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公開番号2024087612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202530
出願日2022-12-19
発明の名称掃除機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 9/28 20060101AFI20240624BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ユーザが希望する運転強度で掃除機構に運転を開始させることができる掃除機を提供する。
【解決手段】掃除機は、運転を行う掃除機構と、前記掃除機構の複数の状態の各々について前記掃除機構の複数の運転強度に含まれる各運転強度で前記掃除機構に前記運転を行わせた前記各運転強度の累積運転時間を記憶し、前記掃除機構が前記複数の状態に含まれる状態になった場合に、前記状態について記憶した最長の累積運転時間を有する運転強度に基づいて前記掃除機構に前記運転を行わせる制御部と、を備える。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
運転を行う掃除機構と、
前記掃除機構の複数の状態の各々について前記掃除機構の複数の運転強度に含まれる各運転強度で前記掃除機構に前記運転を行わせた前記各運転強度の累積運転時間を記憶し、前記掃除機構が前記複数の状態に含まれる状態になった場合に、前記状態について記憶した最長の累積運転時間を有する運転強度に基づいて前記掃除機構に前記運転を行わせる制御部と、
を備える掃除機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記掃除機構は、掻き出し機構を備え、
前記運転は、被掃除面からの塵芥の掻き出しを含み、
前記掃除機構の複数の状態は、前記掻き出し機構の複数の状態をそれぞれ含む
請求項1に記載の掃除機。
【請求項3】
前記掻き出し機構は、
前記被掃除面に接触する回転ブラシと、
電流が供給され、前記回転ブラシを回転させるブラシモータと、
を備え、
前記掻き出し機構の複数の状態は、前記電流の電流値が複数の電流値の区間に属する状態をそれぞれ含む
請求項2に記載の掃除機。
【請求項4】
前記制御部は、前記回転ブラシが第1から第nまでの被掃除面に接触している間に前記ブラシモータに前記回転ブラシを回転させた場合に前記ブラシモータにそれぞれ流れる第1から第nまでの電流の電流値から前記複数の電流値の区間を設定する設定モードに遷移することができる
請求項3に記載の掃除機。
【請求項5】
前記掃除機構は、送風機を備え、
前記運転は、被掃除面から塵芥を吸い上げる風の送風を含み、
前記掃除機構の複数の運転強度は、前記送風機の複数の運転強度をそれぞれ含む
請求項1から4までのいずれかに記載の掃除機。
【請求項6】
前記掃除機構は、掻き出し機構を備え、
前記運転は、被掃除面からの塵芥の掻き出しを含み、
前記掃除機構の複数の運転強度は、前記掻き出し機構の複数の運転強度をそれぞれ含む
請求項1から4までのいずれかに記載の掃除機。
【請求項7】
前記制御部は、前記掃除機構が前記状態になった場合に、前記状態で前記掃除機構に前記運転を行わせた総運転時間が設定された時間より短いときは、初期設定の運転強度に基づいて前記掃除機構に前記運転を行わせ、前記総運転時間が前記設定された時間より長いときは、前記最長の累積運転時間を有する運転強度に基づいて前記掃除機構に前記運転を行わせる
請求項1から4までのいずれかに記載の掃除機。
【請求項8】
操作を受け付ける操作部を備え、
前記制御部は、前記掃除機構が前記状態になった場合に、前記掃除機構に前記運転を行わせている間に前記操作が受け付けられるのに応答して、前記掃除機構に前記運転を行わせたまま、前記掃除機構の運転強度を示す情報を記憶し、次回以降に前記掃除機構に前記運転を行わせる場合に前記掃除機構が前記状態になったときに、前記情報に基づいて前記掃除機構に前記運転を行わせる
請求項1から4までのいずれかに記載の掃除機。
【請求項9】
前記操作部は、キーを備え、前記キーを短押しする第1の操作を受け付け、
前記操作は、前記キーを長押しする第2の操作であり、
前記制御部は、前記第1の操作が受け付けられるのに応答して、前記情報を記憶する処理以外の処理を行う
請求項8に記載の掃除機。
【請求項10】
前記操作部は、第1のキー及び第2のキーを備え、前記第1のキーを押す第1の操作を受け付け、
前記操作は、前記第2のキーを押す第2の操作であり、
前記制御部は、前記第1の操作が受け付けられるのに応答して、前記情報を記憶する処理以外の処理を行う
請求項8に記載の掃除機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、掃除機に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電気掃除機を開示する。当該電気掃除機においては、電動送風機の強モード、中モード及び弱モードの累積運転時間が計測される。また、累積運転時間が最も長い動作モードが、次回の起動時に電動送風機の動作モードに設定される(段落0017,0023,0045及び0046)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-045653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された電気掃除機においては、次回の起動時の電動送風機の動作モードが、累積運転時間が最も長い動作モードに設定される。しかし、ユーザが希望する電動送風機の動作モードは、被掃除面の種別等によって異なる。このため、特許文献1に開示された電気掃除機においては、次回の起動時の電動送風機の動作モードをユーザが希望する動作モードに設定することができない可能性がある。
【0005】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、ユーザが希望する運転強度で掃除機構に運転を開始させることができる掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の掃除機は、運転を行う掃除機構と、前記掃除機構の複数の状態の各々について前記掃除機構の複数の運転強度に含まれる各運転強度で前記掃除機構に前記運転を行わせた前記各運転強度の累積運転時間を記憶し、前記掃除機構が前記複数の状態に含まれる状態になった場合に、前記状態について記憶した最長の累積運転時間を有する運転強度に基づいて前記掃除機構に前記運転を行わせる制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の掃除機を模式的に図示する斜視図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる本体を模式的に図示する断面図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる操作部を模式的に図示する平面図である。
第1実施形態の掃除機の制御系のブロック図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部に記憶される第1の情報の例を説明する図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部に記憶される第2の情報の例を説明する図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる第1の変更キー及び第2の変更キーを押すことによる、当該掃除機に備えられる掃除機構の状態の遷移を説明する図である。
第1実施形態の掃除機に備えられるキーを押すことによる、当該掃除機に備えられる掃除機構の状態の遷移を説明する図である。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により行われる、設定モードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第1のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第1のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第1のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第1のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第1のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第2のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第2のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第2のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第2のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の掃除機に備えられる制御部により運転中に行われる、第2のモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態の掃除機に備えられる第1の変更キー及び第2の変更キーを押すことによる、当該掃除機に備えられる掃除機構の状態の遷移を説明する図である。
第3実施形態の掃除機に備えられる操作部のブロック図である。
第3実施形態の掃除機に備えられる第1のキー及び第2のキーを押すことによる、当該掃除機に備えられる掃除機構の状態の遷移を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0009】
1 第1実施形態
1.1 掃除機の構造
図1は、第1実施形態の掃除機を模式的に図示する斜視図である。
【0010】
図1に図示される第1実施形態の掃除機1は、被掃除面から塵芥を掻き出し、被掃除面から塵芥を吸い上げる。掃除機1は、第1のモード及び第2のモードを有する。掃除機1は、第1のモードにおいては、過去の運転の履歴に基づいて運転を開始する際の運転強度を自動的に決定する。掃除機1は、第2のモードにおいては、現在の運転強度を記憶することを指示する操作を受け付け、次回以降に運転を開始する際の運転強度を記憶した運転強度にする。
(【0011】以降は省略されています)

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