、液体が貯留される飲料容器の飲み口部に取りつけられる容器接続モジュールであって、前記飲み口部に接続される容器接続部と、前記液体が外部に吐出される吐出口と、前記液体の吐出に伴い、前記飲料容器に導入される空気が流通する空気導入部と、前記空気導入部の前記飲料容器側の端部に取り付けられる逆止弁と、前記逆止弁を覆うカバー部と、を具備し、前記カバー部には、前記カバー部の内部と外部とを連通させる連通部が形成され、前記連通部は、略筒状を呈する前記カバー部の、軸方向に沿って伸びるスリットであり、前記スリットの前記吐出口側の端部は、前記逆止弁が前記空気導入部に取り付けられる取付部よりも、前記吐出口の側に形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態に掛かる容器接続モジュールによれば、飲料容器を給水装置として用いる際に、逆止弁の離脱を防止しつつ、容器からスムーズに給水することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の外観を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の断熱扉を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る容器接続モジュールの接続構成を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る容器接続モジュールを示す図であり、左方側に斜視図を示し、右方側に分解斜視図を示す。
本発明の実施形態に係る容器接続モジュールを示す図であり、左方側に切断斜視図を示し、右方側に分解された状態の切断斜視図を示す。
本発明の実施形態に係る容器接続モジュールのカバー部等を示す図であり、分解された状態の切断斜視図を示す。
本発明の実施形態に係る容器接続モジュールのカバー部等を示す図であり、右方側に分解された状態の切断斜視図を示し、左方側に切断斜視図を示す。
本発明の実施形態に係る容器接続モジュールのカバー部等を示す切断斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットおよびポケット部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットの容器設置部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットの容器設置部を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットの容器設置部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットの容器設置部を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニット等を示す切断斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットにおいて、液体が導出される状態の容器接続モジュールおよびレバーを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットにおいて、液体が導出される状態の容器接続モジュールおよびレバーを示す断面図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットにおいて、空気が導入される状態の容器接続モジュールおよびレバーを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットにおいて、空気が導入される状態の容器接続モジュールおよびレバーを示す断面図である。
本発明の実施形態に係るディスペンサユニットにおいて、他形態に係るカバー部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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