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公開番号2024116499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022158
出願日2023-02-16
発明の名称端末装置、基地局装置、方法、集積回路
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04W 24/10 20090101AFI20240821BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サイドリンク通信において通信制御を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、方法及び集積回路を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、中継端末装置を介して基地局装置gNB102と通信をする端末装置UE122は、中継端末装置から取得した情報、中継端末装置から受信した参照信号の受信電力および測定用パラメータに含まれる閾値とに基づいて、一部または全部の測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中継端末装置、および中継端末装置を介して基地局装置と通信をする端末装置であって、
前記基地局装置によって設定される測定用パラメータを受信する受信部と、
前記測定用パラメータに基づいて、一つまたは複数の測定対象の参照信号受信電力を測定する測定部と、
前記測定部において測定された前記参照信号受信電力に基づいて測定報告メッセージを生成する処理部と、
前記測定報告メッセージを前記中継端末装置を介して前記基地局装置に送信する送信部と、を備え、
前記受信部は、さらに前記中継端末装置から第1の情報を受信し、
前記処理部は、
前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力、前記第1の情報、および前記測定用パラメータに含まれる閾値に基づいて、一部または全部の前記測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断する
端末装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記処理部は、
前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力が、前記測定用パラメータに含まれる閾値を下回っていること、または前記第1の情報が前記中継端末装置から通知されていること、の何れか、または両方の条件を満たしていることに基づいて、一部または全部の前記測定対象の参照信号受信電力の測定を実行すると判断し、
前記中継端末装置から受信した参照信号受信電力が、前記測定用パラメータに含まれる閾値を上回ること、および前記第1の情報が前記中継端末装置から通知されていないことに基づいて、一部または全部の前記測定対象の参照信号受信電力の測定を実行しないと判断する
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
中継端末装置、および中継端末装置を介して端末装置と通信をする基地局装置であって、
前記端末装置に対して設定する、サイドリンク通信における参照信号受信電力の第1の測定用パラメータを生成し、さらに、前記中継端末装置に対して設定する、前記中継端末装置が前記端末装置に第1の情報を通知するか否かを判断するために用いられる第2の測定用パラメータを生成する処理部と、
前記第1の測定用パラメータを前記中継端末装置を介して前記端末装置に送信し、前記第2の測定用パラメータを前記中継端末装置に送信する送信部と、を備え、
前記処理部は、
前記第1の測定用パラメータに閾値を含め、
前記端末装置に、前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力と、前記閾値と、前記第1の情報が前記中継端末装置から通知されているか否かに基づいて、一部または全部の測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断させる
基地局装置。
【請求項4】
中継端末装置、および中継端末装置を介して基地局装置と通信をする端末装置に適用される方法であって、
前記基地局装置によって設定される測定用パラメータを受信するステップと、
前記中継端末装置から第1の情報を受信するステップと、
前記測定用パラメータに基づいて、一つまたは複数の測定対象の参照信号受信電力を測定するステップと、
前記測定された前記参照信号受信電力に基づいて測定報告メッセージを生成するステップと、
前記測定報告メッセージを前記中継端末装置を介して前記基地局装置に送信するステップと、を備え、
前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力、前記第1の情報、および前記測定用パラメータに含まれる閾値、に基づいて、一部または全部の前記測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断する
方法。
【請求項5】
中継端末装置、および中継端末装置を介して基地局装置と通信をする端末装置に実装される集積回路であって、
前記基地局装置によって設定される測定用パラメータを受信する機能と、
前記中継端末装置から第1の情報を受信する機能と、
前記測定用パラメータに基づいて、一つまたは複数の測定対象の参照信号受信電力を測定する機能と、
前記測定された前記参照信号受信電力に基づいて測定報告メッセージを生成する機能と、
前記測定報告メッセージを前記中継端末装置を介して前記基地局装置に送信する機能と、を前記端末装置に発揮させ、
前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力、前記第1の情報、および前記測定用パラメータに含まれる閾値、に基づいて、一部または全部の前記測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断する
集積回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、基地局装置、方法、集積回路に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ移動通信システムの標準化プロジェクトである、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP[登録商標])において、無線アクセス、コア網、サービス等を含む、セルラ移動通信システムの技術検討および規格策定が行われている。
【0003】
例えば、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、3GPPにおいて、第3.9世代および第4世代向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討および規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、E-UTRAの拡張技術の技術検討および規格策定が行われている。なお、E-UTRAは、Long Term Evolution(LTE:登録商標)とも称し、拡張技術をLTE-Advanced(LTE-A)、LTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)と称することもある。
【0004】
また、NR(New Radio、またはNR Radio access)は、3GPPにおいて、第5世代(5th Generation:5G)向けセルラ移動通信システム向け無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)として、技術検討および規格策定が開始された。現在も3GPPにおいて、NRの拡張技術の技術検討および規格策定が行われている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.331 v17.0.0," NR; Radio Resource Control (RRC) protocol specification" pp70-116,pp218-223,pp316-1107
3GPP TS 38.321 v17.0.0, "NR; Medium Access Control (MAC) protocol specification" pp17-104
3GPP TS 38.213 v17.2.0, "NR; Physical layer procedures for control" pp14-20
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
3GPPにおいて、NRの拡張技術として、コアネットワークを介さずに、直接端末装置と端末装置が通信を行うサイドリンク(SL: sidelink)という技術が検討され、また、リレー端末装置がサイドリンクによる通信を提供することで、端末装置がリレー端末装置を介して基地局装置と通信を行う、UE-to-Networkリレー(U2N Relay)という技術、および、U2N Relayにおけるサービス継続性の強化の検討が開始されている。
【0007】
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、通信制御を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、方法、集積回路を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。
【0009】
(1)本発明の第1の態様は、中継端末装置、および中継端末装置を介して基地局装置と通信をする端末装置であって、前記基地局装置によって設定される測定用パラメータを受信する受信部と、前記測定用パラメータに基づいて、一つまたは複数の測定対象の参照信号受信電力を測定する測定部と、前記測定部において測定された前記参照信号受信電力に基づいて測定報告メッセージを生成する処理部と、前記測定報告メッセージを前記中継端末装置を介して前記基地局装置に送信する送信部と、を備え、前記受信部は、さらに前記中継端末装置から第1の情報を受信し、前記処理部は、前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力、前記第1の情報、および前記測定用パラメータに含まれる閾値、に基づいて、一部または全部の前記測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断する。
【0010】
(2)本発明の第2の態様は、中継端末装置、および中継端末装置を介して端末装置と通信をする基地局装置であって、前記端末装置に対して設定する、サイドリンク通信における参照信号受信電力の第1の測定用パラメータを生成し、さらに、前記中継端末装置に対して設定する、前記中継端末装置が前記端末装置に第1の情報を通知するか否かを判断するために用いられる第2の測定用パラメータを生成する処理部と、前記第1の測定用パラメータを前記中継端末装置を介して前記端末装置に送信し、前記第2の測定用パラメータを前記中継端末装置に送信する送信部と、を備え、前記処理部は、前記第1の測定用パラメータに閾値を含め、前記端末装置に、前記中継端末装置から受信した参照信号の受信電力と、前記閾値と、前記第1の情報が前記中継端末装置から通知されているか否かに基づいて、一部または全部の測定対象の参照信号受信電力の測定を実行するか否かを判断させる。
(【0011】以降は省略されています)

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