TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024083558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024064079,2020046124
出願日2024-04-11,2020-03-17
発明の名称動画像復号装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04N 19/70 20140101AFI20240614BHJP(電気通信技術)
要約【課題】参照ピクチャリストの管理において、参照ピクチャ数が0であるという参照ピクチャリスト構造が定義できるため、参照ピクチャが不定になってしまうという課題があった。
【解決手段】複数の参照ピクチャリスト構造を復号し、ピクチャ単位あるいはスライス単位で、前記複数の参照ピクチャリスト構造から一つの参照ピクチャリスト構造を選択するインター予測部を有し、前記複数の参照ピクチャリスト構造においては、すべての参照ピクチャ数は1以上とする。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
動画像復号装置であって、
重み予測情報がピクチャヘッダにあるか否かを示す第1のフラグと、重み予測がBスライスに適用されるか否かを示す第2のフラグと、重み係数を導出するための第1のシンタックス要素と、少なくとも参照ピクチャリスト1に含まれるエントリの数を示す第2のシンタックス要素と、を復号するパラメータ復号部と、
インター予測パラメータを導出する予測パラメータ導出部と、
前記インター予測パラメータおよび参照ピクチャに基づいて補間画像を生成する動き補償部と、
前記第1のシンタックス要素を用いて前記重み係数を導出し、前記補間画像および前記重み係数を用いて予測画像を生成する重み予測部と、を備え、
前記パラメータ復号部は、前記第1のフラグおよび前記第2のフラグに基づいて前記参照ピクチャリスト1に含まれるエントリに対してシグナルされる重みの数を示す第3のシンタックス要素を復号し、
前記重み予測部は、前記第3のシンタックス要素が復号されない場合に前記参照ピクチャリスト1に含まれるエントリに対してシグナルされた前記重みの数を示す変数NumWeightsL1を0に等しくなるように設定し、
前記重み予測部は、前記変数NumWeightsL1の値が0に等しい場合、前記参照ピクチャリスト1のための前記重み係数に2の前記第1のシンタックス要素のべき乗値を設定することを特徴とする動画像復号装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記重み予測部は、前記第1のフラグが、前記重み予測情報が前記ピクチャヘッダに存在することを示し、前記第2のフラグが、前記重み予測が前記Bスライスに適用されることを示し、かつ前記第2のシンタックス要素の値が0に等しい場合、前記変数NumWeightsL1を0に等しく設定することを特徴とする請求項1に記載の動画像復号装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、予測画像生成装置、動画像復号装置、および動画像符号化装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
動画像を効率的に伝送または記録するために、動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、および、当該符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が用いられている。
【0003】
具体的な動画像符号化方式としては、例えば、H.264/AVCやH.265/HEVC(High-Efficiency Video Coding)方式などが挙げられる。
【0004】
このような動画像符号化方式においては、動画像を構成する画像(ピクチャ)は、画像を分割することにより得られるスライス、スライスを分割することにより得られる符号化ツリーユニット(CTU:Coding Tree Unit)、符号化ツリーユニットを分割することで得られる符号化単位(符号化ユニット(Coding Unit:CU)と呼ばれることもある)、及び、符号化単位を分割することより得られる変換ユニット(TU:Transform Unit)からなる階層構造により管理され、CU毎に符号化/復号される。
【0005】
また、このような動画像符号化方式においては、通常、入力画像を符号化/復号することによって得られる局所復号画像に基づいて予測画像が生成され、当該予測画像を入力画像(原画像)から減算して得られる予測誤差(「差分画像」または「残差画像」と呼ぶこともある)が符号化される。予測画像の生成方法としては、画面間予測(インター予測)、および、画面内予測(イントラ予測)が挙げられる。
【0006】
また、近年の動画像符号化及び復号の技術として非特許文献1が挙げられる。
【0007】
非特許文献1においては、インター予測のための参照ピクチャリストの管理において、複数の参照ピクチャリストを定義して、それを参照して用いる仕組みが採用されている。また、重み予測において、明示的に重みの数を定義する手法が採用されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
"Versatile Video Coding (Draft 8)", JVET-P2001-vE, Joint Video Exploration Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11, 2020-3-12
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、非特許文献1では、参照ピクチャリストの管理において、参照ピクチャ数が0であるという参照ピクチャリスト構造が定義できるため、参照ピクチャが不定になってしまうという課題がある。
【0010】
また、定義している参照ピクチャリスト構造のうち、実際に予測に用いる参照ピクチャ数をスライスヘッダでは定義できるが、ピクチャヘッダでは定義できないという課題がある。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

シャープ株式会社
冷蔵庫
1か月前
シャープ株式会社
加湿器
5日前
シャープ株式会社
表示装置
17日前
シャープ株式会社
照明装置
20日前
シャープ株式会社
照明装置
9日前
シャープ株式会社
表示方法
16日前
シャープ株式会社
ドライヤ
1か月前
シャープ株式会社
処理装置
1か月前
シャープ株式会社
加熱調理機
1か月前
シャープ株式会社
空気調和機
10日前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
24日前
シャープ株式会社
ヘアドライヤ
9日前
シャープ株式会社
画像処理装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
ファクシミリ装置
1か月前
シャープ株式会社
太陽電池モジュール
17日前
シャープ株式会社
太陽電池モジュール
17日前
シャープ株式会社
システム及び端末装置
1か月前
シャープ株式会社
バックライトユニット
1か月前
シャープ株式会社
管理サーバ及び管理方法
24日前
シャープ株式会社
通信装置および通信方法
1か月前
シャープ株式会社
管理サーバ及び管理方法
24日前
シャープ株式会社
スタンドおよび表示装置
9日前
シャープ株式会社
風向調整装置及び空気調和機
1か月前
シャープ株式会社
動画像符号化装置、復号装置
1か月前
シャープ株式会社
二成分現像剤及び画像形成装置
10日前
シャープ株式会社
自動走行装置及び自動走行方法
1か月前
シャープ株式会社
情報処理装置およびその制御方法
1か月前
シャープ株式会社
印刷装置、及び印刷装置の制御方法
17日前
シャープ株式会社
ハーフブリッジ回路および電源装置
9日前
シャープ株式会社
IMS分析装置及びIMS分析方法
26日前
シャープ株式会社
端末装置、基地局装置および通信方法
20日前
シャープ株式会社
端末装置、基地局装置、方法、集積回路
1か月前
シャープ株式会社
表示装置、画像処理装置、及び表示方法
1か月前
シャープ株式会社
動画像復号装置および動画像符号化装置
2日前
続きを見る