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公開番号
2024154892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069104
出願日
2023-04-20
発明の名称
貯蔵庫
出願人
ホシザキ株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
F25D
21/06 20060101AFI20241024BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】蒸発器の温度を検知する温度センサを備えていなくても、貯蔵庫の設置環境や使い方に合わせて適切な頻度で除霜できること。
【解決手段】再加熱カートユニット10であって、冷温蔵室R1と、圧縮機50及び第1蒸発器52Aを有し、冷温蔵室R1内を冷却する冷却ユニット44と、冷温蔵室R1内の温度を検知する庫内サーミスタ71Aと、制御部60と、を備え、制御部60は、冷却ユニット44の冷却能力を監視し、冷却ユニット44の冷却能力の低下が10分以上継続すると第1蒸発器52Aの除霜処理を開始し、庫内サーミスタ71Aによって検知された冷温蔵室R1内の温度が所定の除霜終了温度まで上昇すると除霜処理を終了する、再加熱カートユニット10。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
貯蔵庫であって、
貯蔵室と、
圧縮機及び蒸発器を有し、前記貯蔵室内を冷却する冷却装置と、
前記貯蔵室内の温度を検知する温度センサと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記冷却装置の冷却能力を監視し、前記冷却装置の冷却能力の低下が第1所定時間以上継続すると前記蒸発器の除霜処理を開始し、前記温度センサによって検知された前記貯蔵室内の温度が所定の除霜終了温度まで上昇すると前記除霜処理を終了する、貯蔵庫。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の貯蔵庫であって、
前記制御部は、前記圧縮機を運転して前記蒸発器に冷媒を供給しているときに前記貯蔵室内の温度が低下しない状態が前記第1所定時間以上継続した場合に、前記冷却装置の冷却能力の低下が前記第1所定時間以上継続したと判断する、貯蔵庫。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の貯蔵庫であって、
前記除霜処理が終了してから次回の前記除霜処理を開始するまでに空けるべき最小の時間を最小除霜間隔と定義した場合に、
前記制御部は、前回の前記除霜処理が終了してから前記最小除霜間隔以上の時間が経過しており、且つ、前記冷却装置の冷却能力の低下が前記第1所定時間以上継続した場合に前記除霜処理を開始する、貯蔵庫。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の貯蔵庫であって、
前記貯蔵室内を加熱する加熱装置を更に備え、
前記貯蔵室内の冷却を開始してから第2所定時間が経過した時から前記貯蔵室の加熱開始時刻の第3所定時間前までの期間を除霜優先期間と定義した場合に、
前記制御部は、前記除霜優先期間において、前記冷却装置の冷却能力の低下が前記第1所定時間以上継続した場合に前記除霜処理を開始する、貯蔵庫。
【請求項5】
請求項4に記載の貯蔵庫であって、
前記制御部は、前記加熱開始時刻の第4所定時間前に前記除霜処理を強制的に開始し、
前記除霜処理が終了してから次回の前記除霜処理を開始するまでに空けるべき最小の時間を最小除霜間隔と定義した場合に、前記第3所定時間は、前記最小除霜間隔と前記第4所定時間とを合計した時間である、貯蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、貯蔵室と、貯蔵室内を冷却する冷却装置と、を備える貯蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1に記載の冷温蔵装置(貯蔵庫に相当)は、トレイを収納するカートと、同カートを出し入れ可能に格納するステーションとを備えている。当該冷温蔵装置はステーションにカートが格納されるとステーション内が左右に仕切られて冷蔵室(貯蔵室に相当)および温蔵室(貯蔵室に相当)が区画形成される。当該冷温蔵装置は冷蔵室及び温蔵室を冷却する冷却装置と、温蔵室を加熱する加熱装置とを備えている。温蔵室に収容された温食は冷却装置によって冷蔵保存され、予め設定されている加熱開始時刻になると加熱装置によって再加熱されて配膳される。冷温蔵装置は再加熱カートとも称される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6502773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却装置は蒸発器に霜が付着すると冷却能力が低下する。このため、冷却装置によって貯蔵室内を冷却する貯蔵庫は、蒸発器に付着した霜を溶かす除霜処理を行っている。
例えば、特許文献1に記載の冷温蔵装置は、加熱開始時刻の第1所定時間前である第1開始時刻に冷却装置の除霜処理を開始している。そして、当該冷温蔵装置は、第1開始時刻の前の期間においては、第1開始時刻を起点として第2所定時間ずつ遡った時刻(第2開始時刻)に除霜処理を開始している。すなわち、当該冷温蔵装置は所定の時間間隔(第2所定時間間隔)で除霜処理を開始している。特許文献1では第2所定時間として4時間が例示されている。
【0005】
特許文献1に記載の冷温蔵装置は、上述した除霜処理において、圧縮機を停止することで蒸発器を除霜している。圧縮機を停止すると温蔵室内の温度が上昇するため、上昇した温度によって蒸発器が除霜される。当該冷温蔵装置は蒸発器の温度を検知する温度センサを備えておらず、温蔵室内の温度を検知する温度センサによって除霜処理の終了を判断している。具体的には、温蔵室内の温度が除霜終了温度に達すると、蒸発器が除霜されたと見做して除霜処理を終了している。
しかしながら、特許文献1に記載の冷温蔵装置は、冷温蔵装置の設置環境や使い方に合わせて適切な頻度で除霜する上で改善の余地があった。
【0006】
本明細書では、蒸発器の温度を検知する温度センサを備えていなくても、貯蔵庫の設置環境や使い方に合わせて適切な頻度で除霜できる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
貯蔵庫であって、貯蔵室と、圧縮機及び蒸発器を有し、前記貯蔵室内を冷却する冷却装置と、前記貯蔵室内の温度を検知する温度センサと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記冷却装置の冷却能力を監視し、前記冷却装置の冷却能力の低下が第1所定時間以上継続すると前記蒸発器の除霜処理を開始し、前記温度センサによって検知された前記貯蔵室内の温度が所定の除霜終了温度まで上昇すると前記除霜処理を終了する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、蒸発器の温度を検知する温度センサを備えていなくても、貯蔵庫の設置環境や使い方に合わせて適切な頻度で除霜できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1である再加熱カートユニットの分解斜視図
再加熱カートユニットの斜視図
カートの斜視図
カートの正面図
フレームカートの斜視図
再加熱カートユニットの正面断面図
再加熱カートユニットの電気的構成を示すブロック図
再加熱カートユニットの運転モードを説明するための模式図
冷温蔵室の冷却優先期間及び除霜優先期間を説明するための模式図
除霜処理を開始する処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施態様の概要を列挙して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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