TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024158054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072895
出願日
2023-04-27
発明の名称
異常検知システム、異常検知プログラム、及び情報処理装置
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20241031BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】ACモータを備える凝縮器ファンの異常を早期に検知する。
【解決手段】冷却貯蔵庫10と、情報処理装置80と、を備える異常検知システム100であって、冷却貯蔵庫10は、貯蔵庫本体11と、貯蔵庫本体11内を冷却するための冷却装置20の一部を構成する凝縮器22と、凝縮器22における凝縮温度を検出可能な第1温度センサ25と、凝縮器22を空冷するための凝縮器ファン30であって、羽根車31と、ACモータ32と、を有する凝縮器ファン30と、を備える。情報処理装置80は、第1温度センサ25の検出温度T25に関する情報に基づき、凝縮器ファン30に異常があると判断する判断部84と、判断部84によって凝縮器ファン30に異常があると判断されたとき、異常を示す情報を出力する出力部85と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却貯蔵庫と、情報処理装置と、を備える異常検知システムであって、
前記冷却貯蔵庫は、
貯蔵庫本体と、
前記貯蔵庫本体内を冷却するための冷却装置の一部を構成する凝縮器と、
前記凝縮器における凝縮温度を検出可能な第1温度センサと、
前記凝縮器を空冷するための凝縮器ファンであって、気流を発生させる羽根車と、前記羽根車を回転させるACモータと、を有する凝縮器ファンと、を備え、
前記情報処理装置は、
前記第1温度センサの検出温度に関する情報に基づき、前記凝縮器ファンに異常があると判断する判断部と、
前記判断部によって前記凝縮器ファンに異常があると判断されたとき、異常を示す情報を出力する出力部と、を備える異常検知システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記冷却貯蔵庫は、前記貯蔵庫本体の周囲の外部温度を検出する第2温度センサを備え、
前記判断部は、前記第1温度センサの検出温度と前記第2温度センサの検出温度との差分に基づき、前記凝縮器ファンに異常があると判断する請求項1に記載の異常検知システム。
【請求項3】
前記判断部は、前記差分が第1閾値温度より大きい場合に、前記凝縮器ファンに異常があると判断する請求項2に記載の異常検知システム。
【請求項4】
前記判断部は、前記差分が、前記凝縮器ファンが正常に作動しているときの正常データに比べて第2閾値温度を上回るだけ大きい場合に、前記凝縮器ファンに異常があると判断する請求項2に記載の異常検知システム。
【請求項5】
前記正常データは、前記凝縮器ファンが正常に作動している期間の前記差分の平均値である請求項4に記載の異常検知システム。
【請求項6】
前記第1温度センサは、前記凝縮器の凝縮管に設けられる凝縮器温度センサである請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の異常検知システム。
【請求項7】
前記第2温度センサは、前記貯蔵庫本体の周囲に配置されたプリント基板に設けられている請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の異常検知システム。
【請求項8】
前記情報処理装置は、前記冷却貯蔵庫と通信可能なクラウドサーバである請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の異常検知システム。
【請求項9】
貯蔵庫本体と、
前記貯蔵庫本体内を冷却するための冷却装置の一部を構成する凝縮器と、
前記凝縮器における凝縮温度を検出可能な第1温度センサと、
前記凝縮器を空冷するための凝縮器ファンであって、気流を発生させる羽根車と、前記羽根車を回転させるACモータと、を有する凝縮器ファンと、
を備える冷却貯蔵庫における前記凝縮器ファンの異常の検知するためのプログラムであって、
前記第1温度センサの検出温度に関する情報を収集する収集ステップと、
前記収集ステップにて収集した前記第1温度センサの検出温度に関する情報に基づき、前記凝縮器ファンに異常があると判断する判断ステップと、
前記判断ステップにおいて前記凝縮器ファンに異常があると判断されたとき、異常を示す情報を出力する出力ステップと、を情報処置装置に実行させるプログラム。
【請求項10】
前記冷却貯蔵庫は、前記貯蔵庫本体の周囲の外部温度を検出する第2温度センサを備え、
前記判断ステップは、前記第1温度センサの検出温度と前記第2温度センサの検出温度との差分に基づき、前記凝縮器ファンに異常があると判断する請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、異常検知システム、異常検知プログラム、及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
冷却貯蔵庫は、貯蔵室を所定の冷却設定温度に維持するために、常時運転されている。そのため従来より、冷却貯蔵庫については、故障などによる意図しない運転の停止や運転性能の低下を避けるための対策が施されている。例えば特許文献1には、凝縮器を覆うエアフィルタに目詰まりが発生しているか否かについて、判定する方法が開示されている。エアフィルタが目詰まりすると、凝縮器ファンによる凝縮器の空冷が不十分となり、冷却性能が低下してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-204835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
凝縮器の空冷が妨げられる要因には、上記したエアフィルタの目詰まり以外に、凝縮器ファンが回転不良により停止してしまうことが挙げられる。特に凝縮器ファンの駆動源にACモータが用いられる場合(すなわち凝縮器ファンがACファンである場合)には、タコメータが搭載されていない限り、凝縮器ファンの異常(回転不良)を早期に把握することが難しいのが実情である。
【0005】
本技術は上記のような実情に基づいて完成されたものであって、ACモータを備える凝縮器ファンの異常を早期に検知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術に係る異常検知システムは、冷却貯蔵庫と、情報処理装置と、を備える異常検知システムであって、前記冷却貯蔵庫は、貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体内を冷却するための冷却装置の一部を構成する凝縮器と、前記凝縮器における凝縮温度を検出可能な第1温度センサと、前記凝縮器を空冷するための凝縮器ファンであって、気流を発生させる羽根車と、前記羽根車を回転させるACモータと、を有する凝縮器ファンと、を備え、前記情報処理装置は、前記第1温度センサの検出温度に関する情報に基づき、前記凝縮器ファンに異常があると判断する判断部と、前記判断部によって前記凝縮器ファンに異常があると判断されたとき、異常を示す情報を出力する出力部と、を備える。
【0007】
また、前記冷却貯蔵庫は、前記貯蔵庫本体の周囲の外部温度を検出する第2温度センサを備え、前記判断部は、前記第1温度センサの検出温度と前記第2温度センサの検出温度との差分に基づき、前記凝縮器ファンに異常があると判断してもよい。
【0008】
また、前記判断部は、前記差分が第1閾値温度より大きい場合に、前記凝縮器ファンに異常があると判断してもよい。
【0009】
また、前記判断部は、前記差分が、前記凝縮器ファンが正常に作動しているときの正常データに比べて第2閾値温度を上回るだけ大きい場合に、前記凝縮器ファンに異常があると判断してもよい。
【0010】
また、前記正常データは、前記凝縮器ファンが正常に作動している期間の前記差分の平均値であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ホシザキ株式会社
洗浄機
1か月前
ホシザキ株式会社
貯蔵庫
25日前
ホシザキ株式会社
洗浄機
1か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
1か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
1か月前
ホシザキ株式会社
冷却貯蔵庫
3日前
ホシザキ株式会社
冷却貯蔵庫
1か月前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
個人
排熱利用システム
2か月前
個人
自然冷媒冷凍空調装置
24日前
株式会社ナガオカ
冷却装置
10日前
アクア株式会社
冷蔵庫
6か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
4か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
大和冷機工業株式会社
冷蔵庫
5か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
3か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
6か月前
富士電機株式会社
冷凍サイクル
10日前
シャープ株式会社
冷却庫
3か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
5か月前
ホシザキ株式会社
液体凍結装置
10日前
シャープ株式会社
冷却庫
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
5か月前
シャープ株式会社
冷蔵庫
3か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
ホシザキ株式会社
製氷機
2か月前
続きを見る
他の特許を見る