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公開番号2024153977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067527
出願日2023-04-18
発明の名称貯蔵庫
出願人ホシザキ株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A47B 31/00 20060101AFI20241023BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】扉と他部材との間を密閉状態で塞ぐことができる貯蔵庫を提供する。
【解決手段】扉60は、扉本体部62と、扉本体部62に配された扉側係止部65と、扉本体部62の後面62Eを囲む形で配され、当該扉60が開口11Cを閉じた閉状態のときに、箱体11Aの開口11C周りの部分である開口周辺部44に当接する弾性部66と、を備え、箱体11Aは、閉状態のときに、扉側係止部65が係止可能な箱体側係止部46を備え、弾性部66は、内側部66B3と、内側部66B3とヒンジ部14との間に配された外側部66B1と、を備え、扉側係止部65と箱体側係止部46とが係止される力により、弾性部66が開口周辺部44に弾性変形しつつ押し付けられる構成とされ、閉状態のときに、扉側係止部65が箱体側係止部46に係止していない状態では、内側部66B3は、外側部66B1よりも弾性変形していない、貯蔵庫1。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
前方に開口した箱体と、
前記箱体の開口を開閉可能な扉と、
前記箱体に取り付けられ、前記扉を回動させるヒンジ部と、を備え、
前記扉は、
扉本体部と、
前記扉本体部の上端部及び下端部のうち、少なくとも一方に配された扉側係止部と、
前記扉本体部の後面を囲む形で配され、当該扉が前記開口を閉じた閉状態のときに、前記箱体の前記開口周りの部分である開口周辺部に当接する弾性部と、を備え、
前記箱体は、前記閉状態のときに、前記扉側係止部が係止可能な箱体側係止部を備え、
前記弾性部は、
内側部と、
前記内側部と前記ヒンジ部との間に配された外側部と、を備え、
前記扉側係止部と前記箱体側係止部とが係止される力により、前記弾性部が前記開口周辺部に弾性変形しつつ押し付けられる構成とされ、
前記閉状態のときに、前記扉側係止部が前記箱体側係止部に係止していない状態では、前記内側部は、前記外側部よりも弾性変形していない、貯蔵庫。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記扉は、
使用者に把持される把持部と、
前記扉側係止部と前記把持部とを回動可能に接続する軸部と、を備え、
前記把持部の回動によって前記扉側係止部が前記軸部を軸として回動しつつ前記箱体側係止部に係止されることで、前記扉が前記開口に引き寄せられて前記弾性部が前記開口周辺部に押し付けられる、請求項1に記載の貯蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、貯蔵庫として、特許文献1に記載のものが知られている。具体的に、特許文献1には、貯蔵庫(再加熱カート)が、正面側に開口部を有する本体部と、蝶番を回動軸として本体部に対して開閉自在に取り付けられ、観音開き方式で開口部を開閉する2つの扉(開閉扉)と、を備え、扉が、その下端部に設けられた下部ロック部と、本体部の内部空間側の面に設けられ、弾性を有する密閉部材と、を備えることが開示されている。扉は、閉状態において、密閉部材が本体部に当接し、下部ロック部が本体部の開口部を形成する面側に形成された凹部に対して嵌合することで、ロック状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-10326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の構成では、ロック状態において、本体部と扉の隙間から気体が往来することを防ぐために、扉を閉める際に、扉を本体部に押し付けて密閉部材を本体部に密着させる必要がある。このとき、本体部に当接した密閉部材が反発するので、扉を本体部に押し付けるのに力を要する上、その押し付けた状態で下部ロック部を凹部に対して嵌合させる必要があるため、これらの動作が使用者にとって負担となる。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、扉と他部材との間を密閉状態で塞ぐことができる貯蔵庫を提供することを目的の一つとする。また、使用者の負担を軽減できる貯蔵庫を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、前方に開口した箱体と、前記箱体の開口を開閉可能な扉と、前記箱体に取り付けられ、前記扉を回動させるヒンジ部と、を備え、前記扉は、扉本体部と、前記扉本体部の上端部及び下端部のうち、少なくとも一方に配された扉側係止部と、前記扉本体部の後面を囲む形で配され、当該扉が前記開口を閉じた閉状態のときに、前記箱体の前記開口周りの部分である開口周辺部に当接する弾性部と、を備え、前記箱体は、前記閉状態のときに、前記扉側係止部が係止可能な箱体側係止部を備え、前記弾性部は、内側部と、前記内側部と前記ヒンジ部との間に配された外側部と、を備え、前記扉側係止部と前記箱体側係止部とが係止される力により、前記弾性部が前記開口周辺部に弾性変形しつつ押し付けられる構成とされ、前記閉状態のときに、前記扉側係止部が前記箱体側係止部に係止していない状態では、前記内側部は、前記外側部よりも弾性変形していない、貯蔵庫である。
【0007】
このような貯蔵庫によると、扉側係止部と箱体側係止部の係止に伴い、扉本体部の後面を囲む形で配された弾性部が箱体の開口周辺部に押し付けられる。これにより、弾性部が弾性変形して箱体の開口周辺部に密着するので、箱体と扉の間を弾性部により密閉状態で塞ぐことができる。よって、扉側係止部が箱体側係止部に係止した状態では、箱体と扉の間を気体が往来することを抑制できる。また、このような貯蔵庫によると、扉を回動させて、箱体の開口を開いた状態(開状態)から閉状態にするときは、まず、弾性部において開口周辺部への押し付けが弱い(もしくは開口周辺部に押し付けられていない)内側部が敢えて残るようにし(内側部が外側部よりも弾性変形していない状態となるようにし)、次いで、扉側係止部と箱体側係止部を係止して、内側部を含む弾性部全体を箱体の開口周辺部に押し付ける。これにより、弾性部の開口周辺部への押し付けを段階的に行うことができ、扉の開閉時にかかる使用者の負担を軽減し、箱体と扉の隙間を上手く塞ぐことができる。
【0008】
上記構成において、前記扉は、使用者に把持される把持部と、前記扉側係止部と前記把持部とを回動可能に接続する軸部と、を備え、前記把持部の回動によって前記扉側係止部が前記軸部を軸として回動しつつ前記箱体側係止部に係止されることで、前記扉が前記開口に引き寄せられて前記弾性部が前記開口周辺部に押し付けられることとしてもよい。
【0009】
このような貯蔵庫によると、把持部を力点とし、軸部を支点とし、扉側係止部を作用点とすることで、てこの原理を働かせることができるので、扉側係止部と箱体側係止部の係止や、弾性部の開口周辺部への押し付けに必要な力を、軽減することができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、扉と他部材との間を密閉状態で塞ぐことができる貯蔵庫の提供が可能となる。また、使用者の負担を軽減できる貯蔵庫の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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