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公開番号2024154897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069109
出願日2023-04-20
発明の名称貯蔵庫及び温蔵庫
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A47J 39/02 20060101AFI20241024BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】貯蔵庫が備える時計の時刻を補正するための使用者の手間を軽減すること。
【解決手段】再加熱カートユニット10であって、冷温蔵室R1と、冷温蔵室R1内を加熱するヒータ54と、時計76を有し、時計76から取得した時刻に基づいてヒータ54の運転を制御する制御部60と、時計76の時刻の設定を受け付ける操作部47と、を備え、制御部60は、前回設定された時刻から今回設定された時刻までの時間と、今回設定される前の時計76の時刻と今回設定された時刻との誤差とに基づいて、所定時間当たりの第1の補正値を決定する第1の決定処理と、所定時間が経過する毎に、第1の補正値に基づいて時計76の時刻を補正する第1の補正処理と、を実行する、再加熱カートユニット10。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵庫であって、
貯蔵室と、
前記貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、
時計を有し、前記時計から取得した時刻に基づいて前記温調装置の運転を制御する制御部と、
前記時計の時刻の設定を受け付ける操作部と、
を備え、
前記制御部は、
前回設定された時刻から今回設定された時刻までの時間と、今回設定される前の前記時計の時刻と今回設定された時刻との誤差とに基づいて、所定時間当たりの第1の補正値を決定する第1の決定処理と、
前記所定時間が経過する毎に、前記第1の補正値に基づいて前記時計の時刻を補正する第1の補正処理と、
を実行する、貯蔵庫。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の貯蔵庫であって、
前記制御部は、前記時計の時刻の設定が3回目以降の場合は、
前回までの前記第1の決定処理で決定した全ての前記第1の補正値と今回の前記第1の決定処理で決定した前記第1の補正値との合計値を、前記所定時間当たりの第2の補正値として決定する第2の決定処理を実行し、
前記第1の補正処理に替えて、前記所定時間が経過する毎に、前記第2の補正値に基づいて前記時計の時刻を補正する第2の補正処理を実行する、貯蔵庫。
【請求項3】
貯蔵庫であって、
貯蔵室と、
前記貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、
制御部と、
前記温調装置の運転開始の指示を受け付ける開始指示画面を含む複数の操作画面を表示する表示装置を有し、前記操作画面を介して前記温調装置に対する操作を受け付ける操作部と、
を備え、
前記制御部は、
所定のモード移行条件が成立すると前記表示装置を通常モードから省電力モードに移行させる移行処理と、
前記省電力モード中に所定の解除条件が成立すると前記表示装置を前記通常モードに復帰させる解除処理と、
を実行し、
前記温調装置が運転されていない待機中に前記解除条件が成立して前記表示装置を前記通常モードに復帰させた場合は前記表示装置に前記開始指示画面を表示させ、前記待機中以外のときに前記解除条件が成立して前記通常モードに復帰させた場合は前記省電力モードに移行する直前に表示されていた前記操作画面を表示させる、貯蔵庫。
【請求項4】
請求項3に記載の貯蔵庫であって、
前記温調装置は前記貯蔵室内を加熱する加熱装置を有し、
前記開始指示画面は複数あり、前記加熱装置の運転を終了させる加熱完了時刻を前記開始指示画面毎に設定可能であり、
前記制御部は、前記待機中に前記解除条件が成立した場合は、現在時刻より後の前記加熱完了時刻が設定されている前記開始指示画面のうち現在時刻から前記加熱完了時刻が最も近い前記開始指示画面を表示させる、貯蔵庫。
【請求項5】
請求項4に記載の貯蔵庫であって、
前記制御部は、前記操作部を介して、表示しない前記開始指示画面の設定を受け付ける受け付け処理を実行する、貯蔵庫。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載の貯蔵庫であって、
前記制御部は、前記操作部を介して、前記待機中に前記解除条件が成立して前記表示装置を前記通常モードに復帰させたときに前記開始指示画面を表示させるか否かの設定を受け付け、前記開始指示画面を表示させない設定がされた場合は、前記待機中に前記解除条件が成立しても、前記省電力モードに移行する直前に表示されていた前記操作画面を表示させる、貯蔵庫。
【請求項7】
貯蔵庫であって、
貯蔵室と、
前記貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、
制御部と、
前記温調装置の運転に関する設定を受け付ける設定画面及び前記温調装置の運転中であることを使用者に報知する運転中画面を含む複数の操作画面を表示する表示装置を有し、前記操作画面を介して前記温調装置に対する操作を受け付ける操作部と、
を備え、
前記制御部は、
所定のモード移行条件が成立すると前記表示装置を通常モードから省電力モードに移行させる移行処理と、
前記省電力モード中に所定の解除条件が成立すると前記表示装置を前記通常モードに復帰させる解除処理と、
を実行し、
前記温調装置が運転されている運転中に前記解除条件が成立して前記表示装置を前記通常モードに復帰させた場合は前記表示装置に前記運転中画面を表示させる、貯蔵庫。
【請求項8】
貯蔵庫であって、
貯蔵室と、
前記貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、
制御部と、
前記温調装置の運転開始の指示を受け付ける開始指示画面を含む複数の操作画面を表示する表示装置を有し、前記操作画面を介して前記温調装置に対する操作を受け付ける操作部と、
を備え、
前記制御部は、
所定のモード移行条件が成立すると前記表示装置を通常モードから省電力モードに移行させる移行処理と、
前記省電力モード中に所定の解除条件が成立すると前記表示装置を前記通常モードに復帰させる解除処理と、
を実行し、
前記省電力モードは、前記表示装置の表示内容を視認可能な範囲で前記表示装置の明るさを前記通常モードより低下させたモードであり、
前記制御部は、前記モード移行条件が成立して前記表示装置を前記省電力モードに移行させた場合は前記表示装置に前記開始指示画面を表示させる、貯蔵庫。
【請求項9】
請求項8に記載の貯蔵庫であって、
前記温調装置は前記貯蔵室内を加熱する加熱装置を有し、
前記開始指示画面は複数あり、前記加熱装置の運転を終了させる加熱完了時刻を前記開始指示画面毎に設定可能であり、
前記制御部は、前記省電力モードに移行させた場合は、現在時刻より後の前記加熱完了時刻が設定されている前記開始指示画面のうち現在時刻から前記加熱完了時刻が最も近い前記開始指示画面を表示させる、貯蔵庫。
【請求項10】
請求項9に記載の貯蔵庫であって、
前記制御部は、前記省電力モード中にいずれかの前記開始指示画面を前記表示装置に表示させているとき、時間が経過して別の前記開始指示画面が現在時刻から前記加熱完了時刻が最も近い前記開始指示画面になった場合は、当該別の前記開始指示画面に切り替える、貯蔵庫。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、貯蔵庫及び温蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、貯蔵室と、貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、時計を有し、時計から取得した時刻に基づいて温調装置の運転を制御する制御部と、を備える貯蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の冷温蔵装置(貯蔵庫に相当)は、温蔵室(貯蔵室に相当)と、温蔵室内を冷却する冷凍装置(温調装置に相当)及び温蔵室内を加熱するヒータ(温調装置に相当)と、内蔵時計(時計に相当)を有する制御部とを備えている。冷温蔵装置は温蔵室内を冷却する冷蔵モードと温蔵室内を加熱する再加熱モードとに切り替え可能である。制御部は、内蔵時計の現在時刻が、予め設定された所定時刻となったら、冷蔵モードから再加熱モードに切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6564262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の冷温蔵装置は、内蔵時計の時刻の補正については十分に検討されていなかった。
本明細書では、貯蔵庫が備える時計の時刻を補正するための使用者の手間を軽減する技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
貯蔵庫であって、貯蔵室と、前記貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、時計を有し、前記時計から取得した時刻に基づいて前記温調装置の運転を制御する制御部と、前記時計の時刻の設定を受け付ける操作部と、を備え、前記制御部は、前回設定された時刻から今回設定された時刻までの時間と、今回設定される前の前記時計の時刻と今回設定された時刻との誤差とに基づいて、所定時間当たりの第1の補正値を決定する第1の決定処理と、前記所定時間が経過する毎に、前記第1の補正値に基づいて前記時計の時刻を補正する第1の補正処理と、を実行する、貯蔵庫。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、貯蔵庫が備える時計の時刻を補正するための使用者の手間を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1である再加熱カートユニットの分解斜視図
再加熱カートユニットの斜視図
カートの斜視図
カートの正面図
フレームカートの斜視図
再加熱カートユニットの正面断面図
再加熱カートユニットの電気的構成を示すブロック図
再加熱カートユニットの運転モードを説明するための模式図
再加熱カートユニットのホーム画面の模式図
時刻設定画面の模式図
比較例に係る補正値設定画面の模式図
実施形態2に係る開始指示画面の表示を説明するための模式図
機器設定画面の模式図
開始指示画面の表示を説明するための模式図
実施形態3に係る運転中画面の模式図
実施形態4に係る省電力モード移行時の画面表示のフローチャート
実施形態5に係るスタート画面の模式図
スタートボタンが押された場合の動作を示す模式図
遅延スタートボタンが押された場合の動作を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示の貯蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室内の温度を調整する温調装置と、時計を有し、前記時計から取得した時刻に基づいて前記温調装置の運転を制御する制御部と、前記時計の時刻の設定を受け付ける操作部と、を備え、前記制御部は、前回設定された時刻から今回設定された時刻までの時間と、今回設定される前の前記時計の時刻と今回設定された時刻との誤差とに基づいて、所定時間当たりの第1の補正値を決定する第1の決定処理と、前記所定時間が経過する毎に、前記第1の補正値に基づいて前記時計の時刻を補正する第1の補正処理と、を実行する。
【0010】
上記の温調装置は、貯蔵室内を冷却する冷却装置であってもよいし、貯蔵室内を加熱する加熱装置であってもよいし、その両方であってもよい。
予め設定されている時刻に温調装置の運転を開始したり停止したりする場合、時計の時刻がずれると貯蔵庫の運用に不都合をきたす可能性がある。特に複数台の貯蔵庫が運用される場合は貯蔵庫毎に時刻がずれるとそれら複数の貯蔵庫の運転が停止するタイミングが揃わず、運用に不都合をきたす可能性がある。このため、所定時間毎(例えば1日毎)に時刻を補正することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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