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公開番号2024108067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012349
出願日2023-01-30
発明の名称遠隔監視装置
出願人綜合警備保障株式会社
代理人個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20240802BHJP(電気通信技術)
要約【課題】監視エリアに設定されている監視セクションでの監視が他の遠隔監視装置で可能な場合、当該監視セクションの監視を他の遠隔監視装置に引き継がせる。
【解決手段】遠隔監視装置は、監視エリアを撮像すると共に前記撮像により取得した画像データを送信する複数の撮像部の各々により送信された前記画像データを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記複数の撮像部の各々の前記画像データに基づいて、前記監視エリアを表示する表示部と、前記表示されている前記監視エリアに設定されている監視セクションでの監視が継続不可能な場合、当該監視セクションの監視を引継ぎさせるための情報を、他の監視員の遠隔監視装置に送信する送信部と、を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
監視セクションが複数設定された少なくとも1つの監視エリアを撮像すると共に前記撮像により取得した画像データを送信する複数の撮像部の各々により送信された前記画像データを受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記複数の撮像部の各々の前記画像データに基づいて、前記少なくとも1つの監視エリアを表示する表示部と、
前記表示されている前記少なくとも1つの監視エリアに設定されている前記監視セクションの監視が他の監視員の遠隔監視装置で可能な場合、当該監視セクションの監視を引継ぎさせるための情報を、前記他の監視員の遠隔監視装置に送信する送信部と、
を備える遠隔監視装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記送信部は、前記監視が前記他の監視員の遠隔監視装置で可能であり且つ前記監視が継続不可能な場合に、前記情報を送信し、
前記監視が継続不可能な場合は、
前記少なくとも1つの監視エリアに設定された複数の前記監視セクションの各々に同時に異常事象が発生している第1の場合、
前記表示部に前記監視エリアの異なる複数の前記監視セクションが所定時間毎に選択的に切り替えて表示される場合に、表示中の前記監視セクションに表示されている異常事象への対処が完了する前に、次に別の前記監視セクションに表示を切り替える第2の場合、および、
前記監視セクションに自装置の能力では対処できない異常事象が発生している第3の場合の少なくとも何れか1つである、
請求項1に記載の遠隔監視装置。
【請求項3】
前記監視を継続させる前記監視セクションは、
前記第1の場合では、対処の優先度が高い異常事象が発生している監視セクションであり、
前記第2の場合では、前記別の監視セクションであり、
前記第3の場合では、前記自分の能力では対処できない異常事象が発生している監視セクションである、
請求項2に記載の遠隔監視装置。
【請求項4】
監視セクションが複数設定された少なくとも1つの監視エリアを撮像すると共に前記撮像により取得した画像データを送信する複数の撮像部の各々により送信された前記画像データを受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記複数の撮像部の各々の前記画像データに基づいて、前記少なくとも1つの監視エリアを表示する表示部と、
前記少なくとも1つの監視エリアに設定された複数の前記監視セクションの各々に同時に異常事象が発生している場合、当該発生している異常事象の内容に基づく優先順位に従って、前記複数の監視セクションの異常事象に対処する順番を決定し、決定された順番で異常事象に対処する対処部と、
を備える遠隔監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、遠隔監視装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、視点位置(カメラ位置)を用いて処理対象となる監視エリアの3次元モデルから生成した2次元投影画像の所定領域に、当該カメラで撮像した撮像画像を合成する技術が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開第2013-214944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来技術では、監視エリアでの監視が他の遠隔監視装置で可能な場合でも、当該監視セクションの監視を他の遠隔監視装置に引き継がせることができない。
【0005】
また、異なる複数の異常事象が同時に発生している場合、当該発生している複数の異常事象に適切に対処することができない。
【0006】
本開示の技術は、監視エリアに設定されている監視セクションでの監視が他の遠隔監視装置で可能な場合、当該監視セクションの監視を他の遠隔監視装置に引き継がせることができる遠隔監視装置を提供することを第1の目的とする。
【0007】
本開示の技術は、少なくとも1つの監視エリアに設定された複数の監視セクションの各々に同時に異常事象が発生している場合、当該発生している複数の異常事象に適切に対処することができる遠隔監視装置を提供することを第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記第1の目的を達成するため本開示の技術の第1の態様の遠隔監視装置は、監視エリアを撮像すると共に前記撮像により取得した画像データを送信する複数の撮像部の各々により送信された前記画像データを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記複数の撮像部の各々の前記画像データに基づいて、前記監視エリアを表示する表示部と、前記表示されている前記監視エリアに設定されている監視セクションでの監視が継続不可能な場合、当該監視セクションの監視を引継ぎさせるための情報を、他の監視員の遠隔監視装置に送信する送信部と、を備える。
【0009】
上記第2の目的を達成するため本開示の技術の第2の態様の遠隔監視装置は、監視セクションが複数設定された少なくとも1つの監視エリアを撮像すると共に前記撮像により取得した画像データを送信する複数の撮像部の各々により送信された前記画像データを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記複数の撮像部の各々の前記画像データに基づいて、前記少なくとも1つの監視エリアを表示する表示部と、前記少なくとも1つの監視エリアに設定された複数の前記監視セクションの各々に同時に異常事象が発生している場合、当該発生している異常事象の内容に基づく優先順位に従って、前記複数の監視セクションの異常事象に対処する順番を決定し、決定された順番で異常事象に対処する対処部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の技術の第1の態様は、監視エリアに設定されている監視セクションでの監視が他の遠隔監視装置で可能な場合、当該監視セクションの監視を他の遠隔監視装置に引き継がせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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