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公開番号2024085591
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200183
出願日2022-12-15
発明の名称バルブ
出願人株式会社ディスコ
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F16K 3/314 20060101AFI20240620BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】弁箱及び回転駆動源の双方を固定することが可能なバルブであって、リードスクリューを含むバルブと比較して、構造が簡易であるとともに小型かつ安価なバルブを提供する。
【解決手段】回転駆動源の動作に応じて流体の流量を調整可能なバルブであって、一端が流入口となり、かつ、他端が流出口となる流路と、流路に連通するねじ穴と、が形成されている弁箱と、ねじ穴に螺合するねじ部を有する弁棒と、弁棒の先端に設けられ、かつ、弁箱の内側に位置付けられている弁体と、一端が弁棒の基端に接続されている弾性部材と、を備え、弾性部材は、回転駆動源の動作に応じて弁棒を回転させることによってねじ穴の深さ方向に沿って弁体を移動させるとともに、ねじ穴の深さ方向における弁体の移動に伴って変形可能であり、ねじ穴の深さ方向における弁体の位置に応じて流路を流れる流体の流量が調整される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転駆動源の動作に応じて流体の流量を調整可能なバルブであって、
一端が流入口となり、かつ、他端が流出口となる流路と、該流路に連通するねじ穴と、が形成されている弁箱と、
該ねじ穴に螺合するねじ部を有する弁棒と、
該弁棒の先端に設けられ、かつ、該弁箱の内側に位置付けられている弁体と、
一端が該弁棒の基端に接続されている弾性部材と、を備え、
該弾性部材は、該回転駆動源の動作に応じて該弁棒を回転させることによって該ねじ穴の深さ方向に沿って該弁体を移動させるとともに、該ねじ穴の該深さ方向における該弁体の移動に伴って変形可能であり、
該ねじ穴の該深さ方向における該弁体の位置に応じて該流路を流れる該流体の流量が調整されるバルブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転駆動源の動作に応じて流体の流量を調整可能なバルブに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
切削装置又は研削装置等の加工装置においては、被加工物と加工具(例えば、切削ブレード又は研削ホイール等)との接触界面(加工点)に加工液(例えば、水)が供給された状態で被加工物が加工される。これにより、摩擦熱による被加工物及び加工具の加熱を抑制するとともに、加工屑を洗い流すことができる。
【0003】
加工装置には、一般的に、加工液の流量を調整するためのバルブ、例えば、ニードルバルブが設けられている。ニードルバルブは、一般的に、一端が流入口となり、かつ、他端が流出口となる流路と、流路に連通するねじ穴と、が形成されている弁箱と、ねじ穴に螺合するねじ部を有する弁棒と、弁棒の先端に設けられ、かつ、弁箱の内側に位置付けられているニードル(弁体)とを含む。
【0004】
また、弁棒の基端は、例えば、ステッピングモータ等の回転駆動源に接続されている。そして、このニードルバルブにおいては、回転駆動源の動作に応じて弁棒を回転させることによってねじ穴の深さ方向に沿って弁体が移動し、ねじ穴の深さ方向における弁体の位置に応じて流路を流れる流体の流量が調整される。
【0005】
この場合、弁体の移動に伴って弁箱及び/又は回転駆動源をねじ穴の深さ方向に沿って移動させる必要がある。すなわち、この場合、弁箱及び回転駆動源の双方を固定することができない。そのため、上述したニードルバルブ及び回転駆動源を含むように加工装置を構成する場合には、その設計が困難になるおそれがある。
【0006】
この点を踏まえて、一端が流入口となり、かつ、他端が流出口となる流路と、流路に連通する挿入口と、が形成されている弁箱と、先端側が挿入口に挿入され、かつ、基端側にリードスクリューが設けられている弁棒と、弁棒の先端に設けられ、かつ、弁箱の内側に位置付けられている弁体とを有するニードルバルブが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
そして、このニードルバルブの弁棒は、リードスクリューを介して、ステッピングモータ等の回転駆動源と接続されている。この場合、弁体の移動に伴って弁箱及び回転駆動源の双方を挿入口の深さ方向に沿って移動させる必要がない。すなわち、この場合、弁箱及び回転駆動源の双方を固定することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平1-169189号公報
特開平10-160034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
リードスクリューを含むようにバルブを構成する場合、このバルブが大型化するとともに高価になる。さらに、この場合、バルブの構造が複雑になるため、バルブが頻繁に故障するおそれがある。
【0010】
これらの点に鑑み、本発明の目的は、弁箱及び回転駆動源の双方を固定することが可能なバルブであって、リードスクリューを含むバルブと比較して、構造が簡易であるとともに小型かつ安価なバルブを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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