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公開番号2024003854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2022103157
出願日2022-06-28
発明の名称飲料供給装置
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20240109BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】既存の飲料供給装置の構造を大幅に変更することなく、高さの異なる容器に飲料を飛散させることなく注出できるようにする。
【解決手段】飲料供給装置10は、飲料の注出口35aから飲料を供給可能とする飲料供給部30と、注出口35aの下側に設けられて飲料供給部30から供給される飲料を受ける容器を載置する載置部21を有した容器載置台20とを備え、載置部21には高さの低い容器を注出口35aに近づけるための嵩上げ載置台40を着脱可能に設け、嵩上げ載置台40の底部には載置部に形成した飲料を下側に通過させる通水孔21cに係合して嵩上げ載置台40の水平方向の位置決めする位置決め突部40cを設けた。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
飲料の注出口から飲料を供給可能とする飲料供給部と、
前記注出口の下側に設けられて前記飲料供給部から供給される飲料を受ける容器を載置する載置部を有した容器載置台とを備え、
前記載置部には飲料を下側に通過させる多数の通水孔が形成された飲料供給装置であって、
前記載置部には高さの低い容器を前記注出口に近づけるための嵩上げ載置台を着脱可能に設け、
前記嵩上げ載置台の底部には前記載置部の通水孔に係合して前記嵩上げ載置台の水平方向の位置決めをする位置決め突部を設けたことを特徴とする飲料供給装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
請求項1に記載の飲料供給装置において、
前記嵩上げ載置台の前記容器を載置する嵩上げ載置部には飲料を下側に通過させる多数の通水孔が形成され、
前記嵩上げ載置台は前側を覆う前壁を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項3】
請求項2に記載の飲料供給装置において、
前記嵩上げ載置台の前壁内面は前記載置部にて最も前側に配置される前記通水孔の前端より後側に配置されたことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載の飲料供給装置において、
前記嵩上げ載置台には前壁より前方に突出する突出部を形成したことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項5】
請求項4に記載の飲料供給装置において、
前記突出部は前記嵩上げ載置台の前壁上部に形成されたものであり、
前記突出部の上面には前記嵩上げ載置部側が低くなるように傾斜した凹部を形成したことを特徴とする飲料供給装置。
【請求項6】
請求項1に記載の飲料供給装置において、
前記載置部には左右方向に延びる複数の横格子部と、前後方向に延びる複数の縦格子部を交差させて格子状に形成することで前記多数の通水孔を形成したものであり、前記位置決め突部を前記縦格子部に係合させることによって前記嵩上げ載置台の左右方向の位置決めするようにしたことを特徴とする飲料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料の注出口から飲料を供給可能とする飲料供給装置に関し、特に、高さの異なる容器に飲料を供給可能とする飲料供給装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には飲料自動供給装置の発明が開示されている。この飲料自動供給装置は、飲料の粉末原料を収容する原料タンクと、温水タンクとを備え、原料タンクから供給される粉末原料と温水タンクから供給される湯とを撹拌混合して飲料を生成し、生成した飲料を注出口から受台に載置したポット、水差しまたはコップ等の容器に注出するものである。
【0003】
この飲料自動供給装置の受台の容器の載置面は、ポットや水差しのような高さの高い容器を載置可能とするために注出口と高さ方向に離れており、受台にはコップ等の高さの低い容器を注出口に近づけるためのコップ受台が設けられている。コップ受台は、受台の後部にてコップを水平に支持する水平位置と受台の後部に待避させた待避位置との間で蝶番によって水平軸線回りに回動可能に軸支されている。ポット、水差し等の高さの高い容器に飲料を注出するときには、コップ受台を上方に回動させて受台の後部にて待避位置に待避させることで、高さの高い容器を受台に載置することができる。また、コップ等の高さの低い容器に飲料を注出するときには、コップ受台を水平位置に回動させることで、コップ受台に載置したコップ等の高さの低い容器の上面開口部を注出口に近づけるようにして、注出口から注出される飲料をコップ等の高さの低い容器から飛散させないようにしている。
【0004】
特許文献2には給茶機よりなる飲料ディスペンサの発明が開示されている。この飲料ディスペンサは、茶漉し内の茶葉に湯を吐出させて生成した茶を注出口から載置台に載置したポット、急須または土瓶等の容器に供給可能としたものである。載置台にポットを載置してから茶を供給するためのスイッチを操作すると、茶漉し内の茶葉に湯が吐出され、茶漉しを通過して生成された茶は下側の漏斗内に流下し、漏斗内に流下した茶は下端の注出口からポットに注出される。
【0005】
また、この飲料ディスペンサにおいては、急須や土瓶のような高さの低い容器に茶を注出するときには、漏斗の注出口が急須や土瓶の上面開口部から離れることになる。注出口から注ぎ出される茶が急須や土瓶の上面開口部に注がれずに周囲に飛散するのを防止するために、漏斗の注出口には下方に延びるノズルが着脱可能に取り付けられている。漏斗の注出口にノズルを取り付けることで、ノズルの下端出口は急須や土瓶の上面開口部の直上に配置されるようになり、注出される茶が急須や土瓶から飛散しないようになる。漏斗の注出口にノズルを取り付けた状態で載置台に急須や土瓶を載置してから茶を供給するためのスイッチを操作すると、茶漉し内の茶葉に湯が吐出されて茶漉しの下側の漏斗内に茶となって流下し、漏斗内に流下した茶は下端の注出口からノズルを通って急須や土瓶に注出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開昭52-120085号公報
特開2002-321796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の飲料自動供給装置においては、受台に高さの低いコップ等の容器を載置するためのコップ受台を設けているので、注出口から注出される飲料をコップ等の容器から飛散しにくくすることができる。この飲料自動供給装置においては、コップ受台は受台の後部に蝶番によって回動可能に軸支されているので、コップ受台の取付部分の強度や耐久性を高くする必要があり、飲料自動供給装置の製造コストが高くなる問題があった。また、コップ受台は受台の後部に蝶番によって取り付けられているので、受台が飛散した飲料によって汚れても清掃性がよくない問題もあった。さらに、特許文献1の飲料自動供給装置のコップ受台は受台に予め取り付けられているものであるので、コップ受台を備えていない既存の飲料自動供給装置にコップ受台を追加で搭載することができなかった。
【0008】
特許文献2の飲料ディスペンサにおいては、注出口にノズルを着脱可能に取り付けることで、飲料が注出されるノズルの下端出口を急須や土瓶の上面開口部の直上に配置することができ、ノズルの下端開口から注出される茶は周囲に飛散することなく急須や土瓶等の容器に注出されるようになる。この飲料ディスペンサにおいては、ノズルは注出口に着脱可能に取り付けられているので、注出される飲料が注出口とノズルの取付部分に残るおそれがあり、注出口とノズルとを清潔に保ちにくかった。また、特許文献2の飲料ディスペンサのノズルは注出口に着脱可能に取り付けられるものであり、既存の飲料ディスペンサにノズルを追加で取り付けることができなかった。本発明は、既存の飲料供給装置の構造を大幅に変更することなく、高さの異なる容器に飲料を飛散させることなく注出できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記課題を解決するため、飲料の注出口から飲料を供給可能とする飲料供給部と、注出口の下側に設けられて飲料供給部から供給される飲料を受ける容器を載置する載置部を有した容器載置台とを備え、載置部には飲料を下側に通過させる多数の通水孔が形成された飲料供給装置であって、載置部には高さの低い容器を注出口に近づけるための嵩上げ載置台を着脱可能に設け、嵩上げ載置台の底部には載置部の通水孔に係合して嵩上げ載置台の水平方向の位置決めをする位置決め突部を設けたことを特徴とする飲料供給装置を提供するものである。
【0010】
上記のように構成した飲料供給装置においては、載置部には高さの低い容器を注出口に近づけるための嵩上げ載置台を着脱可能に設け、嵩上げ載置台の底部には載置部の通水孔に係合して嵩上げ載置台の水平方向の位置決めをする位置決め突部が設けられている。高さの高い容器に飲料を注出するときには、容器載置台の載置部に嵩上げ載置台を取り外した状態とし、載置部に高さの高い容器を載置すると、高さの高い容器の上面開口部は注出口の近くに位置するので、注出口から注出される飲料が高さの高い容器の周囲に飛散しにくい。これに対し、高さの低い容器に飲料を注出するときには、嵩上げ載置台の底部の位置決め突部を載置部の通水孔に係合させるようにして、容器載置台の載置部に嵩上げ載置台を設置してから、嵩上げ載置台に高さの低い容器を載置すると、高さの低い容器の上面開口部を嵩上げ載置台によって注出口に近づけることができ、注出口から注出される飲料が高さの低い容器の周囲に飛散しにくくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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